Stevie Wonderを前に歌う！？
大抵いろんな事を書きたくなってしまうのですが、本日は何も言う事はありません！
Stevie Wonder本人を目前に（ツバがかかったかも？）初対面の人間が『I Just Called To Say I Love You』を歌ったアホは稀少品種かと思いマス。(次回に続く,, ,)
STEVIE WONDER Official Site
Hot Typhoon from East
『台風一過』とでも申しましょうか。東洋からの超強力な熱帯性低気圧ことDan
さんが帰国しました。ホント、忙しい人でいつ寝るんでしょうかね？それと驚くのは怪我すると赤い血で無く赤ワインが流れ出ますから。
さて今日のタイトルを見てピン！と来た人はいたでしょうか？これ、今から30年以上前に76年にLAウエスト･ハリウッドにある『Troubadour』にピンで、ギター一本のみで出演した『泉谷しげる』様のライブ盤の名前です。私は大阪の義兄弟Mr.K藤さんから頂いて大切に聴いています。
今じゃアメリカ、ことLAに来て活躍する日本人アーティストも少なくないです。B’zがHollywoodに名前が飾られたり、久保田利伸さんやGlayがHouse of Bluesに出演、そう言えば昨年7月のアニメイベントで『しょこたん』が7,000名ものアメリカン･オタク大観衆を前に歌ったって言うじゃありませんか？凄い世の中です。一万人近い脂ぎったアメリカ人男子たるもの（女子もか？）がしょこたんに萌え萌え総立ちしてる光景も想像を絶しますが,,,。ギガンテック？！
オタクは一昔前まで『Fun Boy』って呼ばれて馬鹿にされてたけど、今じゃしっかり英語で『OTAKU』です。最近じゃ「I’m OTAKU and I’m proud！」みたいな情勢になってて、そのうちオタク界のJBなんかも出てくるんじゃないかと,,,。プラカード持って20万人OTAKU大行進したり,,,。ま、草食恐竜系（？）の方々だから暴動や焼き討ちは無いか,,,。
何の話だっけ？そうそう、泉谷しげる様でした！このアルバム、絶版になってるはずで手に入るんですかね？
70年代半ばって言えば、まだ日本がアメリカを見上げてた頃。力関係ではまだまだ圧倒的にやられてた頃でようね。少年の私は泉谷しげるさんがフルアコを持ってロサンゼルスの路地に座っている白黒写真を『ライトミュージック』か『音楽専科』誌で眺め『海を渡り挑戦する吠える一匹狼』なるイメージを持ってました。
このライブハウス自体リンダ･ロンシュタットがウエイトレスしてて、そのバックバンドだったイーグルスがデビューしたってとこですよね。Curtis Mayfieldもここでライブ盤を収録しています。
そんなお店ですから、多分緊張したでしょうね～演る前は。しかし、そこは男･泉谷しげるたる人、このライブ盤では英語は「OK？」か「Thank You！」程度しか使わない。他は歌は勿論、語りもゼ～ンブ日本語！！凄いの一言ですよ！！下から見上げるへつらいのかけらも無し。気高い日本人のあるべき姿です。孤高の一匹狼です。
そうです、裸のまんまの自分だからこそ自分の存在自体を相手に強烈に感じさせる事が出来るんです。そんな時に英検やTOEICや何大学出ましたの、年収どれだけですだの、どんなブランドの時計何個持ってますの、どんな車持ってますのってなんて愚の骨頂。ナ～～～ンの意味も無し！
叫び！それも裸の叫び！自分の存在の証明。
そうそう、泉谷しげるさんには、これまた70年代の名盤中の名盤『’80のバラッド』でノックアウトされました。モンスーンの湿った空気と、熱帯植物の草いきれ、そしてぎらつく汗の匂いのするアルバムです。絶対高い酒なんか飲みならが聴いてはいけない音楽。
是非聴いてみて下さいマセ。
飲んだり食ったりの人生最高！
日本帰国直前のDan
さんとCouz君を我が家に招待。超多忙なスケジュール中に都合をつけてくれた事を感謝します！
