2016 LIVE REPO 32th. tacica TOUR 2016 "& ROOMS" | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 


2週連続2daysライブ!

と、いうことで先週のKNOTFESTに続き

2週目1日目は、東京キネマ倶楽部にて

 

 

 

 

tacica
TOUR 2016 "& ROOMS"

 

 


ここ数年は良いペースでリリース、ツアーをこなしている

tacicaの、新譜『HEAD ROOMS』を引っ提げたツアー

"& ROOMS"の東京、ファイナル公演。

『HEAD ROOMS』もtacicaらしさ全開ながら

アップテンポな曲も多く、結構な良番でした。

収録曲をライブで聴くのも楽しみ。

会場は、個人的には初となる東京キネマ倶楽部

tacicaは以前、ここでやってるけど

その時、自分は行けなかったのでね。

最寄り駅はなんと鶯谷

自分の記憶力が確かなら

東京生活13年目にして、降りたのも初です(。-∀-)笑

ホームから見える外の景色はホテルしかねぇw

しかし会場の中は、元は劇場だったこともあり

洒落乙

入場は1人ずつ呼ばれ、

7~8人まとめてエレベーターで…

ってのが何とも手間かかる感じだけど。

ロッカーはフロア内にそこそこ。クロークもあり。

フロアも何とも特徴的で、後ろの方にいると

天井が低く、ステージ上部までは見えないな…

ステージはフロアからだいぶ段差があるから

目の前にデカブツが来ない限り

どんなにおチビさんでもメンバーが

見えなくなることはなさそうだけど。

 

以上、初の箱の為

簡易"ライブハウス"レポでした。

先行の時点で、今回はスタンディングしかなかったけど…

……なかったよね?

ともあれ、やっぱり指定席で見たかったなぁ。


定刻やや過ぎ

客の入場も落ち着ききらない中、会場は暗転。

そして、10周年記念公演『烏兎』から

SEはずっと、新譜に収録してある"go by"

街の喧騒をバックにコーラスが流れる。

そしてメンバー登場を拍手で迎え入れられ

最初の曲は…





Butterfly Lock
今回の新譜『HEAD ROOMS』に、
インディーズ期のものを再録した"Butterfly Lock"からライブはスタート。
アップテンポに、リズミカルに、フロアの温度を
徐々に上げていきます。
小西さんのベースがとても良い!

発熱
今期のハイキュー!!には、tacicaがタイアップしなかったことが
残念でならない、ハイキュー!!2期のEND"発熱"
1曲目での熱を、タイトルの通りさらに発火させるが如く
熱を上げるアップテンポで攻め立てる。
リズム隊の、ちょい魅せなパフォーマンスも良かった。

咆哮の詩
ライブ序盤の曲、ベースが好きなので固めてきたな!
スラップで弾く小西さんかっこいいよ。
これもサビはアップテンポにブチ上げ系。
やっぱ序盤はこうでないとね。


そっち(袖)から出てくると思ったでしょ?
だから下から出てきた。笑
……そっちから出てくると思ったでしょ?笑


猪狩さん、お茶目かwwwww

tacicaです。
最後までよろしく。


でも、猪狩さんの『よろしく』を聞くと
tacicaのライブ始まったなーって思うよ。



某鼠犬
ここ何年、ライブでは定番になってるね。
リズミカルなハイエナ曲。
まさかの"カラス"よりもよくやってるよね。
しかし、今日の猪狩さんは好調そうで何より。

ヒカリトカゲ
新譜から"ヒカリトカゲ"
これは『』なのか『ヒカリ トカゲ』なのか。
ダブルミーニングな可能性もあるけどね。
個人的には、新譜の中でもかなり好きな曲で
ヒカリトカゲからのフラクタルとか、曲順も最高。
ラストサビのドラムをバカスカ叩くとこ最高。

ONE
と、思っていたけどライブはそうじゃなかった(。>д<)アチャー
"ONE"で少し落としにきました。
さすがに音源通りに、女性コーラスとは行かなかったが
小西さんが男臭いコーラスにしてくれましたよ笑
原曲通りにするには、烏兎みたく
オーケストラverにでもしなきゃ聴けないかな?

馬の眼
前作『LOCUS』から唯一の選出となった"馬の眼"
『HEAD ROOMS』も良いアルバムだったけど、
『LOCUS』もね、猪狩さんが推すほどに、
良いアルバムだったよね。
"LUCKY"でも、"幽霊"でも、"GOAT"でも、
何が来ても良いくらいの良作でした。



ありがとう。
……ここ、いいよね。
漢字で"倶楽部"って書くとこがいいよね。笑

ツアーが楽しくてさ、
オレいつも何本回ってるか忘れちゃうから
今回はスタッフさんに、ここに○/21って書いてもらってるんだ。
あー、今日で21本目(ラスト)なんだなぁって思ってやってます。




贅沢な蝋燭
"贅沢な蝋燭"?!Σ(゚Д゚ノ)ノ
かなりレアな気がする…
と、思って自分が参戦した過去のセトリを辿ったら
オレが初めてtacicaのライブ行った
2011年の赤坂BLITZ以来だった!5年ぶり!
個人的には今日イチ、レアな曲でした。

