Muscular-Bomb

Muscular-Bomb

岩と自分

Amebaでブログを始めよう!
先の土曜日はYUIさんに豊田行きたいです!と言って、ハタさんと共につれてってもらった。

さっちゃんさんとHDさんは、いつも行くのが日曜ということもあって、御休みでした。

<古美山エリア>

まずは古美山エリアでアップ。

他の課題には目もくれず、「文明開化」にひたすら取り組む。

最初はカッチングエッジなホールド群を前に成すすべが無かったが、指にホールドが馴染んでくるとムーブがこなせるようになった。しかし、重心を下に落とさないようにソロリと左手を伸ばして保持しながら、左足を上げることができなかった。トラバースのムーヴづくり中のYUIさんから的確な助言を頂き、クライミング特有の「モーメントプッシュ」を学んだ。あと、骨盤の傾きによる足置き。Fontainebleauのクルドシエンみたいなやつです。

登れなかったけど、濃密に学べた。

こういうテクニカルな動きは定期的に実行しないと習得・体得とは言えない。

<大和のある岩>

次は、大和・アガルタのある岩へ。大和(g)のムーブを一通りつくろうとしたけど、普段のクライミングが薄い為か、思うようにムーヴが起こせない。難しいけど、フィジカリティなのは大好きやし、すごく打ち込みたい課題だった。

ムーヴメモ:アンダとりはキョンで絞り混んでとるとルーフに於ける足の処理のしやすさにつながる。リップのアンダはピンチ取りの正確性を求める。ゴールとりは胸の中心線をムーヴ平面に押し出して代入する感じ。核心のマッチは未知。。


<椎ノ木エリア>

そしてラストに、古美山クライマーズの方々が移動している椎ノ木エリアへ。

今回は、YUIさんPの「斬光(e)」を3人でセッションさせて貰いました。

$Muscular-Bomb
「斬光(e)」の傾斜具合。地上平面に対して135度くらい?

まさにどっかぶりの出だしから、一気に縦のポッケをギャストンチックに取りにいき、縦ホールドの右にある薄いカチを保持しながら、リップに右手を送り出す課題。やってみると、ムーヴの内容は濃いし、フィジカリティなプロブレムだった。当然ながらスポッターは大切です。

一抜け、YUIさんが魂のリップ止めを果たしてGet!First ascentおめでとうございます。

久々の岩でヨレ気味だった自分も、あとがそろそろ無さそうというギリギリのタイミングでリップ取りに成功した。しかしマントルの処理が甘く、

ヤバイ落ちる!→いや、行く!→やばい、足が悪いしすべりそうで落ちる!→いや、いけそう!→腕張ってきた、落ちる!?→いや、絶対登ったんねん!!!

という葛藤を乗り越え、無事第二登させてもらった。

そして、推定fのトラバースPへ3人で移動。先着の古美山クライマーの方々は既に撤退なさっていた模様。寒すぎ、ヨレすぎ、かつ痛すぎ!という三拍子揃ってたが、YUIさんのムーヴ解決過程に参与観察していた。出だしのムーヴが悪い。次回、登ってしまいたい。

$Muscular-Bomb
推定fと戯れるハタさん。

$Muscular-Bomb
お掃除中なYUIさんとホールドを触るハタさん。



<総括>

YUIさんのロジカルなアドバイスを頂戴して、豊田の面白さが少し理解できた。

豊田には遣り甲斐のある岩が沢山あり、すっかり魅了されてしまいました。

これで人生でとよった(jcさんブログから引用。豊田+行った→とよった[動・過去完了体])のは二回目である。

帰りしなに、場違い感ハンパなくtFACEのスバカマナへ。 

ハタさんには行き帰りを黒丸までエスコートして頂いたのだが、忘れ物チェックが甘くてハタさんがUターンの事態発生。すんませんありがとうございます、お疲れ様でした。。