カウアイ島⑥ | MASAのつぶやき

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風に吹かれて根無し草

メネフネ伝説

 

ポリネシアの島からダブルカヌーに乗って

カウアイ島のワイルア川に到着した

古代ハワイアンより前に先住民がいました。

 

伝説のメネフネ族です。

 

 

 

身長は人間の半分ほどの小人。

彼らはヘイアウ・道路・用水路・養魚池など

土木建築物を造りました。

 

メネフネたちの仕事は良く組織化され、昼間は眠り

夜間働く習慣があり、ひとつの建造物を一夜で

完成させたと言われます。

 

カウアイ島には数か所にメネフネが造ったといわれる

旧跡が残っています。

 

 

 

 

メネフネ・ディッチ

ワイメア川沿いのメネフネ・ロードを走ると、

ワイメア川に架かる吊り橋の下に用水路が残っています。

 

 

この用水路はタロ芋の栽培に必要な水をワイメア川から

引くために造られた用水路。

緻密に組み合わされた石の間からは、

水は一滴も漏れないそうです。

メネフネが一夜で造ったと言われています。

 

 

 

 

 

アレココ・メネフネ・フィッシュポンド

リフエ郊外にある養魚場。

約1000年前に造られ、アメリカの国家歴史登録財に

認定されています。

カウアイ島の王の命を受け、一夜で造ったと言われています。

 

 

 

「アレココ」とは池の守り神のサメの名前

 

 

この養魚場はパワースポットとしても有名で

この場所に立つと静寂で空気感が違うような気がします。

 

 

 

 

 

また、メネフネはハワイの空に虹を創ったと言われています。

赤・オレンジ・黄色・緑・青・紫6色です。

 

弓矢の先に6色をつけて空に向けて放ち、

雨が降ると6色の虹が空に現れたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ワイルア川上流にある「ポリアフ・ヘイアウ」も

メネフネが造ったと言われています。

 

 

 

しかし、ある日メネフネの王様が突然船で

カウアイ島から去るように命令が下されました。

 

何万というメネフネ族が太平洋の他の島を目指し出発。

どこへ行ってしまったかは不明です。

 

 

 

カウアイ島には、このような伝説が残っています。

旧跡を訪ねるのも旅の楽しみのひとつです。

 

 

 

 

 

つづく