銀粘土技能認定取得奮闘記その11 | (特)総合防衛分室

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2011年7月下旬
講習9回目

今回は課題12の古代ペンダントです
http://www.artclayclub.com/about/curriculum/mens-design.shtml

課題11の太陽と星のリングは、講習のメニューからなくなりました
というか、課題のラインナップとしてはあるけど、
資格を取るために必要な課題からは外されました。

理由は金の値段が上がったから

そう、金の値段が高騰して話題になりましたよね
この影響はもろにあるわけで、どの材料の値段も上がったのです
金はもともと値段が3gで1万もするもんだから尚更です
で、課題からは外されました

という訳で、課題12です
古代ペンダントでも金は使うのですが、こっちは金箔
量が少ない分、値段も安いのです

では、制作過程を
1.土台作り
  銀粘土を平らに伸ばして、土台を作ります
2.上に乗っかる棒みたいなのを作る
  平らに伸ばした銀粘土から幅5mmくらいの板状にして、
  下にストローを挟んで上下にうねらせて乾燥させる
  これを4つ作る
3.土台に2で作ったものを乗っけてくっつける
  しかし、3本しか乗りません
  作例では4本乗るのだが、土台が小さくて3本分のスペースしかない・・・
  まぁ、しょうがないので3本乗っける
4.土台の縁にシリンジで縁取りをする
5.上に乗ってる板にシリンジで模様をつける
  シリンジをペタペタつけて、爪楊枝で筋状や凸凹の模様をつけていく
6.裏側にバチカンを付ける
7.乾燥させて、800℃で5分焼成
8.全体をピカピカに磨く
9.いよいよ金箔付
  金箔を張りける所の大きさに合わせて切る
  糊で貼り付けるところに仮止め
10.金箔を焼き付ける
  800℃にした電気炉に入れて、再び800℃になったら取り出す
  すかさず、スパチュラで金箔を軽く叩き密着させる
  そして、こすって更に密着させる
  うまく付かない場合は、もう一回電気炉に入れて、
  再度スパチュラでこすって金箔を密着させる
  これがけっこうコツが居る
  力加減やタイミングなんかがわからないから、ちょっとゆっくりやってたら
  これが失敗。鉄は熱いうちに叩けというように素早くやるのだ
  自分はスパチュラの方に金箔くっつくというパプニングで金箔をのせるところからやり直し
  どうにかくっついたもののこれは、数こなさないと難しいな

で、完成品
(特)総合防衛分室-課題12古代ペンダント


そして、あまったパーツはちょっと加工
2mmのルビー合成石をはめて小さなチャームにしました
(特)総合防衛分室-チャーム


つづく