トヨタは、2015年にリリースする予定の次期型プリウスについて詳細を一部明らかにしました

四世代目となる次期プリウスは、より強力で軽量のリチウムイオン電池だけではなく、より効率的なガソリンエンジンも搭載されます。現行プリウスの38.5%の熱効率と比べ、次期プリウスでは40%以上の熱効率を持つことになります。

増加した効率は、熱による小さな損失とともに車輪の動力を使用した内部の燃焼からより多くのエネルギーを集めるという成り行きになるだろうとのこと。

また、次世代プリウスには "TNGA"(Toyota New Global Architecture)が採用され、内外装の両方が革新的なデザインになります。
ハンドリングが改善される低重心化の実現や現行プリウスと比べ約20%の軽量化などによる+8%~10%の間の燃費向上を目指しているそうです。




(画像は、現行プリウスを改造した先行開発車両)⬇









【情報追加】次期プリウスではロングルーフ化されます。それはルーフが後方まで伸ばされるロングルーフ化のことで、それにより現行モデルで不満の多かった後席ヘッドクリアランスが改善され、より室内空間の居住性が確保されます。また、ロングルーフ化されるため、AピラーまたはCピラーの傾斜の角度がやや起こされることになります。
ある雑誌によると、次期プリウスには次世代プラットフォームが採用されてフロントノーズの高さが低く設定されるとのことです。ハッチゲートは樹脂製が使われ、そこでも軽量化が実施されるそうです。




⬆ 上記の写真のテストカーはまだ現行プリウスのままですが、いくつか改造されているところがあります。その中でも注目してもらいたいのがルーフの後方部分で、赤い丸い線は上記の文で書いたロングルーフ化が暗示されているところです。リアワイパーの先端部分とハッチゲートの開口線の間がわずかではありますが、狭くなっていることが確認できます。


http://www.worldcarfans.com/114012769322/2015-toyota-prius-to-have-revolutionary-design-better