今晩のメニューは平日で仕込み時間が無い！ので市販品を利用しつつソウルフルな料理を目指しました。と、料理はさて置き、やはり気の合う仲間と過ごす時間は最高ですね～。
あっと言う間に過ぎちゃいます。そうそうBGMも大切ですね。Couz君mixのCDでウキウキし始め、STAX50周年記念盤、JB、Full Force、Funk Ink.、はたまたHerbieのHead Huntersまで行っちゃいました。
さてお料理はメインがJerk Chicken、サイドはRice & BeansとCabbage、Corn Breadはお約束。
Jerk Chickenは昨年11月のBBQ大会（？）で好評だったので、是非アップグレードバージョンを！と意気込んでおりました。
実は20年前に旅行した時からジャマイカ料理の大ファンでして、ジャーク鶏豚魚は勿論『牛の尻尾』や『ヤギ肉カレー』もかなりイケます。
今回の鶏肉はダークミート。
シーズニングは市販品で一番美味しかったのをベースにして、自分なりにハーブ類、ガーリックパウダー、チリパウダーなんかをザックリと、決め手はJim BeamのRyeウイスキー！。こいつに一晩漬け込んで置きました。
Rice&Beans市販品は味が濃すぎるのでロンググレイン米を足して我々の舌に合うようにと。世界の象印ライスククッカーは便利です！
Danさんが少し遅れるとの連絡。Couz＆Tjは最初はビールでKirin Ichiban &
Miller MGD。バッファローウイングがツマミ。
Cabbageは普通スモークド･ターキーやハムでダシを取りますが、今回は『スモークド･エルク（鹿）』！。
だってSoul Foodレシピ本にはアライグマ（！）なんかの食べ方も出ているし、ま、鹿を使っても良いんではないかと,,,。スモークした香りが良いのでは？と。
そしてメガトン級原子爆弾男Danさん登場！手にはK･Jackson、R･Mondavi他カリフォルニア･ワインをごっそり＆今So Cal Hip Hop界を恐怖のどん底に叩き落としている『Death ソース！！！！』。
笑顔のDanさん曰く「大丈夫！大丈夫！」。だけど目は笑っていないし瓶を持つ手つきが薬品を扱う薬剤師みたい,,,。
この品物ヤバイの一言！一度唇についたら痛いってか、その内それを通り越して麻痺するってか、自分の唇が2m位先にあるように感じます（L体験者には嬉しいかも？）ま、音までは見えませんけど。ミ･タ･イ･ナ！！
＜見よ！この狂喜じみた笑顔を！！
Couz君は中ジョッキサイズのコップで赤ワイン一気飲みしてましたが大丈夫？
ま、Danさん的には『小型の熱帯性低気圧』程度の飲みだったのでは無いでしょうか？？？？
気付いたらビール9缶、ワイン5本でした。
やっぱりAl Greenは天使だった？
第51回Grammyがありました！詳細はDanさんBlog
で楽しむとして,,,。
Grammy関連で言うと2/9（月）LA Times朝刊ではChris BrownとRihannaのドタキャン話を大きく掲載。
当日になって発覚したそのドタキャン劇の大穴を埋めGrammyを救った天使は『Al Green様』。アルと言えば『Let’s Stay Together』で知られるサザンソウル第一人者で今は牧師さんですよね？日曜日に彼がシャワーを浴びていた所に突然電話が入り説明も無いまま狩り出され、僅か2時間半でリハーサルや何やら済ませて本番になったそうです。
事の始まりは2/7（土）夜にBeverly Hillsで行われた前夜祭パーティーがはけた深夜過ぎ。
クリスがレンタルし運転するランボルギーニ（！）内で喧嘩が始まり、喧嘩は止めた車外で更にエスカレート。クリスは怪我を負わせたリアーナを路上に残しその場を去ってしまいました。
Big Boyの番組 では『リアーナには噛まれた歯跡があったらしい！』と言ってましたね。グラミーは2/8（日）開会直前に二人が出演しない事を発表し辺りは騒然となったのです！
バックレを決め込んでいたと思われていた当事者クリスは2/8（日）、開会後7:15pm頃に弁護士を引き連れ所轄の警察署へ出頭。
