自分で言うのも何なんですが…
今日、12月9日は僕の35回目の誕生日です。
そう、なんだかんだ35歳になってしまったのです。
あ、ありがとうございます。(誰も聞いてないって…)
今年いっぱいで…と、発表してから…
皆さんから「どうするの?」とか「何処でやるの?」「何でそうするの?」
…などなど、ホントに沢山のメッセージやご連絡を戴いております。
ホントに有難い限りです。
でも、チョット色々と説明不足なところもあり、色々な誤解もあるようですが…
僕はまだ美容師は完全には辞めません。
美容師としてのステージで演じるのは徐々に減らしていくかもしれませんが、僕はまた新しいステージに立とうと思っているところです。
ですが、ぶっちゃけて言うと…
ちょうど5年前の今日、つまり30歳の誕生日に、僕は病院のベッドの上にいました。
その前の日に緊急入院し、自分では大丈夫だと思っていたけど、医者からは「アンタこのままやったら死ぬよ」とまで言われ、初めて「死」を意識した瞬間でもありました。
そんな誕生日、30歳という節目の誕生日をそこで迎えたのです。
思えば、その当時の僕は身も心もボロボロで疲れ果て、そんな自分にも気付かずにただ我武者羅に走っているだけでした。
そこに訪れた「死」を目の当たりにした経験。
入院中、様々な事が頭をよぎり、浮かんでは消え、また浮かんでは消え…
「一体、俺は何をしているんだ?」
「何をやりたいんだ?」
「何を成す為に生まれたんだ?」
なんて、普段考えもしないような事を夜通し考えていました。
行き着いた先に考えたのは…
「35歳で美容師は辞める」
でした。
その当時、自分の身体の状態や気持ち的な部分からしても、「長くはやれないな」という思いはありました。
あと5年…
とりあえずざっくりとですが、自分の中での線引きをしたのです。
しかし、35歳で人生が終わるわけでもなく、また終わらせるつもりもありませんから、何かはやらないといけないわけで。
その先に何をやるのか?やりたいのか?
また美容師以外で自分が出来ることやれる事を作らないといけないとも考えました。
僕は楽観主義なのか、最悪の状態の中で今後の希望や展望、夢や未来を考えていました。
そうすると、自分の中で学ばなければならないこと、クリアしないといけない課題、考えなければいけないこと…
沢山沢山、これでもか!っていう程出てきました。
それがTittle2329の語源にも繋がっています。
とりあえず出来ることを。とりあえずやるべきことを。
本も腐る程読みました。
セミナーにも飽きるほど参加しました。
塾や勉強会にも多額の投資をしました。
美容師ではない分野の勉強や学び、または出会いや仲間…そういった経験をこの5年はやってきたように思います。
そんな中で、やっと自分のやりたい事、やるべき事、やらざるを得ない事。そんなものを見つけたような気がしているのです。
5年前の今日に思ったこと、考えたことが、5年後の今日に少しですがカタチになってきました。
なので、この決断はある意味必然であり、自分もそれを目標にやってきたところもあるのです。
皆さんには突然のお知らせになりましたが、実は既に5年前から、ココ春吉にお店を作る前から考えていた事なんです。
色々やってる。
色々やってきた。のは、実はこの為だったのです。
これからの僕の活動や事業内容については、ココでお伝えするかもしれませんが、しないかもしれません。
とは言いつつも、まだ美容師もやりますので。f^_^;
既に、別のブログやサイトを準備中です。
その時に、またそこでお会い出来ればと思います。
つまり、既に次を作ってるんです。実は。
次、その次、またその次に。
そこに、その向こう側に僕の目指すものがあると思っています。
僕をずっと突き動かしてきた言葉
There is no time to lose.
「グズグズしている暇はない。」
です。
「死」を目の当たりにすると、その言葉の意味をまざまざと感じるものです。
その意味を僕は、少なからず理解はしています。
時間は有限であり、無駄な時間は一瞬たりとも無いんです。
その時間を使って、その時間の中に生きて、何をやり誰と共にし、どうなりたいか?
それだけしか無いんです。
だから…
たとえ、何も無くても…ただそこに行きたいだけなんです。
多分、それしか無いんだと思います。
シンプルに、それだけです。