南相馬周辺へ復興支援ボランティアに行ってきました | 競技ダンサー本番発揮力アップ・メンタルコーチ

南相馬周辺へ復興支援ボランティアに行ってきました

ご訪問ありがとうございます。三石です。



5月22日の夜から三日間、


チームフローを中心としたコーチ仲間で


復興支援のボランティアを行うため


福島の南相馬周辺を訪問してきました。



長くなりましたが、レポートを書きましたので


よろしければ、お読みください。




5月22日の夜に東京を車で出発、


約5時間で福島市内に到着、旅館で一泊。



5月23日の朝7時過ぎに田村市方面へ出発。


現地で、既に活動しているアースデイ奄美


ハートケア・レスキューの方々と合流し


原発から20キロから30キロ圏内に


住んでいる人々を訪問しました。



移動中に20キロ圏内に近い


計画避難地域に近づくこともあり


被ばくリスクも考慮して防護服を着用しました。



90日で!チャンピオン・メンタリティを身につけて、本番で1000%の力を発揮する5つのポイント ”競技ダンサー専門 メンタル塾”-IMG_6807.jpg


この日の活動内容は


「トリアージ」というものでした。


「トリアージ」とは


WIKIPEDIAによると


「人材・資源の制約の著しい災害医療において


最善の救命効果を得るために


多数の傷病者を重症度と緊急性によって分別し


治療の優先度を決定すること。 」



簡単に言うと


現地のお宅の一件一件を回り


体調や物資、精神状態などについて


ヒアリングするというもので


緊急でサポートが必要なお宅があれば


地元の医療機関へ報告し


必要なサポートを依頼することが目的です。



我々チームフローのメンバーは


全員プロのメンタルコーチですので


現地の方に色々とお話をしていただくことで


「心のケア」になればという意図も持ちながら


お話しさせていただきました。



今回、我々が訪問したお宅では


特に心配な状況のところはなく


非常に明るい表情でお話ししてくれる方が


多かったのですが



今後、原発の状況次第では


自分たちも避難しなければいけない、とか


いつまで、こんな状況が続くんだろう


といった不安を抱えていることも分かりました。




そして


夕方に南相馬市へ移動。



90日で!チャンピオン・メンタリティを身につけて、本番で1000%の力を発揮する5つのポイント ”競技ダンサー専門 メンタル塾”-IMG_7544.jpg



90日で!チャンピオン・メンタリティを身につけて、本番で1000%の力を発揮する5つのポイント ”競技ダンサー専門 メンタル塾”-IMG_1272.jpg

街には


「がんばろう 南相馬!!」


の張り紙がたくさんありました




23日の夜は


原町第二中学校の体育館に宿泊。



90日で!チャンピオン・メンタリティを身につけて、本番で1000%の力を発揮する5つのポイント ”競技ダンサー専門 メンタル塾”-IMG_3658.jpg



90日で!チャンピオン・メンタリティを身につけて、本番で1000%の力を発揮する5つのポイント ”競技ダンサー専門 メンタル塾”-IMG_0073.jpg


この体育館はボランティア専用に


開放されているとのことで


我々の他にも多数のボランティアの方々が


泊まっていました。



支援物資として送られてきた布団がたくさんあり


我々も毛布を4・5枚使わせてもらいましたが


明け方は、かなり冷え込み


寒くて目が覚めるような状況でした。



避難所での生活は、相当大変なんだと


頭ではなく体で感じられたことは


非常に貴重な経験になりました。




そして


5月24日は


南相馬市の避難所となっている


石神第一小学校を訪問しました。



そこで


災害、避難に遭われた住民の方々や


避難所でサポートをしているスタッフの方々と


お話をしながら


「心のケア」を行う、という活動を行いました。



この避難所には約100名の方がいるとのことでしたが


半数くらいの方が仕事や学校に行かれていて


残りの半数の方々に一件ずつお話を伺ってきました。



震災でご家族を亡くされた方、


ご自宅を流された方、


家族やご自宅は無事だが

原発の10キロ近辺のため避難している方



さまざまな状況の方々が一緒に生活されていました。



私が話をした方々は


みなさん、自分なりに現状を受け止めながら


今をしっかりと生活しようとしている


という印象を受けましたが



ただ、やはり、


原発の今後の状況次第で


さらに別の場所に避難することになるかもしれない


とか


仮設住宅に申し込んだが、当たるだろうか


仮設住宅に入れたとしても、その後の生活はどうなるのか


自宅に戻れる日は来るのだろうか


といった不安を皆さん抱えていました。



そして、午後からは


避難所の運営をされているスタッフさんと面談。


スタッフさんも色々な不安を抱えながら


避難所の方々をサポートすることで忙しく


それを話す相手もいない


という現状が浮き彫りになりました。



ハートケア・レスキューの方々に


このような状況をお伝えしていますが


避難所の方々やスタッフさんへの


精神面のフォローをやっていく


ボランティアの数が


全然足りていないのが現状です。




今後も、我々、チームフローの仲間で


地道な活動ですが


継続してやっていきたいと思っています。