2005年08月30日

タコ部屋

テーマ:鉄板焼・粉もん
タコ部屋 「たかがたこ焼き、されどたこ焼き」。亀岡の並河駅近く、ローカルで人通りの少ないエリアに、小さい店ながら、確固たる主義をもって営業するたこ焼き屋「タコ部屋」がある。店の前でまず目に飛び込んでくるのは、入口の立て看板にでかでかと書かれた「まず読め!オバハン」の文字。良識ある客ならばこの時点で「恐っ、やめとこ……」となるのが当然ではある。この店の主張としては「作り置きをしない主義なので、注文を受けてから20分は調理時間を頂きますよ」ということ。それが我慢できない人は来なくていい、店内に掲示されている言葉を借りるならば「お客様は神様ですが、タコ部屋は神も選ばせてもらいます」ということである。店内には他にも「空気を読め、注文はすばやく一度」「忙しい時に話しかけないでください」「持ち帰り不可!何でも家でくうな」等々、挑発的な「注釈」のオンパレード。一つ一つ読んでいるだけでだんだん肩身が狭くなる思いがするが、全く臆することなかれ。坊主頭で小太りな店主は、まさしくタコのようなキュートな外見。時折ヤンキー風の客と昔話に花を咲かせていたりと、過去のやんちゃっぷりを垣間見る瞬間もあるが、毒のある人間ほどその性根は心優しい、というのが世の常である。実際、近所のおばちゃんたちにこの店のファンは多いようで、事前に電話注文をして、カジュアルに持ち帰りしまくり、という光景をよく目の当たりにする。数々の毒のある掲示は美味しさの裏付け。当然の事ながらしっかりと美味いたこ焼きを提供してくれる。外はカリカリ、中は半熟。絵に描いたような王道の美味いたこ焼きの姿ではあるが、作り置きの「無駄焼き」がない分、他の店では味わえない絶妙なカリカリ感を維持した逸品である。また、たこ焼き専門店だけあって、メニューのバリエーションは比類無き豊富さ。「ネギかけ」「キムチかけ」「塩バター」など、名称からある程度内容が推測できるものから、「ラザニア風」「納豆くん」「うずらくん」など、一見しただけではよう分からんメニューまで、非常に幅広いラインナップ。ちなみに写真はオムレツ風たこ焼きの「オムタコ」(→中を開けた写真はこちら )。カリカリに焼かれたたこ焼きを、ふわふわに炒められた玉子でくるんだ一品。たこ焼きというシンプルなメニューにおいて、考え得る限りのアイデアでもって埋め尽くされたメニューの数は圧巻。なかなか全品制覇という道は遠そうである。ちなみに店内のテレビでは必ずと言っていいほど巨人戦が放送されている。その理由は一目瞭然、テレビの下に輝く「うんこ阪神」の文字……。「野球」「たこ焼き」というキーワードで思い浮かぶのは「蛸虎」であるが、「タコ部屋」はその真逆を邁進する。アンチ巨人のスローガンを元に阪神ファンが大多数を占める関西において、さらにその裏をゆく「巨人魂」。その「へんこ」っぷりは相当なものである。
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2005年08月28日

VeryBerryCafe

テーマ:お蔵出しフォト

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2005年08月24日

キッチンパパ

テーマ:洋食
キッチンパパ 場所は西陣、老舗のお米屋さんが始めたというけったいな洋食店「キッチンパパ」。店内は入口付近が魚沼産・長野産・山形産こしひかりと、各地の一級品のお米が並ぶ旧来のお米屋さんになっていて、明るい蛍光灯の照明が、白米の白さをより美味しそうに際立たせる。これが一転、奥に歩を進めると雰囲気はガラリと変わり、ジャズをBGMに、ダウンライトの電球色に照らされた古き良き洋食屋の様相を呈する。入口付近のお米屋さんのエリアがお米を「買う」場所ならば、奥の洋食店のエリアはそのお米で飯を「食う」場所、この緩急の付け方がなんとも面白い。電球色の落ち着いた暖色の灯りが、いやが応にも食欲を喚起させるというものである。メニューは洋食として王道をいく内容で、ハンバーグ、各種フライ、ビーフシチューと、美味い「お米」のお供として申し分なし。しかもご飯お替わり自由ときた、お米屋さんとしての懐の深さここにあり、である。おあいそはお米屋さんのレジで一括。奥の洋食店のエリアはお兄ちゃんが切り盛りしているのに対して、お米屋さんのエリアはおじいちゃんとおばあちゃんの二人が担当。会計を済ますと「ありがとう、また来てな~」と、おばあちゃんのかわいい笑顔。お釣りと同時に割引券を貰えたりするんやけど、その笑顔だけで十分また来たくなるんやな。

