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April 30, 2013

経過報告 HI さんのオーダー

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4/30 ヨコハマ 曇り時々小雨 風強し

折角の連休なのに天候が荒れてますね。
風も強く、湿度も高いし時折強風に混じって雨も吹き付けて来ます。
塗装を行いたかったのですが、これじゃあ無理。残念です。

写真は新たにカスタム製作のオーダーを頂いたので早速、構成材の仕込みからスタート。
フィギャードのイタヤカエデで、ここまで燻煙処理を交えてたっぷり寝かしてあった個体です。
そこらへんのソフトメイプルとはサウンドの格が違うスペシャルな素材です。
この板材を見てお気づきかと思いますが、この個体は木の中心方向に向かっての柾目木取りの材です。
そしてその一番表皮の側面を見て下さい。(写真では板の左側)
このデコボコのウニャウニャした木目に見覚えがお有りでしょ? そーです、高~いギターのトップ材によく使われている部分がここです。
この表皮部分を外周に沿って板目で木取りしたものなのです。そう、早い話しが木の皮の部分なのですよ。この部分は木の根っこから吸い上げられた土中の水分が吸い上がって行く通り道になっています。ワタシはこの部分は切り取ってポイしちゃいますが。

話しを戻します。
この後この良質材はブックマッチ2Pにする為に半分に割って接いで行きます。
HI さんは強烈なビートルズファンの方なのですが、今回の要望はTELESAのホロウモデルでミディアム・スケール仕様でツインハムバッカーでトレモロ仕様が前提条件。

ビートルズファンのプレイヤーさんは大方初期のリバプールサウンド派と後期派に別れるか、もしくは全般的にお好きな方。
今回オーダー下さった HI さんの場合は、まるまるビートルズ派なので、例えば デイ トリッパー、ドント レットミー ダウン、アイブ ガッタ フィーリンなど、ビートルズ全般を通じた代表曲のサウンドをカバー出来る事を前提にイメージして設定をして行きます。

こうした製作時には、ギターサウンドだけでなくあくまで演奏する音楽にマッチしたトーン設定であることが重要になります。なのでいつもオーダーの際は出来る限りご自分の音楽性を示す音源を用意して下さいとお願いしているのです。

ビートルズ・サウンドは基本的にいなたいサウンドですからトレモロもビグスビーを採用し、チューン0ブリッジもローラーサドル仕様を採用、f ホールも左右に設けるWホール仕様とします。サーキットは2V+LCV+MTのトグルSW切り替えです。

また、ミディアムスケールネックもネック本体はイタヤ材でなく、アフリカケヤキ材でCFS/ローズ指板仕様を予定しています。

ここまで特化したカスタム仕様なので価格も50万を軽くオーバーする一品製作となります。
まあ、一品製作でこの値段はか~なり格安なんですけどね。

HI さん、完成までの半年近くをお楽しみにお待ち下さいませ。



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April 29, 2013

終了報告 STさんの t.m.p Viola-Ⅴ/EVA-Ⅱ

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4/29 ヨコハマ 晴れ

皆さんは連休中なんでしょうね、たぶん。

ワタシはここのところ写真の5弦ヴィオラの最終調整に掛っきりでした。でも何とか終える事が出来て一安心しています。ここまでに4ヶ月程が経過してます。

クラッシック界では現状で評価出来るレベルの5弦は殆ど無い、とされているそうですから、この個体への評価は製作家として重要になりそうです。
勿論、出来立てのホヤホヤですからまだ寝ぼけてますが、弾き込んだ後のサウンドはイメージ出来ますから、その予測出来るサウンドが得られている事でコレで良し!としました。

後は奏者さんが弾き込んで行く事で成長してくれる筈です。願わくば、この5弦ヴィオラがSTさんの生涯の友と成って欲しいと思いつつ仕上げました。
STさん、たいへんお待たせを致しました。どうか沢山の愛を注いでやってください。m(u_u)m

t.m.p Viola-Ⅴ/EVA-Ⅱ の出動ですっ! いけいけーっ!♪ 音譜

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April 27, 2013

終了報告 白金の I さん

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4/27 ヨコハマ 晴れ

本日のメニューは写真のエピフォンを完成させる事と5弦ビオラのセットアップ作業です。
まずはエピフォンのアコギのチューンナップ全てを完了させました。

新たな設定を与えたばかりですから本格的に鳴るのは暫く先ですが、既に充分な鳴りをしめしています。弾いていて気持ち良いか否か、と言うのは楽器にとっては非常に重要なエレメントです。

この個体は通常の12ゲージですが、ベンドが出来ちゃう上に腰があってレスポンスも良く、しかもロングサスティーンで、実に気持ちが良い。コリ~ン!音譜(^~^)

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明日からは本格的にビオラに弦を張って解放弦の鳴らし込みをします。
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April 26, 2013

