【Episode5 6人は”いつ”死んだ?】うみねこのなく頃に散 | AQUOSアニキの言いたい放題

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※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。「うみねこのなく頃に散」を題材に書いています。読む過程で推理しつつ記事を書きますが、「散」は解答編に相当するものなのでネタバレに踏み込むかもしれないことをご了承ください。


この謎を解かなければEpisode5の核心にはたどり着けない。そんな気がします。


譲二ら5人、そして蔵臼を加えて6人は、”いつ”死んだのだろう?


そこがわからない。蔵臼は”脅迫者”と夏妃との電話後に殺されたとしよう。

しかし、残りの5人が”いつ”殺されたのかがわからない。


生存者たちは、5人の死亡を確かに確認した、と赤で宣言されている。

しかし、遺体は全て消失したという。

そして、遺体は死亡後、移動していないとも言う。


これは一体どういうことだ?遺体は”いつ”確認した?

朝だったとしても、それでは古戸ヱリカの推理は成立する。戦人の推理は否定されてしまう。


例えば、朝、戦人が悲鳴を上げたのは、5人の死体を見たからではなく、魔法陣を見て驚いたからだ、という解釈で考えてみよう。


そうすると、5人の遺体は”いつ”確認されたのだろう?そこがわからないのだ。

ここで肝心なのは、少なくとも夜0時から秀吉が死亡する直前までの間に、5人の死亡は確認されていなければならない。確認されていなければ、そもそも秀吉が客間に行くという展開にはならない。夏妃が憤慨したフリをして、客間のクローゼットに隠れるという展開にはならない。古戸ヱリカが、アリバイ検証をするという展開にもならない。


「殺人事件」というのは、「死体」が発見されて初めて成立する。「いなくなった」では成立しない。それは「失踪」かもしれないし、「拉致」かもしれないのだ。「拉致」を確認するには、拉致した人間から連絡なり脅迫が無ければ成立できないし、ただの「行方不明」扱いになってしまう。


要するに、「行方不明」では事件として扱われにくいのだ。


そして、遺体は確認し、遺体は消えたという。遺体は移動していないという。

この矛盾は成立するのだろうか?


この矛盾が成立するようなトリックがあるとすれば、古典的だが、

・そもそも遺体が置いてある部屋を生存者全員が誤認した「錯覚トリック」

くらいしか思いつかない。


もしくは、実は5人はいとこ部屋以外の場所で死んでいて、夏妃以外の人間全員が、5人はいとこ部屋で死んだと言い張ったとか。


そんなのありえるのか?夏妃以外の人間全員がグルだったなんて・・・・。


残念ながら、5人が”いつ”死んだのか?これは特定不能だと思います。


あと残るは、秀吉の密室トリックだけか・・・。