【第七~第八の晩:現場と死因の謎】うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

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※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


今回は、第七~第八の晩である、蔵臼・夏妃の殺害について推理します。


これも、見た目は第二の晩の楼座・真里亜のように見た目は単純なのですが、

案外不可解な点があって、これをなかなか解けません。


今回は、不可解な謎と思われる点を並べ立て、出来るところまで推理してみることにします。


[謎①]

なぜ二人の死因は絞殺なのか?

絞殺とは、呼吸が出来ないため、悲鳴を上げる、大声で助けを呼ぶといったことが出来ないため、静かに犯行を実行するにはうってつけの手段と言えます。

しかし、それは被害者が単独である場合のみ、です。被害者は二人。

片方を絞殺するには、時間がかかってしまうし、その間にもう片方が抵抗する、助けを呼ぶ、など色々な行動を許してしまいます。


[謎②]

単独犯による犯行なのか?

⇒謎①から派生して、この考えに行き着きます。犯人が複数犯であれば、謎①の問題は解決されます。・・・が、この場合、二人以上の犯人が共に行動していた状況を想定しなければいけません。


[謎③]

なぜ現場が薔薇庭園なのか?

⇒通常では考えられない行動です。蔵臼と夏妃は、霧江が屋敷へ行くといったときも、反対し、絵羽が屋敷へ秀吉を探しにいったときも消極的な態度を取りました。

つまり、蔵臼と夏妃は、ゲストハウスから出ることに消極的だったはずです。

生存者たちが残り少なくなってきた状況から言えば、なおさらゲストハウスから出る理由は無いはず。


[謎④]

銃は使えなかったのか?

⇒蔵臼と夏妃は銃を所持していたはずです。しかし、発砲した様子は無かった。

犯行現場が薔薇庭園にしろ、ゲストハウス内にしろ、銃声が聞こえてもおかしくなかったはず。

絞殺という、静かに犯行を済ませる手段をとったことは理解できるのですが、抵抗を許さない状況というのは通常では考えられない。

楼座と同じく、顔見知りの犯行であると考えられます。・・・が、蔵臼も夏妃も、楼座がどうやって死んだのかは周知しているはずで、そう易々と犯行を許すとは少し考えにくいです。




[仮説Ⅰ]

二人は別々の場所で殺された。別々の場所で殺されて、その後、薔薇庭園に運んだ。


[仮説Ⅱ]

銃は実は弾切れだった。第四~第六の晩で、凶器となった銃は被害者が持っていたものも含めて、弾切れだった。もしくは、何かの理由で銃として機能しなかった


[仮説Ⅲ]

蔵臼と夏妃がゲストハウスを出たのは、屋敷へ向かう譲治を目撃したからである。

譲治の目的がわからないが、危険だと判断した蔵臼と夏妃は、緊急だと考え、譲治を追いかけた。


[仮説Ⅳ]

南條と秀吉(偽装死だった)の犯行だった。犯人が複数犯であれば、抵抗を許さなかったことも納得がいく。絵羽が加わっていないのは、譲治を探しにいくと言い出したのが、絵羽だから。絵羽の立場からすれば、譲治を外に出すことは何がなんでも止めたはず。仮説Ⅲの通りであれば、譲治が外出したあと、内部から鍵をかけることはしないし、それよりも真っ先に追いかけるであろうから。譲治の行方が分からないという時点で、絵羽は蔵臼・夏妃の殺害に関与していないと判断。

ちなみに、内部から鍵をかけたのは消去法で南條の仕業だと考えました。

仮説Ⅰは合理的でない気がします。別々の場所で殺害したとしても、わざわざ二人まとめて薔薇庭園内で発見させるメリットが無い。そのまま殺害した場所で放置しても良かったのでは。

・・・あ。二人ともそこで殺された、と誤認させるのが狙いだったとか?


仮説Ⅱについては、真相までは踏み込めないにしても、説得力はあると思います。

「犯人」は、第四~第六の晩で銃を奪っておきながら、それを使わないで絞殺という手段を使ったのは何かしらの理由があると考えられます。


仮説III・Ⅳで実行犯が誰なのか?まではわかるのですが、犯行現場が薔薇庭園である理由が不明です。待ち伏せしていたとは考えにくいし、南條はゲストハウス内、秀吉は屋敷。これでどうやって蔵臼・夏妃が外にいたことを察知し、共犯となって犯行を行えたのか?これが新たな謎となります。


今回はここまでとします。案外難しいな、ここ・・・。




謎がいくつか出せたところで、仮説を作ってみましょう。