経過報告 2件

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4/26 ヨコハマ 晴れ

ST さんの5弦ビオラは本日 指板調整と駒の作成を進めました。これでセットアップの準備が全て整った事になります。そろそろお約束の期日ですからね。
明日からは弦を張ってのセットアップ作業へと移行します。お楽しみに。

エピフォンのアコギは本日は水牛の角からサドルを作成し、フレットファイリングも済ませ、こちらもセットアップの準備が整いました。

中でも5弦ビオラは完成後、早速に録音やステージが控えているという事なので最終調整には時間を掛けるつもりです。ですから5月の連休はお預けになるかもしれません。
まあ、例年の事ですけどね。 ┐( ̄ . ̄)┌

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April 25, 2013

個別報告 エピフォンのアコギ

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4/25 ヨコハマ 晴れ

今日は晴れてくれましたので燻煙も行っています。発注してあった SH さんの5弦ビオラ用の駒がやっと届きましたので早速燻煙です。

今日のメインメニューは写真のエピフォンのP.Mシグニチャーモデルのブリッジ台座段差加工と内部のブリッジ裏面にローズ材を剥ぎ木加工です。
そうすることで浅過ぎる通常のボールエンド位置を適正に修正するだけでなく、その接ぎ木にはブラス板に弦穴加工して弦に直接グランドアースが落とせる様にしてあります。

この t.m.p 独自の設定を施せばもうトップが変形する事が無くなりますし、弦高を下げた設定でも音のコシがしっかり出ますので弾き易い上にサウンドも作業以前より格段に良くなります。

この個体は明日以降の次の段階で、ナットとサドルをWBH(水牛の角)材から削り出し加工とフレットファイリングが施され、最後にLRバグスのM1の取り付け作業へと移行します。この時に弦にグランドアースが落ちている事が生きて来ます。

未処理の個体に見受けられるいやらしいギラ付き感が皆無のノイズレスなナチュラルサウンドをお約束出来ます。

こうした設定は通常の製品に施されている設定ではありませんし、この設定では作るのも余計な手間隙が掛かるわけですが、メーカーの既存製品の設計はそれがベストだから施された設定では無いのです。あくまで量産化し作り易い設定にされているのです。

一般的にメーカー品そのままがベストなんだと思われている方(特に初心者さん)は多いのですが、それは完全に誤りです。なぜなら製造現場で作業しているのはパートタイマーさん達であって手工専門の職人さんではありませんから現場では作り易さが最優先されるのです。
これは極めて当たり前の事です。早い話し、最初からベストな設計では無いという事です。

ですから t.m.p では楽器にはチューンナップが必要ですよ、と呼びかけているのです。
その結果、大勢を敵に回す羽目になるわけであります。 (^0^)

じゃあ、どちらが真の皆さんの味方かと言ったら、それはもうお分かりでしょ?

事実、この設定サウンドを聴いちゃうと もう元には戻れないですよ。(^ε^)

合格出る杭は打たれるが、その杭も出過ぎてしまえば誰も打たなくなる。 詠み人不明

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April 24, 2013

終了報告 白金の I さん

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4/24 ヨコハマ 曇り空 風強し

また天候が荒れてますねえ~ 穏やかな春はいつなのかな

写真はトリプル・J仕様化と水牛角ナット交換、指板高設定変更作業全てが終了した55B-4です。1枚目が指板高設定変更でネックポケットに接ぎ木加工が終わった時点でのショット。

このカスタムベースはワタシが倍音番長と呼ぶ南ドイツ産のクリスマスツリー材ですから ただでさえ倍音が厚いのですが、トリプル化しただけでなくナットをアフリカウオーターバッファローの角(骨ではないのです、ツノです)作りましたから、音質音色、レスポンス、音抜け、ともにサイコーです。

実はt.m.p では既にナットやサドル材として牛骨の発注を全て中止しています。今後は全てWBH材(水牛の角の略名)に切り替えます。

まあ、どっちも似た様なモンかな?って程度の違いでしたらアレですけどね、明らかにWBHが
弦楽器に向いた音質音色を備えているもんですから迷わず切り替えちゃったわけです。
アコギにもこれまたサイコーのナット&サドル素材です。

そもそも牛骨やサドル素材でポピュラーなのはボーン/骨ですが、このWBHは水牛の角。ホーンはこれまで製品化されていなかったんです。

この際ですから皆さんに呼びかけちゃうかな。
皆さん、ナットやサドルをこのWBHで作り替えましょう!それぞれ単体作業で¥8.000+Tax でお受けします。作業後希望の方は楽器を送って来る際に必ず使用弦を添えてお送り下さいね。

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April 24, 2013

やっと終了

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4/24   深夜 12時を過ぎて日付は既に24日ですね。

