7点大勝うっぷん晴らし3位浮上 | 阪神タイガース

7点大勝うっぷん晴らし3位浮上

阪神がうっぷんを晴らした。前日は延長10回に守護神藤川が広島栗原に決勝二塁打を浴び、後味の悪い敗戦。その嫌なムードを初回から猛打で振り払った。

 口火を切ったのは復調気配の新井貴浩内野手(32)だ。2死三塁から金本が四球で歩いた直後の打席。フルカウントから前田健が投じた146キロ直球を右前にはじき返し、先制点を挙げた。5番打者としての役割を果たして「早い回で先制できてよかったです」と話した。5回には大島から中前打を打って4月28日横浜戦以来12試合ぶりのマルチ安打となった。

 6番桜井も続いた。2点リードの3回2死一、三塁。フルカウントから外角高め147キロ直球をセンター返し。3点目をたたき出した。5回2死一塁では左中間を割る二塁打で5点目を奪った。7回2死では右中間二塁打。07年8月22日ヤクルト戦(神宮)以来、631日ぶり3度目の猛打賞。試合前のミーティングで飛び出した「打線が爆発して勝とう!」という言葉が脳裏をよぎったという。「昨日は悔しい負け。絶対に勝つという気持ちだった」と言葉を吐き出した。

 2試合連続で1点止まりだった打線が、12安打7得点と爆発。広島戦に勝ち越して借金を2。広島と入れ替わって再び3位に浮上した。

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