ネガティブな観念に気付いて、恐れではなく、喜びが連鎖する土台に、築きなおす | ------時給数百円のフリーターが学ぶ本当の愛

ネガティブな観念に気付いて、恐れではなく、喜びが連鎖する土台に、築きなおす

現実の経験の反映に中に起こっている、ある出来事や状況に対して、自分の持っている観念から意味づけすることによって、その観念が反映された現実を経験します。


観念から意味づけをするということは、意識の周波数を変えて、意識の焦点を、自らが望む現実の経験に移行するということです。


だから、現実の経験を見ることによって、自分がどんな観念から意味づけをしているのかを知ることができます。



ある出来事や状況に対して、自分の持っている観念から何も意味づけをしなければ、意識の焦点は、その出来事や状況の影響を受けている現実の経験に移行しませんので、その現実は経験しないことになります。


つまり、その出来事や状況から何も結果を引き出さない、中立となります。


ある出来事や状況に対して、自分の持っているネガティブな観念から意味づけをすると、その出来事や状況からネガティブな結果を引き出し、ポジティブな観念から意味づけをすると、ポジティブな結果を引き出すことになります。



成功を肯定し、失敗を否定すると、失敗を恐れます。


あるいは、失敗を肯定し、成功を否定すると、成功を恐れます。


成功と失敗に対して、このような条件付けと判断をしていると、どちらか一方の状況にだけ価値を見出し、もう一方の状況には、価値を見出さないことになります。


このように、ある出来事や状況に対して、その出来事や状況の、相対的な形の差に囚われて、一方の可能性だけを肯定し、もう一方の可能性を否定すると、「成功するのは難しい」というネガティブな観念を持つことができます。


このネガティブな観念を持っていると、ある出来事や状況が、一見、成功するのに簡単そうなら意味づけし、難しいそうなら意味づけしない、あるいは、一見、成功するのに難しそうなら意味づけし、簡単そうなら意味づけしないということになります。


つまり、ネガティブな観念を持っていると、ある出来事や状況の、相対的な形に囚われて、本来は中立である、出来事や状況の、表面的な形の差に左右されて、意味づけできなかったり、常に、ネガティブな意味づけをしてしまうことになるのです。


そして、意味づけできなければ、何の結果も引き出せない(チャンスを逃す)し、ネガティブな意味づけをすれば、ネガティブな結果を引き出すことになります。



成功も失敗も、どちらも同時に、無条件に許容し、どちらにも価値を見出し、どちらの可能性も否定していなければ、成功も失敗も恐れることはありません。


成功と失敗に対して、どちらの状況も無条件に許容し、どちらも同じように価値を見出し、どちらの可能性も否定していなければ、「成功するのは簡単だ」というポジティブな観念を持つことができます。


このポジティブな観念を持っていると、成功するのに簡単そうな状況であろうが、難しそうな状況であろうが、状況の表面的な形の差に囚われずに、状況に左右されることなく、常に、ポジティブな意味づけをすることができます。


そして、ポジティブな意味づけをすれば、ポジティブな結果を引き出す(チャンスを逃さない)ことになります。



ネガティブな現実の経験をしたときに、どんなネガティブな観念を持っているから、こんなネガティブな経験をしたんだということに気付けば、そのネガティブな観念を中立化、無力化することができます。


ネガティブな現実の経験を創りだす、原動力となっていた、ネガティブな観念を、中立化、無力化することができるのです。


自我がハートに対して、「どんなネガティブな観念を持っているから、こんなネガティブな現実を経験するのだろう」と質問することによって、自我主導で思考を使って、条件付けと判断をするのをやめて、ハート主導で受動的に思考を使って、ハートからインスピレーションによって、合一の認識を受け取るのです。


自我が、成功を肯定して、失敗を否定する、あるいは、失敗を肯定して、成功を否定するというように、相対的な形に囚われて、条件付けと判断をすることによって持っていた、無条件の愛の波動から分離した、ネガティブな観念、「成功するのは難しい」。


そして、ハートから、成功も失敗も無条件に許容している、無条件の愛の波動をイメージとして、受け取ることによって、波動の違いに気付くのです。


波動の違いに気付くことによって、観念の波動の分離が解消されるので、今まで持っていたネガティブな観念は、中立化、無力化し、気付いた瞬間から、その観念から意味づけすることはできなくなります。


自我がハートから受け取った、無条件の愛の合一の認識は、波動をイメージとして受け取ったものですから、そのイメージを思考を使って言語化して、新たに「成功するのは簡単だ」というポジティブな観念を作ります。


そして、現実の経験の反映の中に、ある出来事や状況が起こってきたときに、その新たなポジティブな観念があれば、その出来事や状況の表面的な形の差に左右されずに、ポジティブな意味づけをすることができ、ポジティブな結果を引き出すことができます。


ネガティブな現実の経験を創りだす、原動力となっていた、ネガティブな観念に気付いて無力化(中立化)し、新たなポジティブな観念と置き換え、恐れではなく、喜びが連鎖する土台に、築き直していけばよいのです。