フラクタル
新譜に戻って"フラクタル" ここで来るのね。
サビ前のカラカッ!っていうカスタネット?の部分は
ライブでは鈴木さんのスティックによって行われました。
何気にあの部分すきなんだよねぇ。
いやー、しかし小西スマイルがとっても素敵だわ( ´∀`)

510
今度は『発熱』のカップリング曲"510"
もちろんライブで聴くのは初。
tacicaのライブってさ、
こうしてシングルのカップリングだったり、
アルバムでもレアな曲やったりするから、
定番だけ抑えとけば良いって感じでもないのが良い。
何より、そうやって色んな曲を
ライブで聴かせてくれるっていうスタンスが
素敵じゃないですか。


拍手がひとしきり鳴ったあとは、
tacicaライブ名物、沈黙
日本人はMCを聞くという文化がある為、
曲後は静かにメンバーの言葉を待つが、
どのバンドのライブよりも沈黙、そして静寂が漂うのは
tacicaのライブじゃないでしょうか笑
海外バンドは、日本人のそういったものに慣れないと
(反応がなくて)かなり不安になるらしいが、
tacicaのライブ来たら泣いちゃうんじゃね笑←


グッズ持ってきてます… 小西が。


そして名物その2
メンバー(小西さん)によるグッズ紹介のコーナー笑
俊くんから引き継いで役割を果たしているものの、
あれ?今日は調子良いっすね小西さん(゚∀゚*)
そして紹介コーナーが終わり、拍手が起こり、
猪狩さんの言葉を待つや…


…今日、良かったね。笑
最初に小さい"っ"が入るみたいな。
『っ今回、~』
ちょっとイラッとするけど笑

ドラム、鈴木ヒロユキ。
今回はね、ずっと鈴木さんにやってもらってます。
感謝してます。

……曲やります。笑



大陸
HOMELAND 11 blues』からの"大陸"
スローテンポな聴かせ曲。
んー、猪狩さん調子良い。
歌い上げる様が見てても聴いてても心地よいです。
大陸も久々だなぁ…って思ったら
俊くんラストライブ、2014年1月のZeppぶりでした。

acaci-a
聴かせたあとは、リズミカルにテンポアップ
新譜から"acaci-a"
曲の雰囲気が所々、
回顧(懐古)感あるように思うのは自分だけか。
tacica的な回顧(懐古)感ではなく、
音楽シーン的な回顧(懐古)感って意味で。



今回はいちばん、
あーでもないこーでもないって言ってたツアーで。
初日が札幌だったんだけど。
地元だったし、緊張してんのか
ラーメン食おうって話になって… 小西と。笑
食べたら、2杯くらいいけんじゃないかって…
2杯食べたんだけど。笑
次の日、胃が痛くなって…

あとは…………

MCが上手くならない。
ここ(セトリ)にMCって書いてあるんだもん笑
何か話そうと思って……
曲やっていい?

……曲、やる



今回も記憶と雰囲気を元にMC再現に努めてます。
しっかし、猪狩さんは
『MCが上手くできない』
って、ほとんど毎回言ってる気がするw
もー、小西さんはグッズ紹介うまくなってきてるのに、
何で猪狩さんはMC上達しないのwww
饒舌になっても猪狩さんらしくないからヤだけどw


サイロ
ライブも終盤戦。tacicaのツアー"三大博物館(TMM)"の
テーマソングとして作られた"サイロ"
最初はデジタル限定でシングルだったけど、
今回の新譜『HEAD ROOMS』にも収録。
これからも三大博物館はやるだろうし、
tacicaにとっても無くてはならない曲ですね。

HALO
アニメ『宇宙兄弟』とのタイアップ曲"HALO"
まさに!な曲タイトル。
アニメの主題歌にはなったけど、
tacicaらしさは失われてないし、好きだよこの曲。

人鳥哀歌
ここで"ペンギン"キタァァ―――\(≧∀≦)/――― !!!!!
"カラス"がセトリから外れても、
ペンギンはやり続けてくれてるのが嬉しい。
そしてフロアも大いに盛り上がる。
大きな拍手が会場を包みます。

夜明け前
その拍手を遮るように、続けざまに"夜明け前"
"go by"を抜かせば、新譜の1曲目だし、
頭にやるかと思いきや、まさかの終盤。
また、ペンギンからのってのが良いっすなぁ。
攻め曲続き最高ッス!


