太魯閣観光が終わった。
いよいよ花蓮ラストディナーだ。
花蓮名物の扁食で〆よう。
扁食はワンタンのこと。
「液光扁食」に続いて「戴記扁食」へ。
どちらも4代続く老舗、戴記は姉、液光は弟が暖簾を守っている。
戴記も液光も故蒋経国総統(蒋介石・初代総統の息子)が、
花蓮に来るたびに立ち寄ることで有名になったとか。
店内の壁にその時の写真が掲示されている。
メニューはワンタンだけ(65元=234円)。
言葉は全くいらない。黙って座ればピタリとワンタン。
液光はカトラリーがプラ・紙だったが、戴記は丼もレンゲも陶器製だ。
お味はどうだろう?
美味しさは変わらないが、バカ舌なせいか細かい違いは分からない。
ルーツが同じだから、お味も同じと信じたい。
胡椒、醤油、酢、香油、唐辛子。薬味も変わらない。
液光では醤油と酢を入れたので、こちらでは唐辛子を入れてみる。
おっ、いいじゃん。ワンタンの僕的新境地が開けみたい。
夜の繁華街をぶらぶらホテルへ戻る。
その途中、ピンク色の怪しげな看板と出会った。
背中があらわなドレスのおねえさん、色気たっぷりに流し目。
ホステス付きカラオケ? ぼったくられそうな予感がするぞ。
花蓮にはスタバもあるし、CoCo壱番屋もある。
セブンもファミマもやたら目につく。
ホテルに戻り、ロビーで無料のコーヒーをいただく。
食後のコーヒー、僕には欠かせない。
就寝前にも飲みにこよう。
今日も良く歩いた。
スマートホンの歩数計を見ると「16708」。
広島から大阪くらいの距離かなあ。
風呂上がり、いやシャワー上がりにビールをぐいっ。
今夜は台湾南部・屏東で生産された「維士比 威士忌啤酒」。
アルコール度数5%、爽やかな飲み口だ(35元=126円)。
「マンゴービール」に始まり、「アサヒ・乾杯」、そして「維士比」。
食べ歩きだけではなく、レアなビール探索も愉しい。
どこまで続くか不安はあるが…。
<花蓮気まぐれクイズ>黒と白の市松模様がくるくる回っているサインポール(signpole)を飾った店舗がありました。この店は何でしょうか?