ここからがDeepなおたくネタ（？）でして、この『弁護士』ってのが臭いのです。この人Mark Geragosってんですが、過去にラッパー･Nate Dog暴行事件。女優ウィノナ･ライダーのビバリーヒルズ万引き劇。マイケル･ジャクソン幼児に手を出しちゃった事件。メジャー野球選手バリー･ボンズの薬物使用疑惑。クリントン元大統領の兄弟酔っ払い事件。と調べれば調べる程（叩けば叩くほど？）キナ臭いですが、究極はLA移送直後自殺し真偽の程が迷宮入りしてしまった『三浦和義』の弁護士でもあったそうです。
敏腕って言えばそれまでだけど、ま、これってハリウッドならではの欲と金の絡むハイエナ弁護士？人間ってあさましいですね～。
それに比べてシャワーから裸で駆けつけたAl Green。やっぱり私はアルの心の清さの方がよっぽど好きです。
LET'S GET BUSYの由来？
「LET'S GET BUSY！」
アメリカでは深夜TVのトークショー番組が非常～に人気高くて、この「レッゲッ、ベゼ～！」てのは『Arsenio Hall Show 』が始まる時に、いつも彼が叫んでたんですね。確か1989年位から90年代半ばまで続いたと思うんだけど、黒人がこの種の番組メインホストとして登場したのはこれが初めてだったんじゃないですか？当時はスポーツではMJ、音楽ではMCハマー、映画ではスパイク･リー監督作品が注目を浴びる等、ちょうど若い世代の黒人文化（ヒップホップ文化）がメインストリーム（主流社会）を飲み込むか！って勢いの頃だったんですね。
番組には必ず歌のゲストが登場するんだけれど、ルーサーやパティ・ラベルやHCハマーなんて覚えています。そうそう、それからなんたって当時大統領選挙活動の真っ最中だった憎めないスケベ男、ババ･クリントン が出演する上に自慢のサックスをＢｌｏｗしまくっちゃって、これが大統領誕生の決定打になったとも言われています（？）。
アメリカ史上、初の黒人大統領！と言われるクリントンの事はいつか本誌 でも取り上げないとね。
Arsenioについては今となればウエブにも日本語情報がワンサとあると思うけれど、多分当時リアルタイムで彼に言及していたのは、山田詠美さんだけだと思います。山田詠美さん（ホントは『様』で呼ばねばならぬ）、素晴らしい。
LET'S GET BUSY!
日本で新たに配布される『HIP HOP INSIDER 』にコラムを書かないか？と敬愛するDan-san からお誘い頂いてから、あっという間に一年が過ぎようとしています。
当初「約20年もこちらで過ごし浦島太郎ならぬ三郎状態。若者や流行なんか分かんないよ～。」と、弱気な私に「大丈夫！！TJさんの普通のマンマが面白くて良いんですヨ！！」だって。
40過ぎのおやじに『マンマが面白い』って、なんか素直に誉められ喜んで良いのか、一杯食わされてるんだか,,,。トホホ,,,。
普段から社会を斜めに見上げてる訳じゃ無いけれど、『溢れる希望』『はじける青春！』『明るい未来』＆『ヤング（死語！）』なんて言葉を聞けば「ケッ！何～が青い春だい、オッサンには過ぎ去った季節！全く関係無いけんね！」っと東海林くんか椎名誠さまのような気分になり、三白眼に加え額に怒りのシワさえ寄せてしまう私です。
仕手上手Dan-sanの仕組んだ巧妙な罠にはまり、ホルモン焼きとチューが似合う年頃の私が、ヒップでホップでクール（お”お”～、言うも恥かしい！）な今時のヤング（死語再登場！）達のマーケットに飛び込む！！お腹の周りがダボ付いて来た年寄りボクサーが、筋肉に張りがあり伸び盛りの若者ボクサーに挑む！
う～む、全国10万人読者の方々に喜んでもらい、ブラックカルチャーの新しい一面を発見して頂き、同じ人間として理解し合える、少しでもそんなシーンのお手伝いをさせて頂きたく思った訳です。
シャツの袖をたくし上げ、こりゃ頑張らねば！そんな時の気分を表す言葉。
『LET'S GET BUSY』
毎日、毎朝、そして毎晩（フフフ,,,）、Let's Get Busyでありたいと思います。