キッチンパパ
★★★★ 3.5
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2005年08月22日

芳珉

テーマ:ラーメン
芳珉
桂エリアの東側、国道9号線から少し外れた、薄暗い、静かな住宅街の一画に、煌々と灯りをともす赤提灯。「芳珉」(ほうみん)は、味のある店主と奥さんが切り盛りをする小さなラーメン店。こんなに奥まった、人目の付きにくい立地にも関わらず、深夜4時まで営業ということもあり、飲酒後の一杯、遅い晩飯としても活用でき、常連さんが多く、どの時間帯も客足が絶えない人気店である。メインとなるのは豚骨ラーメン。真っ白な豚骨スープは一口すすると「天天有」よりもさらにあっさりとしたお味で、良く言えば「上品な口当たり」、人によっては「水くさい」といった感想も出るかもしれない。そこは店主も承知のうえで、ラーメンを食べる前に、必ず「ほい!入れる?」と、店主自らニンニク唐辛子をさじにすくってこちらに差し出してくれる。なんとも滑稽な儀式ではあるが、どの客にも漏れなくニンニク唐辛子は差し出され、私の経験上、ほとんどこれを拒む客はいない(たまに拒む通なオヤジもいたりする)。基本的に「芳珉」のラーメンは、このニンニク唐辛子ありきのスープで、私も例外なく必ず入れてもらう。ただし、最近は舌が肥えてきたのか、なしの状態でも風味が楽しめるようになってきて、半分くらいは素のスープで食って、残り半分でぐちゃぐちゃにかき混ぜて食う。兎にも角にも、ニンニクの風味も相まって、ご飯をガッツリと食える、不動のご飯系ラーメンとしてその存在は揺るぎない。店主は鋭い眼光の強面で、一見すると頑固オヤジっぽいオーラにビビってしまうが、実はとっても愛嬌のあるおっちゃん。私の場合、最近は来店する度に、どうやってこの強面の店主を笑かそうかと考えていたりする(趣旨は不明)。この前は来店と同時に開口一番、ピースサインで「ラーメントゥー(2つ)!」と注文してみると「英語で注文されたん初めてやわ……」とかなりウケていた。結構単純な笑いに弱いな……またなんか考えておこう。あと突然「この前お父さん来たはったで!」と、全く身に覚えがないことを言われたりもした。そもそも我が一家左京区在住やし……おっちゃん、ありえへんで!

芳珉 (ほうみん)
★★★★★ 4.5
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2005年08月17日

富田屋

テーマ:海鮮
富田屋
2005年2月8日に「京都1975」はスタート、第一回目の記事は「海望亭」 。基本的に「いい店・満足した店」を紹介するスタンスにあって、いきなりネガティブな船出となったこの記事、文末を「こいつは要リベンジですぜ……。」で締めくくる。いま振り返ってみると「京都1975」は、このとき感じた怨念をポジティブなエネルギーに転換して更新を続けてきた、と言えるかもしれない。その物語の帰結先。やはり海鮮モノは海人(うみんちゅ)に聞いてみねばということで、週末はもっぱら日本海でサーフィンに興じるという会社の同僚にヒアリング。結果、開口一番に出てきた店が「富田屋」(とんだや)。場所は宮津駅の真ん前という分かり易すぎな立地。綺麗に整備された駅前に存在する異形の建物。昔ながらの瓦屋根に煌々と光る怪しげなネオンの看板、入口の横にはでかい狸の置物と、なんだか「千と千尋の神隠し」に出てきそうなレトロで不思議な外観 。いざ店内に入ってみると、これがしっちゃかめっちゃかの大賑わい。家族連れ、カップル、近所の労働者と、世代を問わない客層で、なんかしらんがやけに活気がある。そんなカオスを強引な手腕で取り仕切るのが、店員のおばちゃん。短髪で、一見するとチーター(水前寺清子)風のこのおばちゃん、正直かなり恐い。常に眉間にしわを寄せ、入店してくる客を次々とさばいていく。言わずもがな、座る席を指定なんてできやしない。勝手に席に着こうとすると「こっち座って!!」と一喝される始末。こんな商売っ気のない接客でも、客足が途絶えることはない。みんな、この店の新鮮な海鮮モノを求めてやって来るのである。日によって、時間帯によって、海鮮モノのメニューは随時変動、店内の中央に掲げられたホワイトボードをまずは要チェック!刺身、焼き物、揚げ物、煮物、酢の物と、なんでもござれのラインナップ。海の近くということで、焼き牡蠣、サザエ壺焼き、アワビバター焼きなどはやはり押さえておきたいし、各種刺身を単品狙いで注文するも良し、刺身盛り合わせを注文してまんべんなく食うも良し、である。特筆すべきは、うどん、丼物、カレー、ラーメンと普通の大衆食堂的なメニューも網羅されており、これがまた安い!ということ。例えばうどんに至っては¥263也。それでいてしっかりとボリュームがあり、妥協のない内容、こいつはなかなかお目にかかれないお得感である。あれやこれやとメニューが多過ぎて、目移りしてしまいがちではあるが、お勧めとしては、敢えて定食を注文せず、まずは白ご飯もしくは丼物を注文し、あとは海鮮モノの中から狙いを絞って単品で2~3品注文するという方式。これなら定食と単品の内容がバッティングするという悲しい事態を回避することができるし、トータルの食事代を低めに抑えることもできる。そんなこんなで、美味い海鮮モノの店を発見するという密かな命題を掲げ、更新を続けてきた「京都1975」も一段落。約半年間のご愛読ありがとうございました!……というわけでは全然なく、これからも普通に更新を続けていきますのでよろしくお願い致します。

