今日は、七十二候の第七十一候【水沢腹堅】です。
七十二候って、なに?
と思われる方も多いでしょうね。
私もあまり詳しくはありませんが・・・
二十四節気は、よく知られています。
旧暦の季節の区分で、太陽が真東から昇り、真西に沈む「春分」と「秋分」を起点に、
太陽が移動する黄道を24等分したものです。
一年間を約15日ごとに区切って、それぞれに「立春」「夏至」「小寒」など、自然の変化にふさわしい名前がつけられています。
この二十四節気をさらに3つに分け、それぞれに名前をつけたものが、七十二候です。
約5日ごとに草木や植物、昆虫の動向など、繊細な変化を表わしています。
古代中国で生まれた表現が日本に持ち込まれ、江戸時代の暦学者が日本の気候に合わせて改訂しました。
流れゆく季節を、自然の表現で表した素敵な節気です。
そして、今日の「水沢腹堅」は、沢の水に、厚い氷が張る頃を表わしています。
日本全国で、その年の最低気温の記録が作られるのもこの頃ですね。
天気予報では、明日は大寒波が到来するようです。
雪の予報も多いので、風邪など召されませんように、ご自愛くださいね。