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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

7月15日、芦屋市に行って来ました。

依頼者は、リピーターのIさんです。

今回は、家猫に迎えるためにTNR済の猫さんを保護する依頼です。
その子は、白黒猫さんです。


配食時間は、22時頃のため、依頼時間は、20時からとなりました。
私は、単独で現場へ行き、19時40分から準備を始めました。

その後、Iさんがいらっしゃったので、仕掛内にご飯を入れていただきました。

20時45分、ターゲットがスタスタと仕掛けに向かってやって来ました。

が、急にあわてて、民家のガレージにある車の下に逃げ込みました。

親子の3人連れが来たからです。

この現場は、人通りが多く、車の往来も多いのです。

21時半に白黒猫さんは、車の下から出て来ました。

しかし、また、家族連れがやって来ました。

22時前になると急に人通りが少なくなりました。

Iさんは、仕掛内のご飯を新鮮な缶詰に入れ替えて下さいました。

車の下のターゲットは、ニャアニャアと鳴きながら、仕掛けに向かいました。

そして、そのままストレートに仕掛けに入り、ご飯を食べ始めました。

ロックしました。


実は、Iさんは、数日前にこの現場で、いつも溝に入ったままご飯を待つ猫さんを保護されました。

この子は、全盲でした。

そのため、今回保護した白黒猫さんが、この全盲猫さんに配食時間を知らせるなどのお世話をしていたそうです。
また、仲良しの2匹が再会することが出来ますね。

これまで、Iさんは、外猫さんへの配食を十数年間、毎日欠かさず継続されています。

そして、コツコツと猫さんの保護をなさり、捕獲が難しい猫さんが居ると、私に依頼をされていました。

その結果、ついに今回の白黒猫さんが、最後の1匹となりました。

気がかりがなくなったFさんは、「これで、十数年間続けてきた、ご飯やりを卒業することが出来ます。」と嬉しそうにおっしゃいました。

Iさん、雨の日も風の日も、十数年間のご飯やりのお仕事をお疲れ様でした。

Iさんは、ご飯やりを卒業されますが、今後もボランティア活動は、継続されます。

これからは、お世話をなさっていた猫さんたちと、夜をゆっくり過ごして下さい。

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