WWOOFで出会ったのはホストだけではなくて、
綾部で会ったイギリス人WWOOFer・MATT&OSCARのように、
それぞれの目的で、WWOOFをしているウーファーと出会うことができる。
4軒目にして、はじめて同じ部屋で寝食を共にするウーファーさんが韓国人女性のチャチャだった。
彼女は現在ワーホリで東京に滞在中。
ワーホリ期間を楽しむためにWWOOFを始めたとのこと。
ここ夕茜宿でのウーフが初めてとのことで、数軒経験した私に『どうだった?』と心配そうに聞いてくる。
あ、コトバですが。
日本人と全く遜色ないくらいに上手に日本語を喋ってて、
ふとしたときには、チャチャが韓国人だということを忘れるほど。
学校化どこかに行って習ったのかと聞くと、『インターネットで流れている日本のお笑いテレビ番組を見て覚えた』のだとか。
語学=学校で習うもの という構図は、語学学習が苦手な日本人的感覚なのかもしれないですね。
それはそうと、お笑いで日本語を勉強したというから、すごいもんです。
ベースは関西弁だから、チャチャの日本語も関西弁かと思いきや、
実際はきれいな標準語にとても近いから驚き。
とはいっても、たまに『ほんまやー』とか『そうやんなー!?』とかいうから、これがまた可愛い♪
おまけにインターネットで・・・というのも衝撃的。
世もインターネット時代になったものですなー<遠い目
彼女は同い年。
シゴトは、病院のオペ室のナースとのこと。
私と同じように鬱っぽくなって、籍は置いているけれど、いったん休職して、
人生のおやすみ期間に入っているとのこと。
私も銀行でそんなんなってWWOOF始めたんよーって言ったら
同じ境遇に親近感を抱いてくれたのか、とっても好意的に話してくれた。
同じ日に北海道のWWOOF先に到着し、
同じ歳で、同じような病気にかかって、お互いにWWOOFという道を選択した。
それだけで、仲良くなるには十分すぎるほどの理由があった。
違うのは、国籍が違うってことだけで、
話したり、一緒に働いて感じることは、まったく変わらない同じ27歳のオンナノコ。
チャチャの滞在はたった5日だったけど、この5日は本当に楽しくて、時間がたつのも忘れるほど。
シゴトが終わって話すことも、恋愛トークだったり、家族のことだったり、
これからの将来のことだったり、これから日本のどこに行くの?とか旅の情報交換だったり。
もちろん韓国のことも、全く知識のない私に分かりやすく教えてくれたりした。
今、彼女は同朋の彼氏が東京の大学在学中とのことで、
一緒には住んでないけど、東京で一人暮らし中。
来年の3月までだっけ?日本にいるらしい。
そや、あたしが移住先に移るまでに、奈良に来てもらわなくっちゃ・・・。
このブログの記録中にも彼女のことは幾度となく出てくるはずだけど、
思い出すたびに懐かしい。また会いたいなー。
WWOOFを通じて、こうした国際交流ができるのも本当にありがたい。
数ヶ月のWWOOF生活、楽しいこともあればしんどいこともある。
でも、それ以外に自分の糧になるものをしっかり身につけておきたい。
そういう旅にしたいと思うのです。