何から話そうかな…
ツアーが終わったら、曲作って、CD出して、またツアーして…
誰が決めたワケでもないんだけど、
こういう流れみたいなものが出来てて…


え、何?解散とか休止とかやめてねホント…
最近、そーゆーのありすぎてマジで嫌になってるから
tacicaまでとかホンットにやめてくれ…

今まで自分たちなりにたくさんの曲を作ってきたけど、
CD出して、ツアーしてってしてると
この曲もやりたいよね、とか。
アンケート見てても、この曲聴きたいんだ、とか。
なかなかそういうのが出来なくなってて…


あれ?何か流れ変わったぞ…

"Time Line"ってツアー名?企画名?+jacaranda
っていうのをやります。


うぁ━━━━ヾ(* ´∀`)ノ━━━━ ぃ!!!!!
自分の早とちりな勘違いは杞憂に終わり、
まさかの過去曲メインのライブのお知らせとは!
さすが、tacicaはファンのこと思ってくれてますわ。


NWM
あっという間にラストを迎えました。
ラストは新譜のラストでもある"NWM"
今回の新譜を聴いた時に、最初にハマった曲です。
作中いちばんの長尺なのに、
これをいちばん聴いてるのは確かです。
アウトロ長めで、会場内のミラーボールも相まって
生"NWM"、とても良かったです。


アンコールが起こると、
最初に戻ってきたのは猪狩さん。
てか、猪狩さんしか戻って来ず、
猪狩さんはそのままアコギを装着。


wondermole
newsong e.p.』からとはまたレアな。
音源はカセットみたいな、モノラルみたいな、
味のある収録をしてるけど、
生うたアコギってヤバイな、コレ。

ハイライト
小西さんと鈴木さんも入ってきて、
猪狩さんはアコギのまま"ハイライト"
アコギって良いよねぇ(*´ω`*)



……小西が日付間違えたのが面白すぎてw
割り込んできといて(日付)間違えるっていうw
それだけで今日は良いライブだわ。笑


Time Line + jacarandaを発表した時に、
日付確認に割り込んできた小西さんをネタに、
猪狩さん意地が悪いわーwww
例によってマゼンタ色の布ステッカーも告知したけど、
最後のMCがそれってw


アースコード
最後の最後はもはや鉄板のアースコード
再びミラーボールに光が当たり、
曲の雰囲気の後押しをします。
ここまで来て、ちょっと掠れた気もするけど
歌いきった猪狩さんに拍手。
何か今ツアーは他会場でも猪狩さん調子良かったっぽいけど
やっぱ猪狩さんが調子良いと、曲にも大いに力が宿る。
で、tacicaの曲はやっぱ猪狩さんが歌ってこそだよなぁ。


良い感じの余韻を残し、会場を後にしようとするも
フロアからは更なるアンコールを求める手拍子が。
やんのー?確かに"アレ"やってないけど、
良い感じに完結してんよー?
なんて思いつつも、少し様子を見てると…

戻ってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


HERO
そしてお決まりの"HERO"を披露。
最後の最後に会場を大いに盛り上げ、
熱をもたせたまま有終の美を飾りました。


って、命の更新やってねぇ!Σ(゚Д゚;)


tacica TOUR 2016 "& ROOMS"
@東京キネマ倶楽部
SETLIST - セットリスト

(SE:go by)
01. Butterfly Lock
02. 発熱
03. 咆哮の詩
04. 某鬣犬
05. ヒカリトカゲ
06. ONE
07. 馬の眼
08. 贅沢な蝋燭
09. フラクタル
10. 510
11. 大陸
12. acaci-a
13. サイロ
14. HALO
15. 人鳥哀歌
16. 夜明け前
17. NWM


en
18. wondermole
19. ハイライト
20. アースコード


w-en
21. HERO

 

 


会場を出るときに

例の布ステッカーをもらい、

アンケートももらったけど、これは家でゆっくり書く。

外に出ると、入り口付近にやや列ができてて

何かと思いきや



なるほど、サイン入りツアーポスター

自分もバッチリ写真に収め、

 

気分良く帰路につきました。




今回はレア曲も相まって

過去に参戦したtacicaのライブも少し振り返りました。

tacica関係なく、

自分がライブというものに最初に行ったのは

2008年2009年

今から7~8年前、年は24とか25とかです。

で、本格的に年に何本も行くようになったのは2010年

別記事でも何度も書いてますが、遅咲きです。

そして、tacicaライブ初参戦は

2011年7月の『アリゲーターは眠らない!!!!!』@赤坂BLITZ

でも、その頃から考えると

聴く音楽も、ライブに行くバンドも、

大いに変わってきました。

でも、tacicaはずっと行き続けてます。

今日で7回目のtacicaワンマンでした。




途中でも書きましたが

最近、国内外問わず

ホントに解散休止するバンドが多すぎる。

それも音楽シーンの低迷下の一途を辿るのが原因とはいえ、

それを促進してるのは、業界も、リスナーも一緒。

でも、そんな状況でも

tacicaは過去から一貫した音楽性で、

ファン離れの少ない、数少ない良バンドのひとつ。

今回発表したTime Line + jacaranda

もちろん自分たちの為でもあるだろうが、

ファンの期待に応えたところも多分にあるでしょう。

そういったバンドの方が長続きするという

良い例のようにも思います。


tacicaを聴き始め、tacicaのライブに行き始めてから

自分の音楽感も変わってきてはいるけど

tacicaに対する想いは何も変わっていません。

今も昔も、ずっと好きでい続けられています。

これからも大いにサポートしていく気満々です。

tacicaが1年でも、1ヶ月でも、1日でも長く

活動していられるように。






Next Live Show
Set It Off JAPAN TOUR 2016
@Shibuya LUSH