韓国での中東呼吸器症候群(MERS)の発生は深刻ですね。 | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国での暮らしを通して観た韓国社会の素顔や日韓関係、南北問題、韓流など興味を引く情報を紹介してゆきます。

今日、在韓日本大使館から『MERS』に関して警告のメールが届きました。

「在韓国日本大使館からのお知らせです。
バーレーンから帰国した韓国人男性にMERSコロナウイルスへの感染が確認され(5月20日)、その後、29日までに合計9件の感染例が確認されています。
つきましては、在留邦人の皆様におかれましては、当館HP(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?infocode=2015C142)
などを参考に感染予防に努めて下さい。」






ここ数日、韓国ではこの『MERS:マーズ』に関してのニュースが頻繁に報じられています。

中東で発生したコロナウイルスによる呼吸器症候群ですが、世界で今までに1,139人が感染して431人が死亡しているそうですから死亡率が約40%という恐ろしい病気です。

  韓国では、5月20日に、バーレーンから帰国した韓国人男性に、同国初のMERSコロナウイルス感染が確認されました。
韓国の保健福祉部が慌てて隔離しましたが、家族や病院で同室だった患者、医療従事者など“あれよあれよ”と言う間にどんどん拡散して今は9人が感染してしまいました。

おまけに2次感染した患者の家族が26日に中国に入国した事も2日後に把握するなど、防疫は風穴だらけで後手後手に回っている始末です。

普通、一人の MERS患者からの平均二次感染率は0.6人ですが、韓国ではすでに9人という異常な感染力を発揮しています。




コロナウイルスは元々突然変異を起こし易いそうなので、韓国でのMERSウイルスが感染力の強さからしてその可能性も否定できません。

感染してから発症するまで2週間ほど潜伏期間があるようなので、韓国にて今後3週間ほどで新しい患者が発生しなければ一旦、韓国当局の防疫は成功したという事になるでしょう。


それまでは韓国旅行は控えておいた方が安全だと思いますよ。

小生もできるだけ人が多いところは避けるようにしようと思います。