【(Retry)Episode1 第四・第五の晩を推理】うみねこのなく頃に-魔女と推理の輪舞曲- | AQUOSアニキの言いたい放題

AQUOSアニキの言いたい放題

徒然なるままに俺自身のネタや、政治・社会ニュースへの辛口コメント、最近観た映画の感想とかを書き綴ります。

たまーにブログのデザイン変更とか自作ブログパーツを出したりします。「ムホホ~♪」

これまでの推理はこちら


※この記事は”うみねこのなく頃に”を直接ネタバレして解答したものではなく、アクオス個人が勝手に考え、勝手に答えを出しただけのものです。なので解答編などとは直接関係ありません。あくまで推理好きの戯言だと思って聞いてやってください。


とりあえず、第四の晩、第五の晩を推理してみます。


ボイラー室の金蔵・嘉音殺害について。

金蔵は既に死亡しているので無視。


嘉音の殺害について推理してみましょう。



まず背景から。

第二の晩の絵羽夫妻の事件後、異臭がすると真里亜が気づく。

原因はボイラー室ではないかと、源次が嘉音と熊沢に向かわせる。

二人は、何かの物音に気づき、何者かが潜んでいると恐れるが、おびえてうずくまる熊沢を置いて、ボイラー室へ乗り込む嘉音。


ボイラー室内は明かりがつかず、暗闇

嘉音は手探りでを掴み、潜んでいるであろう犯人を捜そうとする。

そして、胸には杭がささる。嘉音は杭を引き抜くが、倒れてしまう。


このとき、全員にアリバイがあり、犯行は不可能。




Episode4での赤の宣言を情報に追加。

生存者・死亡者を含め、全員にアリバイが成立。嘉音は自殺ではない。

他殺かどうかは不明。事故死ではない。

以前自力でやった推理では自殺だろうと考えたけど、終盤でこんなの来るなんてね・・・。

ここまでヒントがあったらもう消去法で結論は出せる。


病死とかなんてもんじゃない。自殺でなく、他殺でない(全員にアリバイがあるから)、

事故死でないなら、結論は1つしかない。

生存していたこれしかあるまいよ。


つまり、偽装していたってわけだ。

杭が刺さっていなかったのも、そう。Episode1の全ての事件の中で、ここだけはなぜか特異な点が多い。

密室でない。杭が刺さったままではない。そしてなにより、犯行が人間くさい。


最初から事件を追ってみよう。

まず、ボイラー室の金蔵が燃やされていた。このとき、例えばボイラー内の空気が膨張して蓋が開いたとか、予め開きっぱなしだった為、何かの拍子で閉じたとか、そんな物音がして、あたかも何者かが居たように思われた。


そして室内へ。予め用意しておいた血糊を杭に付け、服に穴を開け、胸から血が出ているように偽装。そして発見される。


ここまではいい。次の疑問はここからだ。


南條により、朱志香を伴って治療を施すが、致命傷と見られたため、治療の甲斐が無く死亡した。・・・と見られた。


南條は医者だし、一般の人間よりも生死を騙すことは難しいと考える。

では嘉音が偽装死なら、どうやって医者の目をかいくぐったのか?


答えは簡単。南條もグルだったから。朱志香には下がっていてくださいとでも言っておき、同室はさせたものの、傷を見せたり近寄らせたりはしなかったのだろう。


血まみれの偽装を施し、あたかも死亡したようにみせかけた。


ここで、南條がグルではないか?と思わせる根拠を出す。

ゲーム中のEpisode4の南條の息子、南條雅行のプロフィールに、”難病の妹”がいて、死去しているらしい。南條も息子も医者だ。南條自身が手に負えないほどの病気だったのだろうと推察できる。

ここで、金蔵が死亡しているのに、それを隠していた背景が結びつく。

自分の娘の治療費用を出す代わりに、金蔵の死亡を隠匿するよう、取引があったのではないだろうか。そうでなければ、遺産相続という重要な親族会議の場で、金蔵が死亡していたのを隠す南條の立場はものすごく違和感があるものになる。

故人の友人だからというだけで、死を隠す手伝いをする理由があるだろうか。


そして、それでもなお治療できなかった。10トンの隠し黄金をなんとしても見つけて、

娘を治療させてやりたいという意思があったのではないだろうか。

だから”脅迫者Y”とグルになった。


ここでさらに、もう1つ疑問がある。

嘉音の偽装は、”脅迫者グループ”の計画されていたものだったのだろうか?


Episode1の一連の事件は、最初の第一の晩を除き、全て源次の指示に基づいて行われている。絵羽夫妻の死、ボイラー室、金蔵の書斎の手紙、そして客間への移動。

全て源次がらみだ。


ただし、嘉音の偽装死だけは予め計画していたものだったのかは疑問。

ボイラー室は、”金蔵の死”を演出するだけで終わるものだったのではないだろうか?


”脅迫者グループ”は少なくとも源次・嘉音・南條で構成されていると考える。もっといるかもしれない。誰が首謀者なのか、もしかすると全員が同等の立場なのかもしれない。


人間にはとても不可能そうな絵羽夫妻の密室を作り上げたくせに、ここだけはあたかも

”犯人と正対して対決したが、あえなく負けた”という風に、あたかも人間の犯人がいたかのような演出。ここがすごく違和感を感じるのだ。


つまり、嘉音の偽装死は、予定されていたものではなく、嘉音の独断専行だったのではないだろうか


今回はここまで。

次は、”金蔵の書斎の謎”について考えてみます。