舞鶴港とれとれセンター | 京都1975

舞鶴港とれとれセンター

舞鶴港とれとれセンター 遠方へドライブに出掛けた際、休憩、食事、トイレ等で重宝する「道の駅」。舞鶴方面に出掛けた際に外せない「道の駅」が「舞鶴港とれとれセンター」。さすが漁港の街だけあって「道の駅」という枠に収まりきらない充実度。「舞鶴=海産物を食いたい」という紋切り型の単純な欲望にストレートに応えてくれる魅惑の施設である。敷地内には二つのレストランが存在するが、お勧めは舞鶴港に水揚げされた活きのいい海産物が直売される「海鮮市場」。市場内では複数の鮮魚店が所狭しと軒を連ね、店員の威勢の良い掛け声があちこちでこだまする。何処を見渡しても魚、魚、魚の風景で、市場内の熱気と共に食欲ボルテージは最高潮に。この市場のポイントは、海産物を土産として買うこともできるし、その場で食うこともできるという点。どの鮮魚店にも「調理することができます」との注意書きがあり、陳列されている海産物をその場で、炭火網焼きで調理してもらえる。せっかちな食いしん坊にとってこれは嬉しい限り。好みで個々の海産物をチョイスすることもできるが、¥1,000~¥1,500程度で用意されたセットメニューが、海老、イカ、貝類とまんべんなく食えてお勧め。市場内の空いたスペースに無造作に置かれた椅子とテーブルがイートインのスペース。ビール片手に熱々に焼かれた海産物を頬張る人々。ちょっと塩辛い味付けはご愛敬。騒がしい市場の片隅で食う活きた海産物はこんなに美味い。