ブラゼル「6番一塁」で5日1軍デビュー | 阪神タイガース

ブラゼル「6番一塁」で5日1軍デビュー

新外国人クレイグ・ブラゼル内野手(29=米独立リーグ、セントポール・セインツ)が、5日オリックス戦で1軍デビューする。「6番一塁」での先発を翌日に控えた4日は静養。昨季は西武で4番を務めただけに、パ・リーグ球団相手の交流戦について「知っている投手と対戦できるのは、新しいことを始める上でラッキーなこと。新しい相手のビデオを見るのは大変なことだからね」と歓迎した。

 準備は完了している。実戦感覚を取り戻すため、ファームで試運転。2試合で6打数2安打2打点をマークした。前日3日の四国・九州IL選抜戦では左翼に豪快な一発をたたき込んでいる。

 昨年はオリックス戦で打率2割5分、3本塁打、12打点。先発が予想される金子には19打数3安打と分が悪かった。それでも和田打撃コーチは「彼はフルスイングが身上。今の打線にはそういう選手が少ないし、新しい風を入れてほしい」と豪快スイングを期待した。

 真弓監督はシンプルな要望を出した。「期待するのはホームラン。他にはない」ときっぱり。その上で「最初は下位だが、率も残せるようならクリーンアップも出てくる」と、鳥谷が復帰を狙う3番のライバルとしても期待を寄せた。

ペタしてね