こんばんは、そろそろ移植が近づいてきて、前処置とかあって

点滴も薬も増えて来て、という私の今日この頃、

みなさんいかがお過ごしでしょうか?

ともです。


これから移植を受けられる方、移植を迷っておられる方の為に、

リアル実況生中継でお届けしたいところですが、バンクドナーさんからの

移植ですので、いわゆる移植日(Day0)を明記できません。

ここはblog諸先輩を見習ってブログアップの日とDay○○とは

一致させずにお伝えしたいと思います。

また体調が優れない時はアップしませんので、

期間が空くかも知れませんがご心配なく。


で、今回のblogで既に今日の出来事と内容は異なります。


今日の本題に入る前に、血液検査結果です。

こんな数字で移植の前処置に入ったと思ってください。

マルク(骨髄穿刺)もしています。

(  )は前回です。


白血球 2000 (2030)

ヘモ    7.3 (7.7)

血小板 18000 (41000 輸血翌日)

好中球  700  (568)

CRP    0.2  (0.3)

末梢血芽球 7.0 (5.0)


マルクの骨髄芽球は5.8% (前回3.1%)

WTA1 22000 (前回17000)


ヘモグロビンはずっとこんな感じですが、12月に入ってからは

血小板が2週間に1度の輸血依存になってきています。


Blast(芽球)が12月ゼロとかでしたが、少し増えています。

骨髄の芽球も少し増加。WTA1(腫瘍マーカー)も若干増加気味

長いトレンドで見ると、血小板の減少とBlast(芽球)が増加気配を

見せていることから、MDS自体の病気は進行していると言うことですが、

既に移植が決まっているので、主治医はまあ数字は誤差の範囲と

言う感じで余り気にされていません。

もし、ドナーが決まってなければ、ビダーザで押すのか、他の

化学療法を考えるのか、ドナーが無ければ臍帯血移植を

急ぐのか?と色々と不利な条件を重ねなければいけないところですが、

その点、ドナーが決まっているので本当にタイミング的にも助かりました。


移植前のカウンセリングを受けました。

その中で詳しく説明を頂いたのですが、

基本はBlast(芽球)が増えるタイプなので、再発も考えると

フル移植にしたいが、放射線は年齢的なことも考えて使わず、

ブスルフェクス4日とエンドキサン2日で行うとのことです。

(分類的にはフル移植に含まれるのかな?)

海外では放射線よりもブスルフェクスの方が治療成績が

良いという結果もあるそうです。


抗ガン剤の副作用、感染症のリスク、急性のGVHDなど

ひととおりの説明を受け、blogで耐え忍んでおられるみなさんの

様子を思い出しつつ、聞いていました。


この病院で治験しているブスルフェクスの血中濃度をコントロール

することで、VOD(肝臓の血管が詰まる)リスクも起こりにくいとのこと。

また、フルマッチで急性GVHDが出る人は2~3割程度、重症になるのが

全体の1割程度ということでした。


私の場合、過日ブログに書きましたように、LUCKYが重なっています。

主治医からは「これ位いい条件で移植を受けられるケースは少ない」

ということでした。

いい条件とは、血液の状態、身体に大きな疾患が無い、フルマッチの

ドナーさんからの移植。。。ということです。


調子こいて、主治医に尋ねてみました。


Q:生着不全を起こす可能性は?

A:フルマッチでこの条件で生着不全はまず起きない。

  万が一の場合は臍帯血を準備する。


Q:移植後100日以内の移植死の確率は?

A:この病院自体、悪い条件や高齢の方の移植も行っているが、

 全体で見ても移植死の割合は少ない。

 移植はやってみないと判らない部分があるので、言い切れないが

 これだけいい条件なら、数%程度と思う。



ということで、苦しい治療を乗り越えられそうな

気配がして来ました!


とも