富田屋
★★★★★ 4.5
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2005年08月16日

大文字・五山送り火

テーマ:京都フォト
大文字
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2005年08月16日

SPEAK EASY

テーマ:お蔵出しフォト

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2005年08月12日

新福菜館本店

テーマ:お蔵出しフォト

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2005年08月02日

マエダダイナスティー

テーマ:屋台・居酒屋
マエダダイナスティー 「マエダダイナスティー」。まずその椎名林檎チックな破壊力抜群のネーミングセンスに一票。烏丸通りの錦小路を少し東に入った場所、まさに京都のど真ん中な立地にも関わらず、ワンコイン(¥500)でランチが食える稀少な店。カウンターに並ぶボトルが物語るように、日が暮れると居酒屋として機能する同店。店内は古木、コンクリートブロック、金属といった素材を巧く組み合わせた、ナウでこじゃれた内装。厨房に目を向けると……ニットキャップ、バンダナ、Tシャツ、ネルシャツ、無精髭、チョーカー……活きのいいストリートなヤングたちがてんてこまいになりながら調理・ホールをこなす。それはまるであり得ない光景で、ノリ的には古着店の様相。が、決してやる気が無いわけではなく、一所懸命きりもりする姿はある意味微笑ましかったりする。で、¥500のランチであるが、味噌汁・ご飯がお替わり自由と、一見すると「めっちゃお得!」となるわけではあるが、実情はメインのおかずのボリュームが雀の涙ほどで、ハッキリ言って心許ないことこの上なし。例えば、唐揚げならばたった3個という体たらく。かよわい女子ならば納得の内容かもしれないが、食べ盛りの野郎にとってはご飯をお替わりしようにも、配分的にかなり無理が生じ、文字通り「噴飯もの」な内容である。じゃあ「マエダダイナスティー」は行く価値がない店なのかと言えば、実はそういうことでもない。狙い目は同価格で食える「パスタランチ」。パスタ一品に、サラダ、スープ、パンが付く。一般的に安いランチ、バイキングと言えば、先述のおかずを含め、作り置きの冷めたおかずである場合が多く見受けられるが、このパスタに関しては目の前で兄ちゃんが茹でたてのパスタをフライパンでガッツガッツと炒めてくれる。このパスタ、熱々なのはもちろんであるが、細めでコリコリとした歯ごたえで、わりとボリュームがあり、さすが居酒屋、なにより味付けが濃いのがいい。お替わり自由のパンを食うための「おかず」としての相性は抜群。さらにパンに関しては、お替わりをする度に、わざわざオーブンでパリっと温めてくれる気配りが心憎い。総じて、若輩者な店員ながら試行錯誤がんばってるやん、という印象の「マエダダイナスティー」。これで回転率が良くなって、ゆうに30分はかかる待ち時間がもう少し減ったなら、もっと活用するんやけどなあ……。

マエダ・ダイナスティ
★★★☆☆ 3.0
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