2017 LIVE REPO 5th. カラスは真っ白 2017年冬のワンマンツアー | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



2日前はPeriphery

至極のメタル、Djent ライブを体験してきました。

そして打って変わって本日、

ファンクポップを兼ね備えた

類稀なバンド、最後のライブです…

 

 

 

 

 

 

カラスは真っ白

2017年冬のワンマンツアー

 


昨年リリースした『バックトゥザフューチャー』の

レコ発ツアーも盛況に終わり、

年明けの今年、ワンマンツアー開催を宣言したものの

1月には、ツアー開始前にまさかの解散発表…

早すぎるなぁ…(´・ω・`)

今日は同行者もいるのに、その子には

最初で最後のカラスは真っ白ライブになってしまった。

残念で仕方がない。

色々と複雑な思いを抱きつつ、会場へ向かいます。


2年前、自分が初めてカラスは真っ白のライブを見た

渋谷WWWの上に併設された、WWW Xが

今回の会場です。

自分にとって、このWWWで始まり

WWWで最後を迎えるのも何かの因果なのかね…


番号を呼ばれ、会場へ向かうと

こがらしくんが迎えてくれました笑




フロアに下り、開演を待ちます。

10~15分くらい押しましたかね。

会場の暗転と共に大きな歓声が上がります!


メンバー登場からクラップを煽り、

フロアのクラップもひとしお、最高のスタート。

シミズさんがコールして、

ヤギヌマちゃんが登場すると


9番目の?
一発目にはもってこいの勢いのある
9番目の「?」からスタート。
曲と共に、フロアも初っぱなから大盛り上がりです。

メニー・メアリー
続けてMV化もされているメニー・メアリーへ。
こちらもサビの盛り上がりが至極です。
メロパートも、タイヘイドラムと共に
ここぞとばかりにクラップの応酬で盛り上げます。

アセトアルデッドヒート
原曲とは違う、トランペットから始まるという
早くもカラスは真っ白ライブならではの
秀逸なアレンジが飛び出しました。

:東京!
(いぇーい!)
:そんなもんですか東京!
名古屋、大阪はもっとすごかったなぁー
東京ォー!

(いぇぇぇぇぃ!!!!!)
:いやー気持ち良いね!最高です!
みんな、山田タケゾウの
トランペット聴きたくないかぃ!?
最高のソロ受け止められるのかい!?


と、煽るとサポートの山田さんが
シミズマイク前に来て至極のトランペットソロを。
会場も大盛り上がりでした。


正義とアクチュエータ
前曲のアウトロからそのまま繋げ正義とアクチュエータへ。
こういうとこ、ホント上手いわこのバンド。
そしてここでも山田トランペットが光ります。
思いきり声張って歌うヤギヌマちゃんも良い。


:改めまして、カラスは真っ白です!
みんな良い顔してるね!
いつも言ってるけど、良い顔してるね!笑
今日はsold out公演なので、人がたくさんいます。
みんな、0.2mmくらいずつ前いこうか


:0.2mmってどれくらいですかー?

と、早くもシミズいじりのタイヘイがお目見えw
そしてきっちり前にいく温かさ溢れるフロア笑

:今日はたくさんやるので、
最後までよろしくお願いします!
"魔方陣より愛を込めて"って曲やります。



魔方陣より愛を込めて
フロアのクラップと共にヤギヌマちゃんが歌い出す。
序盤の勢いを少し落ち着かせる、ミドルテンポな曲と
シミズさん作詞による、真っ直ぐな言葉で
"愛"を歌うヤギヌマちゃんに癒されます(*´ω`*)←


浮気DISCO
そして収録されたアルバムの曲順通りに浮気DISCO
フツーのトーンでのシミズ、裏声でのオチ、
上手く調和する2人のパートがまた良い。
しかし、ホント
ギュインギュイン鳴らしてギター弾くシミズさん
気持ち良すぎてイきそうな顔してんなぁ笑

サヨナラ!フラッシュバック
アルバムとしては1曲飛ばしてサヨナラ!フラッシュバック
ライブではもっぱら、ニンジャスレイヤーのコンピ盤収録の
ヤギヌマちゃんが歌うverだよね。
まぁ、アニメ版もそうだったからね。
しかし、これは短い曲ながらも
楽器隊のクオリティの高さも存分に楽しめる良曲です。


いぇーい
(笑)
東京ー!
(いぇーい!)
:昔は毎週東京来てライブしてたりしてたけど
オレら今、東京住んでるじゃん?
それなのに、東京ー!ってなんかおかしくね?
札幌で札幌ー!ってやってる時から思ってたけど。
:今日も8割くらいは東京の人でしょ?
いや、でも東京(に住んでる)の人はいいのか…
東京ー!

