定刻通り4時にお呼びがかかり説明を受けました。
定番の健康な心臓の説明から始まり、乙姫の心臓の説明。
そして、今回の手術の説明でした。
何回も書いているので省こうかと思っていたんですが、この病気は個人差が激しく乙姫の事例は資料には無いとのことでしたので、誰かの参考になればと思い記録することにしました。
素人がドキドキしながら聞いていたので間違っていたらすみません。
乙姫の病気は
純型肺動脈閉鎖症
冠動脈異常あり(類洞交通あり)
です。
そして、今回行う手術は
両側両方向グレン手術
心房中隔拡大
です。
生後1ヶ月の時に広げた卵円孔を今回グレン循環を良くするため更に大きくというか、心房にほぼ壁のない状態にします。
通常1本の上大静脈が、1本は正しい位置にもう1本は心臓の裏側にと、乙姫は2本あります。
そのため、心肺停止装置も2ヶ所に必要になります。
左右に入れたシャントを外し、そこに上大静脈をつなげます。
もし、肺動脈圧やSpO2の値が良くない場合には閉じる前にセントラルシャントを入れます。
先生曰く、乙姫の大動脈はお行儀が悪い(大きく湾曲しています…)らしく、通常左に入れるのが難しい両方向グレンなのに、大動脈に隠れた右側が難しいようで、今回は出血が心配なようです。
この病気のこの手術のネックは冠動脈異常らしいのですが、乙姫の冠動脈異常は以前より落ち着いているようです。
また、全ての弁が弱く、血液が逆流していたのですが、それも処置無しでいける状態に改善していました。
ただ、気になるのが
2割の子が再手術しているので、慣れています。
って、先生が再手術に自信がありそうだったこと(笑)
再手術…、嫌です…。
また、先生がすごく興味を持たれていたのが
肺高血圧と胃食道逆流症の関係でした。
乙姫のように
臨月までお腹にいて、3,000グラムを超えた赤ちゃんが、万全の態勢で生まれ、順調に生後1ヶ月でシャント手術ができた
のに、肺高血圧になってしまった
と言うのが、内科医外科医の疑問だったようです。
そこで、ひょっとしたら胃食道逆流症が慢性的に肺を痛めていた可能性が出てきました。
もし、この関係性が正しいのなら肺高血圧の子を調べて、逆流症があるタイプならどうにかなるんでは!!と、素人はキラリ(☆∀☆)となりました。
あと、余談なんですが乙姫は逆流症の手術を終えた頃から、私が登山の時に肺を痛めないように飲んでいたスクワレンを食べてもいました(笑)
何だか文章がバラついていてすみません。
最後に今回の説明の写メです。
それでは、明日頑張ります!!
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