武田二十四将騎馬行列の次の週、再び山梨県へ。今度は甲府のお隣、笛吹市で行われる川中島合戦絵巻というお祭りに参加してきました。
なんと上杉謙信公役です。まあ、抽選でもオーディションでも無いので、すごくは無いのですが…お祭り中、上杉軍の総大将です。大役をやるからにはしっかり演じなきゃ、と思い頑張りました。
このお祭りは、着付け会場が武田と上杉で違います。武田が石和北小学校、上杉が石和南小学校。この間800mほどです。私は上杉陣営なので南小に集合しました。
集合の9時に体育館に着くと、すでに着付けを開始している人たちが居ました。殺陣をやる演出部隊の人達のようです。スタッフさんに場所を聞いて、自分の鎧が置いてあるところに行きました。いつもそうなのですが、役といっしょに自分の名前が書いてあるのを見ると、これから祭り開始だ、と気分が高まります。
謙信公の鎧は、意外と軽かったです。これなら色々動き回れそう!でも、祭りの中では、上杉本陣でじっとしている事が多いので、高い機動性を発揮する機会がありませんでした。
あと、謙信公の頭巾の中には、鉢を着けるのですが、これが優れもので、髪を後ろにたくし込んで被ると、前に出てこないので、手ぬぐい要らずでした。
着付けのスタッフは手馴れているので、すぐに謙信公姿が完成です。体育館を出ると、各自撮影タイム。参加者はあまりカメラ撮影できないので、今のうちです。
【謙信公の背中。この陣羽織いいですね】
しばらくすると、校庭で集合がかかり、正式な記念撮影開始です。
全員揃った隊から校舎の前に並んで撮影。部隊ごとに撮影するのですが、謙信公と安養院さんはずっと固定です。校長先生みたいですね。
撮影が終わると、簡単なリハーサル。車ががりの陣と、武てい式の練習です。武てい式は、出陣の儀式で、謙信公は簡単なセリフがありました。台本は進行のスタッフしか持っていないので、初見で覚えないといけませんが、まあ短いので大丈夫です。
リハが終わると、解散してお弁当配布です。各隊に別れて休憩ですが、謙信公は所属隊が無いので、こういう時ちょっぴり孤独…なのですが、その時間を有効活用すべく早く食べ終えて、自転車乗り回してました。本当はこれで武田の着付け会場まで単騎駆けしようと思ったのですが、ちょっと時間が無さそうなので諦めました。グランドを滑走して各部隊を鼓舞して廻りました。みんなノリが良く反応してくれて良かったです。無反応だったらまさに滑りまくりですねw
しばらくすると、馬運車から馬が下ろされました。馬飾りが付けられています。豪華ですね!武田二十四将騎馬行列も馬飾りがあるといいのになあ。
再度集合がかかり、校庭に上杉軍整列です。遠足に行く生徒のフォーメーションです。諸注意が伝えられる最中、スタッフから、この後出陣の合図を言ってもらいますと小声で告げられ、台本があるのか聞いたら、毎回内容はお任せとの事。なので、ちょっと長めにスピーチしてみました。1か所噛んじゃったけどw
まあ割とお約束のセリフで締めた後、各隊が趣向を凝らした号令とともに出発して行きます。隊の飾りを作って揃えている人たちも居て、背旗の先に団扇を付けたり、鯉のぼりが泳いでいたり。皆で揃えるとかっこいいですね!
上杉各隊が校庭から出ていったあと、いよいよ謙信公も移動です。ここから先は、次回。