つい先程 写真の55B-4の仕込み変更作業で接ぎ木加工が終えたところです。
トリプル・J化に加えて水牛の角ナットへの交換と弦高を少し低めに設定して欲しいとの要望が依頼者さんから追加された為です。

皆さんは弦高を下げたい場合、おそらくサドル高を下げて対応しているだろうと思われますが、それだけではダイナミクス不足を招く結果となる場合が出て来ますので、若干のサドル高下げだけでは対応出来ない弦高変更の場合には、元の弦の走る高さに指板面を近づけてあげる事で結果的に弦高を下げる、と言う作業が必要となります。

要するにワタシがよく言うところの指板高設定の変更と言う作業ですね。

これは、どーでしょう?たぶん通常のリペアーショップでは殆ど行っていない作業だと思われますね。なぜなら本格的に設計を学んだ技術者じゃないと発想に無い作業と思われるからです。

ですから弦高を上げるのは誰にでも出来るけど、音のグレードをなるべく劣化させずに弦高を下げる作業というのはプロじゃないと難しいのです。
まあ、メーカーさんによっては弦高の低さが売り、ってところもある様ですが、その場合あくまで音質に優れ、ダイナミクスが確保出来ている事が前提です。
弦楽器である以上は低過ぎる弦高では必ずダイナミクスも音質もが犠牲になりますので、あくまで下げ過ぎない事が前提なのだと言うことです。

そもそも長く太い弦を張るベースにペタペタの弦高でいい音など求めてはいけないのです。アンサンブルで音の薄い存在感の無いベースになってしまいますからね。
楽器演奏の基本は楽器に奏者の方が合わせる事です。その点をお忘れなく。 参考までに。


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April 22, 2013

個別報告 白金の I さん

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4/22 ヨコハマ 曇り空

予報では晴れでしたが実際には曇り。でも塗装が出来たのでOK。

写真はt.m.pの55B-4をトリプル・J 仕様に作り替え中のショット。
一度トリプル・J 仕様を弾いちゃうと通常の2マイクのジャズベでは何か損してる気になっちゃうんですよね。こんなに多彩で使える音作りが出来るんですか!って皆さん驚かれますが、この仕様は30年程前に女神工房時代に考案した仕様です。
このベースの所有者の I さんも、たまたまここで置いてあったトリプル J 仕様を弾いてみて即決でこの変更依頼を決意されてました。
ちなみに現在 t.m.p ではベースは4弦も5弦もトリプル J 仕様でしか製作はしていません。

作業工程はボディをバラして2フロント化へと加工し、ピックガード製作とサイドジャック化の加工を済ませています。明日からセットアップ予定です。

例えば、通常のジャズベをこの様にトリプル・J 仕様にするには木部加工とピックガード製作、サイドジャック加工、トリプル・J回路配線プラス追加CTSポット、そして追加ピックアップ(t.m.p 製)などで、およそ6万程の予算が掛かります。参考までに。

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April 20, 2013

終了報告:恵比寿のHさん

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4/20 ヨコハマ 曇り空

何だか冷え込んでます。まるで冬みたい。

テント作業場の修復で変な体の動かし方をしたせいか、体の変なところの筋肉がつってる。

写真はメンテナンスが終了したHさんのtmp製ジャズベ。あえて元の弦のままにしてあります。
非常にタイトに鳴ってますね。まるっきり60‘sのジャズベみたいです。
Hさん、今回のベース2本は受け取りに来られます?それとも発送で宜しいですか?
ご連絡お待ちしております。

その他、や~っつと塗装修正が終了し、元のトップコーティング段階に戻ったネック3本。
高々トップ面の修正だけでもこんなに手間が掛かるもんなのです。
完成してもコイツら全員赤字だな。(-。-;)

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April 19, 2013

まとめ報告

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4/19 ヨコハマ 曇り空

なんだか小寒い日ですねえ。
昨日ようやくテント作業場のシートを修繕してホットしつつ、本日もバリバリ作業を進めていました。
55B-4トリプルは恵比寿のHさんのメンテナンス作業。一部設定変更済みで既にバッチリ仕上がっております。

以前製作したt.mp-SPはKさん所有のモノで、今回はケーブルターミナルの接触不良の修理でお預かり。無事に音も出て現在ランニングテスト中です。相変わらず聴き入ってしまういい音です。
明日には発送させて頂きますね。

ストラトは東京のYさんのナット交換とフレットファイリング作業。今回はウオーターバッファローのホーンから削り出しでナットを作成しました。
削るとお馴染みの牛骨とは異なる独特の臭いがします。この水牛の角はギター族の楽器に音質がすごくマッチします。ワタシは牛骨よりも好きですね。 
但し、コストが牛骨よりも高くなりますが。 このYさんのストラトは明日ライブがあるとの事でしたので特急便で仕上げました。 Yさん、今回のみ特別ですよ。(^ε^)


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