(いぇーい!)
:味しめ系男子だね笑

:(オチ)今日すげーテンション高いよね笑
すげー静かな時とかあるよね
:集中してんだよ!
集中してるか、何か考えてるか…
(ヤギちゃんの)今日のパンダのストラップ、
めっちゃかわいいよね!
:今日だけじゃないよいつも(同じやつ)だよ笑
(オチくん)今日ストラップ忘れて買いにいったんだよ
ペンギンついてるやつ

(かわいいー!)(かわいいー!)
:……調子ノんなよ
:シミズはさー、イケメンって言われるのと
かわいいって言われるの、どっちが良い?
:んー……かわいいかな
:(ドラムでビート刻み出す)
:待って待って!
次の曲ってそんなかっこいいビートだっけ?w


今日もメンバーのコントみたいなノリは健在ですw
そして今回も雰囲気再現なのでご容赦を<(_ _)>



:みんなポストカードもらった?
サインも書いたんでね、飾る時に
サインの方を向けるか、イラストの方を向けるかは
好きにしてもらって…その中に新曲入れました!
その曲を今からやります!
カラスは真っ白、最高のダンスチューンになりました!
聴いてください!DAN DAN DANCEという曲を



DAN DAN DANCE
カラスは真っ白、最後の新曲をここで披露。
シミズさんの言う通り、そしてタイトルが示す通り
ノリノリのダンスナンバーに仕上がってました。
そのキャッチーなノリの良さに
フロアも大いに盛り上がりました。

ごめんね、マッカーサー
キタ――――d(゚∀゚)b――――!!!!!
個人的に聴きたかった曲キタ――(゚∀゚)――!!
と、思ったら曲の冒頭から
ヤギヌマちゃんに合わせる気が全くない
まっかっさーと、男性陣の復唱クソコーラスw
これを文字で現すのがとても難しいのが悔しいwww
クソコーラスはあったものの、
マッカッサー聴けて良かった( ´∀`)

シャイ・ルック・ホームズ
続いて『HIMITSU』からシャイ・ルック・ホームズ
少し怪しい雰囲気のメロパートから、
サビはとてもキャッチーなこの曲も良いです。

night museum
そして再び前曲の終わりから間髪入れずに
night museumへ。
こちらはこちらで、タイトルのように
とてもムーディな雰囲気です。
心地好すぎて眠くなった(。ρω-。)←

せいじゃくのこうしん
ヤギヌマちゃんにスポットライトが当たり
ほぼほぼアカペラ風な雰囲気の中、
静かに歌い上げます。まさに"静寂"の行進
ミラーボールでの演出もあり、
かなり幻想的な雰囲気を醸し出してました。

fifth blues
そしてインスト曲のfifth bluesへ。
ボーカルなしのインスト曲となると、
それこそ楽器隊のアレンジが光りまくります。
ギター、ベース、ドラム、トランペット、キーボード
それぞれが持ち味を存分に発揮しました。

カーネーション
次の曲のイントロと共に、
前曲で袖に引っ込んだヤギヌマちゃん帰還!
黒かった衣装が、今度は真っ白に。
曲調も、落ち着いた曲が続いたところから一転
一気に明るくなり、フロアの熱を取り戻します。

トルコブルー
個人的に今回で4回目のカラスは真っ白ライブだけど
4回目にして初めてライブで聴くトルコブルー
サビのヤギヌマちゃんの伸びのあるパートが
とても良い。
もちろんまだライブで聴いてない曲はあるけど
それをひとつでも減らせたのは良かったです。

曲が終わると今度は…

東京!
こいょ!
(こいょ!)
いこぅぜ!(いこぅぜ!)

と、オチくんがコール&レスポンスをかましました笑
そして盛り上がったオチベースを皮切りに

ひみつきち
正式名称
スーパーウルトラミラクルファイヤーサンダーエキセントリックダイナマイトスパークセンチメンタルハレーションひみつきち
ここまで長いタイトルの曲もなかなかないですw
この曲も楽器隊各パートの見せ場があり
とてもライブ映えし、ライブで聴いてて楽しい
大いに盛り上がる曲です。

HIMITSUスパーク
まだまだいけるだろ東京ぉー!
というシミズさんの咆哮から
ひみつはひみつ
というヤギヌマちゃんの言葉で始まった
キラーチューン、HIMITSUスパーク
ひみつきちから続き、ここでアクセル全開です!
カラスは真っ白の曲の中でも
fake!fake!と共に2大キラーチューンの曲、
会場のボルテージが上がらないワケもなく
ここまでで今日イチの盛り上がりを見せました。

間接照明に切り替わり、エコー満点で

やさぁいさぁいぁい…

と怪しい声が鳴り響きますw
そしてエコー全開なのに何を言い出すかと思えば

なんかんかか…
この光の感じがじが
気持ちぃーちぃーぃー…

わ、わかるぅるぅぅ…


アホだこの人たちwwwww
まぁ、次の曲がそもそも遊び心満点ですしね笑

YASAI FUNK
前回と同じく、ちゃちなグラサンをかけた
"ラッパー"ヤギヌマが登場します。
他の曲でもそうだけど、ホント
ヤギヌマちゃんはよく口が回るわ。
前回のような映像こそなかったものの、

Say! ほーう

れーんそー

せいとーう(政党)!

