2012年1月23日と25日。 | 白血病闘病気(2011年~2012年までの)とたまに現在

白血病闘病気(2011年~2012年までの)とたまに現在

白血病と診断され、一度は職場復帰を果たしたものの、わずか2ヶ月で再発。
そして再び職場復帰を果たしつつある今。
白血病から学んだもの、価値観、一分一秒とはどういうものか。
偏見に満ちた目ですが表現できたらいいなぁと思ってます。

23日。
最近、朝食をパンに変えてから一緒に出てくようになったホット紅茶が楽しみの名無しです。 
朝から血液検査です。 
結果は 
白血球100 
赤血球207 
ヘモ 6.2 
血小板0.8 
まだまだ骨髄抑制が続いてます。 
先週の総回診で後3週間は無菌室と言われたので当然っちゃ当然。 
血小板が低すぎるので、明日血小板の輸血です。 
赤血球はもうちょっと様子見です。 
例によって貧血で顔色が青白いですが。 
移植に影響がでる輸血回数は、赤血球、血小板各20回を期に影響が出るらしいです。 
俺何回輸血したろ? 
どっちもまだ20回はいってないと思われます。 
そしてもう1月も下旬。 
もう2カ月すると白血病初発から1年じゃないか…! 
途中2カ月は職場復帰もできたのになぁ。 
思い起こせば去年の3月。 
血液の病気の可能性が高いと言われ普通にエイズかと怯えた入院前夜。 
思い当たるふしが結構あったもんで。 
一番最初は悪性リンパ腫かと思ったんです。 
リンパ節が腫れてたし、熱も下がらなかったから。 
その後色々独自で調べて、悪性リンパ腫か白血病かエイズのどれかだなと。 
入院が決まって数年ぶりに家族四人でご飯を食べました。 
あれよあれよと言う間に気付いたら4人部屋に。 
2012年もあんまり自由には動けないですが、2013年はまた自由に動きたいですな。 
まぁ、無菌室は無菌室でかなり自由なんですが。笑

25日。
地震来なかったですねー。 
地震が来るみたいな事をチラッと聞いてたもので。 
そんな今日の血液検査の結果は 
白血球100 
赤血球199 
ヘモ 5.8 
血小板5.6 
白血球は横ばい、貧血は進み、血小板が昨日の輸血効果で大幅増。 
昨日の血小板輸血は何事もなく終わって良かったです。 
結果も出ました。 
後は自分の体で作れるようになればいいんですが。 
血小板自体は寿命もあって、細胞分裂もしないんで輸血したところで、自分の骨髄が作り出せなかったらいずれ下がるんです。 
血小板だけじゃなく4種類の血液細胞全てそうなんですが。 
なので輸血は基本的には一時凌ぎの処置療法です。 
それにしても白血球が増えない。 
白血球が100のままかれこれ9日間が経とうとしてます。 
主治医も「この数値で感染したり、発熱がないのは不思議です。」と言ってます。 
さすがに赤血球とヘモグロビンが低すぎたので今日と明日連続で赤血球の輸血をしますが。 
貧血が進むと目がかすむんですよ、マジで。 
ふらつくとかじゃなくて、遠くのものがかすむんです。 
2m先のテレビの小さい文字が読めなくなるんです。 
輸血をして赤血球やヘモグロビンが上がると良くなるんです。 
これはなかなか貴重な体験をしてますよ。 
赤血球が200を下回ったのは今回の治療が初めてなんでちょっとびっくりくりくりくりっくり。 
話は変わりますが、今月は何気に色々と手続きじみたことがありまして。 
まずは国保の減免手続き。 
これは完了しました。 
前回区役所に行った時に対応してくれた人が俺を覚えててくれてたようで。 
話がスムーズに流れまして、未納分18万ちょいが減免されました。 
源泉徴収証を病院まで持ってきてくれたオーナーに感謝です。 
続きまして今やってる手続きが、骨髄移植コーディネーター費用の免除申請です。 
これはちょっと揃えないといけない資料が多いんで現在進行形です。 
すでに5万8000円の請求が来てますがまずはこれを免除してもらおうかと。 
そしていざ移植になると+15万位かかるらしいんで、これもまた免除してもらえたらこれ幸いかと。 
知らずに何もしなければ減免にならないこの制度。 
調べて相談するって大切ですな。 
この移植費用は免除してほしいなー。 
申請書書いて移植財団に提出して、財団が審議して決めるらしいんで、ドキドキです。 
うまく話が進むといいな! 

さて最近また新しい本を入荷しました。 
「日本で一番社員満足度が高い会社の非常識な働き方」と言う本です。 
いわゆるマネジメント本です。 
こんな職場環境にしたらみんなのモチベーションが上がったよ!的な本です。 
まだ山本五十六を読んでるんで、読んでませんが。笑
時間はたくさんあるんで興味のあることはなんでも勉強しようと思います。 
でもこういう本を読むと働きたい衝動にかられるんだよなー。 
なんだかなぁー。