083貿易を科学する:氷山の一角:物理的差_61. | tntのブログ

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83.貿易を科学する
最速で貿易事業の達人になる秘訣 -67-
「差」で稼ぐ貿易の法則」 -61- 【副業から起業編】


(前章までの内容)
この章では、「差」で稼ぐための貿易の
法則を実践的な例を交えながら解説して
います。


(本章では)
今回も、ミクロの世界の原子の仕組みを
参考に、商品の「差」の本質を明らかに
して、さまざまな提案を致します。


【貿易市場の見方】


前回より、「氷山」を仮想の貿易市場と
見ることを提案しています。


今、すでに見えている顕在市場より、
まだ、見えていない潜在市場を探すこと
を提案してきました。


しかし、このように見えていない市場を
探すのは簡単ではありません。


前章でも、「強い力」をヒントにすべく
バックナンバーのリストも再掲載の上、
提案を続けました。


【弱い力をヒントにする】②


今回は「弱い力」をヒントにした提案
に挑戦しています。


そこが、ヒントです。…前章からの続きです。


主役から脇役に転じる潜在市場に通用
する商品を探すには、そのような場が
必要ではないかということです。


脇役商品をいきなり、表舞台の顕在市場
に登場させたとしても、売れ筋商品にすぐ
なることは困難です。


そこで、ウイークボソン場のような場で
事前に試す必要があるのです。


具体的には、利益ベースではマイナスに
なることを覚悟の上での、価格の設定や
宣伝広告費の投資などが必要となる
でしょう。


中性子が陽子になるのに、マイナス電荷
のWボソンを媒介させたと同様の理由
です。
表舞台では、絶対に失敗できません。
主役が客の来ない演技をすることは
ありえません。利益が必要です。


しかし、このWボソンの場では、
可能です。このような損も覚悟の上での
で場だからす。


単に、市場投入前の実験販売をしてから
顕在市場に出品しようということでは
ありません。


仮想の主役販売の場を徹底して作り上げ
ることを提案したいのです。


そのためには表舞台で主役を演じる商品
以上の演出や台本が必要となります。


そして、この仮舞台で失敗した場合は、
表舞台である、顕在市場に出ることは
できません。


中性子が陽子に変身する-ベータ崩壊
は主役が脇役に昇進することです。


尚、このウイークボソン場には、
現役の主役商品も登場します。
脇役への降格候補の主役商品です。
この場には、陽子を中性子に変換する
ベータ+のWボソンも存在するからです。


この場は、野球で言う「二軍」です。
売れ筋のレギュラーの選手でも
ケガなどで故障者リストに入ると
一軍に戻る前に、まず二軍で調整
します。


尚、Zボソンという電荷ゼロの粒子も
あります。
この影響を受けた場合は、
変化はありません。


3種類の電荷を持つボソンの関わり具合
で主役か脇役か現状維持かが決定され
ます。


ここで、まとめます。


①弱い力は、氷山に例えると海面下の
根元の部分にある場で発揮される力。


②ここに潜在している脇役商品は、
この場で試されることで、主役商品に
抜擢されることができる。


③一方、ここに一時的に潜在している
主役商品は、脇役商品に降格されること
がある。


④この場には、商品の存続を賭けた
商品同士の勝負の場所であり、
場に用意されたどのボソンに反応する
かでその運命が決まる。


⑤従って、この弱い力の場からこそ、
潜在商品や潜在市場が生まれる。


尚、この弱い力というのは、強い力に
比べて弱い力という意味であり、その場
そのものが弱いという意味では
ありません。


主役交代が促される競合の場です。
そして、この場を通過しない限り表舞台に
立てないという厳しい舞台でもあります。

そして、新商品開発や、新市場の開拓に
必要なステップをこの弱い力の場で
試すことになります。