れーんほー!(蓮○)

の掛け合いはめちゃくちゃ楽しかったし、
曲後半の



この部分は、今回は男性陣が超汚い
ドヴモ゙ロ゙ゴージ
を披露してくれましたwwwww
もー、マッカーサーに次ぐ酷さだわwww
いやー、でも楽しい!ホントに楽しい1曲でした。


Oh my sugar
そして今度は、"踊る"ヤギヌマちゃんが見れる
Oh my sugarへ。
いやー、かわいい(*´ω`*) とってもかわいい(*´ω`*)←
歌詞も相まってとてもかわいい(*´ω`*)
当のヤギヌマちゃんはマジ顔ですが←
それは曲終わりのMCで明らかに


:ヤギヌマちゃんのダンスかわいかった?
(かわいかったー!)
:おれが見る限り、歌より、ギターより
必死だったw
:いや、もうホント必死!アイドルすげぇ
:ヤギヌマのダンスを見て、
みんな踊りたくなってるだろうから
みんなで踊っちゃうか!
でも、このままじゃダメなんだ!(棒)
カラスは真っ白にはもう一人メンバーがいて(棒)
今からそいつを紹介するぜ!(棒)
からしくーん


タイヘイさんの棒読みからからしくん登場!
ひときわ大きな歓声で迎えられます。

:からしくんさぁ、楽屋で下ネタばっかだよねw
():イケメン嫌い!人間嫌い!
イケメンギタリスト嫌い!!
:なんか認めるのも複雑だな…w
():でも、シミズ!おまえSかMか聞かれた時に
『ぶっちゃけMです』って答えてたじゃねーカ!w


そんな毎度のシミズ&からしくん(タイヘイ)の
罵り合いで、会場のボルテージも上がったところで
からしくんと一緒にダンスの練習に入ります。

:じれったいのじーれーったぁいのー…?
どうしたの?
:なんか俺、テンション上がんない。
:どうしよう…もっといじめたほうがいいのかな?


と、さっきのSMの件を掘り返すような
絶妙な返しをするヤギヌマちゃんwww
そして自棄になるシミズをネタに曲開始!


革命前夜
みんなで楽しめる曲、それがこの曲です。
ここまで来ると、フロアでも知らない人はいないレベルで
サビは完璧にフリをこなします。
しまいにゃ、シミズさんがステダイしてきて
そのままギターを弾くというサプライズも。
ステージに戻ると、からしくん(タイヘイ)に
おかえり!と言われる微笑ましいシーンも笑
そして、フリと煽りに専念するシミズさんと
ベースを弾きつつなオチくんとで、
ヤギヌマちゃんの後ろに立ち、EXILE風なことをwww
いやー、ホントこの曲も楽しいね\(^o^)/
からしくん、ありがとー
と、役目を終えたからしくんも戻っていきました。


ヒズムリアリズム
曲終わりの、とてもかっこいいオチベースで入った
ヒズムリアリズム
そもそもこの曲のベース自体がとてもかっこ良い!
サポートキーボードもいるからこそ、
原曲と同じ演出もできるのもとても良いです。

みずいろ
バックトゥザフューチャー』の中で
個人的にいちばん好きなみずいろをここで。
当作はメンバーそれぞれが作詞作曲をした為に
しっちゃかめっちゃかな作風だけど、
ヤギヌマちゃんが関わったこの曲がやっぱり
これまでの"カラスは真っ白"色が強くて好きなんです。

fake! fake!
終盤の畳み掛けがホントに素晴らしい!
HIMITSUスパークと共に2大キラーチューンのもう片方
fake!fake!がここでお目見え!
やっぱこう、ポップに、ファンクに、
疾走する勢いのある曲がとても良い!
fake!fake! の部分も会場からはシンガロング。
いやー、キラーチューンの名に相応しいわ。

スカート・スカート・スリープ
畳み掛けた最中、ここでテンポを落としました。
1コーラス、ほぼアカペラみたいな雰囲気で
ゆっくり静かに歌い上げるヤギヌマちゃん。
後半からバンドも入ってきて原曲通りに。
こういうアレンジも秀逸なのが
このバンドの大きな強みでもあります。

ありがとうございました!
カラスは真っ白でした!


