キア(起亜自動車)は、ハイブリッド専用のグローバルモデルとして新たにリリースを予定する同社のBセグメントクラスの新コンパクトクロスオーバーSUV "Niro (ニロ)" のティーザースケッチ画像を2016年前半のデビューに先駆けて先行公開した。

シボレー トラックス、ホンダ HR-V(日本名:ヴェゼル)、マツダ CX-3、日産 ジュークなどのコンパクトクラスのクロスオーバーSUVと競合するモデルとしてラインナップに加わるこの新型「ニロ」は、高位置にセッティングされたLEDデイタイムランニングライト内蔵のヘッドランプやキアのデザインアイデンティティー "Tiger Nose" グリルの他、アルミニウム製アンダーボディプロテクションやテールゲートの上に広がるテールライト、洗練された比較的低いルーフラインとルーフスポイラー、実用的な5ドアレイアウト、空気力学的効率を高めるために最適化されたボディパネルの採用、更にはサイドモールディングを備えたホイールアーチ周りのプラスチックボディクラッディングの追加装備などを特色とする。

まだ詳細は不足しているが、レポートでは、ハイブリッド専用モデルという観点から、環境に配​​慮したテクノロジーや最高出力105ps(77kW)と最大トルク147Nm(108lb-ft)の排気量1.6L 4気筒自然吸気エンジンと6速デュアルクラッチギアボックス、1.56kWhのバッテリーパック、35kWの電気モーターから構成された40%の熱効率を持つ次世代ハイブリッドドライブトレインなどの特定のセットに対応する全く新しいプラットフォームを基盤として設計されると言われていることに加え、ハイブリッドモデルがリリースされた後、2020までに25%の範囲で平均燃費を高めるという会社の目的の一部として、そのライフサイクルの間にもプラグインハイブリッドドライブトレインを搭載したプラグインハイブリッドモデルがラインナップに追加されると報じられているようだ。

ちなみに2013年9月に開催のフランクフルトモーターショーで新型「ニロ」の市販モデルのデザインをプレビューするコンセプトモデルとして "Niro Concept (ニロ コンセプト)" が披露されている。


関連記事:【スパイショット】2016 キア ニロ(新モデル) 再び捕獲成功




wcf-2016-kia-niro-teaser-2016-kia-niro-teaser


wcf-2016-kia-niro-teaser-2016-kia-niro-teaser-1




Source: Motor1