絆創膏の穴のワケ | 手荒れ・あかぎれ・ひび割れ対策室。美容師・理容師さん専用の絆創膏(ばんそうこう)屋ブログ。

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昨年、創業55周年・会社設立40周年を迎えました。
医薬品・医療機器・医薬部外品の製造販売、主に救急絆創膏の製造販売を行っております。
手荒れ・あかぎれ・さかむけのお悩み対策室として色々な事を書いていきます。

"絆創膏(ばんそうこう)"というと、イメージして頂けるのは、

↓こんな感じじゃないでしょうか?


手荒れ保護フィルムとの比較時 にも登場する"塩ビの絆創膏"

こちらも弊社の製品です。


なぜ、表面に穴があいているのか??

なんて考えて絆創膏について考えて下さった事があれば喜びます(笑)


この一般的な絆創膏のフィルムは塩化ビニルです。

塩化ビニルの特性

・通気性が低い

⇒なので、通気性を良くするため全面に穴があいているんです!


穴があいているので、防水には向きません。穴から水が侵入してきます。

しかも、通気性も良くないので、蒸れや白くなってしまう原因にも。

また、密閉性がないので湿潤療法(モイストヒーリング) も不可能な環境になってしまいます。


それでも長く使われている理由としては、やはりお手軽なお値段が大きいとされています。


水仕事をしない短時間の場合やすぐに張り替えられる時などには、塩ビの絆創膏は手っ取り早い保護といえますね。