ニュークリアライザー
と、シミズさんの言葉から
ラストはニュークリアライザー
これもMVがない曲ながら、みずいろと同じく
カラスは真っ白らしい名曲です。
これを最後にもってくるのも良いっすなぁ。


一礼してステージを去っていくメンバーを尻目に
すぐさま巻き起こるアンコール。
しばし待った後、最初に出てきたのはタイヘイさん
少しのドラムソロを披露し、次にオチくんが来て
リズム隊でのセッション、そして
キーボード、トランペット、ギターと入ってきて

ヤギヌマカナちゃーん!
そして、からしくーん!


と、シミズさんが2人を呼び出しての

サニー・サイドアップ
初期の名曲、サニー・サイドアップを披露。
ここでもバンドはもちろん、サポートの2人も
大いに活躍するという至極のライブver


:東京都でてきてちょうど2年くらいだけど
東京サイコーです!
東京なんて人多すぎだし、
札幌最高!だと思ってたけど
今はもう東京サイコー!です!
カラスは真っ白のライブに来てくれて
ホントに楽しい思うし、ホントにありがとー!
:ねぇねぇ、さっきからからしくんが
所在なさげにしてるんだよね
:おぉ、ごめんね、からしくん!おつかれ!


と、からしくんを軽く送り出してから
次の曲に。

:帰りに駅に向かう時に聴いたら
いい感じになる曲をやって終わります。
最後に『雨傘パレット』という曲を…
今日雨が降ってたら良かったんだけど、
もうそんなのいいです!



雨傘パレット
確かにね。カラスは真っ白なりの"蛍の光"的な。
静かに締める方として近年定番だった雨傘パレット
最後に聴き入りました。

しかし、会場は暗転したまま
ダブルアンコールを煽るクラップが止みません。
そして再び登場するメンバーが温かく迎えられ

:ホントにありがとーございます。
ホントに最後にハイスピード無鉄砲やって
終わりにします



ハイスピード無鉄砲
バンド最初期の曲、ハイスピード無鉄砲で締め。
"上げ"締めとなるとやっぱこれだね。
ここまでで全28曲、ホントにたくさんの曲をやってくれた。
バンド演奏はまだ残るものの、最後の歌詞が終わったところで
ありがとっ
って言ってくれたヤギヌマちゃんが可愛すぎて←
あー、でもこれで終わっちゃうんだなぁ…
と思うと、ホントに切ないですが。
最後にシミズさんも

カラスは真っ白でした!
バイバイッ!


と言って去っていくのもまた…(。´Д⊂)
でも、最後の最後まで
ホントに楽しいライブをしてくれました。
巷に溢れる有象無象バンドではなく、
何故こういった類稀なバンドが解散してしまうのか…
有象無象でないと埋もれてしまう日本の音楽シーン
ホントにどうかしてると思いますわ。

最後だということもあってか
今日はMCも少なかったですしね。
いつもなら、あと1~2ヶ所
MCパートがあったような気がします。
公式で発表されてることもあるだろうけど
当然、解散理由にも触れることもなく…
しかし、だからこそ
最後まで楽しいステージになったとも思います。

理由は定かでないにしろ、解散は仕方ない。
でも、こんなところで消えてしまうには
本当に勿体なさすぎるバンドです。
なので、来月には 【解散バンド】 として、
カラスは真っ白を取り上げて記事を書きます。
あんまり書きたくないですけどね…

カラスは真っ白を知り、追いかけてきた期間は
決して長くないけど、知った時からずっと
良質な音楽を届けてくれ、
本当に楽しいライブを体験させてくれました。
カラスは真っ白に出会えたことはホントに感謝です。
ありがとうございました。




01. 9番目の「?」
02. メニー・メアリー
03. アセトアルデッドヒート
04. 正義とアクチュエータ
05. 魔方陣より愛を込めて
06. 浮気DISCO
07. サヨナラ!フラッシュバック
08. DAN DAN DANCE
09. ごめんね、マッカーサー
10. シャイ・ルック・ホームズ
11. night museum
12. せいじゃくのこうしん
13. fifth blues
14. カーネーション
15. トルコブルー
16. ひみつきち
17. HIMITSUスパーク
18. YASAI FUNK
19. Oh my sugar
20. 革命前夜
21. ヒズムリアリズム
22. みずいろ
23. fake!fake!
24. スカート・スカート・スリープ
25. ニュークリアライザー

en
26. サニー・サイドアップ
27. 雨傘パレット

w-en
28. ハイスピード無鉄砲