ニューヨークの日本総領事館は１４日までに、同市のレストランで活躍する有名シェフ７人が来月３日、東日本大震災で被災した岩手県釜石市を訪問し、日本の食材を使った料理を被災者に振る舞うことを明らかにした。７人の中にはレストラン格付け本「ミシュランガイド」で最高位の三つ星を獲得したレストランのシェフもいる。訪日を予定しているのは、ミシュラン三つ星に加え、ニューヨーク・タイムズ紙のレストランガイド最高位の四つ星も獲得したフランス料理店「ダニエル」のダニエル・ブールー氏や、フランス菓子店「パイヤール」のパティシエ、フランソワ・パイヤール氏、現代米国料理で知られる「テレパン」のビル・テレパン氏ら。総領事館は、日本と日本の食材の安全アピールにつながることも期待している。