講演会

１１月７日（日）

周南市市民会館と徳山動物園にて、

「猛禽類の訓練と鷹狩りの現在（いま）」と題した講演会を行いました。

当初の予定では２０名程度のつもりだったんですが、参加希望人数が大幅に増えて、

最終的に４０名ほどになりました。

講演中の様子。

ほとんどの方が一般の方々です。

皆さん熱心で、メモを取る音がしきりに聞こえてきました。

内容としては、猛禽類の大まかな分類から鷹狩りの概要、動物園での活動、

環境教育やリハビリテーションの必要性まで。

大雑把にですが、自分の伝えたいことや総論まで含めると一時間半では短すぎました(＞＜;)

とはいえども一般の方々にこれ以上長い講義は無理。

実際、うちの子供らも限界でしたｗ

質問の時間も少しとれたのですが、あまりの質問数に時間切れ。

皆様非常に勉強熱心で感動！

文化会館での講演が終わると、動物園に移動してフライトショー実演の解説を行いました。

地元新聞社の取材も受けます。

ベンガルワシミミズクの「チャンドラ」

講演参加者との振り替えも介添え付きですが難なくこなしました。

ハヤブサ（ペレグリンファルコン）の♂、「ハヤト」

事故救護個体です。献身的看護と訓練のかいあって、動物園レベルでは

国内最高（たぶんｗ）のパフォーマンスを見せてくれます。

この日は調子がよく、自力で電柱３本くらいでウエイトオンしました。

回転半径５０ｍほどで円錐上昇、数十秒～といったところでしょうか？

ルアー“のみ”の訓練でここまで出来ればなかなかでしょ？ｗ

ルアーパスは速すぎてどうしてもブレます。

スポーツモードでこのありさま。超高速撮影が必要ですね。

こちらは同じくペレグリン♀、「のぞみ」

長い間ケージ飼育だったので、飛ぶことはおろか換羽の異常が出たりしていました。

訓練することでかなりしゃんとしてきています。

現在、ターンから回旋して上昇を学習中。

こういったショー形式で参加者の方々に見学して頂き、好評のうちに講演会を終了しました。

今後ももっと一般の方々にも猛禽類や鷹狩り、訓練等を知って頂くため、様々な形で

こういった企画が出来ればと考えています。