人  祖父母宅の土蔵に忍び込んだものの明かりが見あたらない、愛娘を起こさないようにかわいい寝顔を見たい、急な停電……だけど手元には懐中電灯がない──そんな場合に多くの人が利用するのが携帯電話の明かりだろう。真っ暗な中では意外に明るく、ライトとして使うこともできなくはない。
 iPhone用の無料アプリでも、液晶画面を利用してライトにしようという試みはいくつかのフリーソフトで行われている。真っ白な画面が最も明るいので、それを表示して明かりにしようというものだ。それなりに便利なのかもしれないが、それだけではこの連載で紹介するのには何となく物足りない。
 そこでオススメしたいのが、今回紹介する「Crazy Lighter」だ。これはiPhoneの画面をライターに見立ててしまおうというもの。ライターの火が高精細でリアルな映像として表示されるので、やけどする危険は全くなしにライターの暖かい光りを楽しめる。
 起動すると、「CrazyLighter -shake me-」という文字が表示される。表示の通りiPhoneを振ってみると、「チッ」という音と同時に火の映像が表示される。もう一度振ると、「カッ」という音と同時に火の映像が消えて、また「CrazyLighter -shake me-」という文字が表示される。喫煙者や元喫煙者なら、一度はZIPPOライターを使ったことがあるだろう。CrazyLighterはまさにZIPPOライターに似た音と感覚でライターを使っている気分を楽しめる。
 「shake me」と表示されているが、画面を指でスライドしても同じように着火や消火ができる。ZIPPOライターだけでなく、チャッカマン(※チャッカマンは株式会社東海の登録商標です)のような感覚でも使えるのが楽しい。
 ただし、App Storeのカスタマレビューでは複数件フリーズしたという報告が上がっている。筆者の環境では全く不具合がないのでアップデートされた可能性もあるが、利用の際はご注意いただきたい。

●対応機種:iPhone 3G、iPod touch
●ネットワーク接続:不要
●作者:ezone.com
●作者のサイト:http://www.ezone.com/

nikkei


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