奨学金交渉の結果
先日、大学に交渉しているという記事を書きましたが、結果を発表します。
大学より、最初$19,100のscholarshipのofferがありました。
これでもなかなかいい額なのですが、現実的に足らないと感じたため、
「ぜひあなたの大学に行きたいが金銭的に諦めざるを得ない。あなたの助けが必要だ」
と書いたmailを入試段階からお世話になっているofficerに直接送りました。
(彼は僕が出願が遅れているにも関わらず、それを認めてくれた人です)
これに、我が家の収入や支出を詳細に記した表を作り添付し、
大学にかかる予想額を計算した上で(これも表に明記)、
「これだけ必要だ」
と明確に伝えるようにしました。
すると、
「喜んで考慮したいが君の望む全額を提供できるかわからない」
ときて嬉しい反面不安がありました。
計算では、あと寮費や教科書代を含めた総経費が$18,000必要だったので、$8,000出してほしいと提示していました。
そして、数日後、不安の中深夜にメールがやってきました。
「君に追加で$5,000与えれることになった」
提示した額には到達していませんが、
不足分はローンを組めばなんとかなる金額だったので、この大学に行く決心を固めました。
結果的に$24,100という大きな額で、4年間では1000万円を越す額でした。
次の日の朝、入学を知らせる手紙と感謝状を郵送し、合格した他の大学にも入学できない旨を伝える手紙を送ってきました。
指定の期日に間に合わない恐れがあるため、
「本当にありがとう。行く決心を固めました。本日、書類をそちらに送りましたが、期日に間に合うかわからないので、急ぐのであれば、すぐにコピーをファックスで送ります」
と送ったところ、
「君がうちに来てくれることになって本当に嬉しい。君の席は、このやりとりで十分に開けてあるから心配いらない。書類が来るまで待っている。では、秋に君とキャンパスで会えることを楽しみにしているよ」
と返事をくれました。
これで、一安心です。本当によかった。
この出来事で、交渉次第でなんとかなる場合もあることを学びました。
これから入学するみなさんも、入学されたあとでも、また社会に出た後でも、このような交渉は大切になってくると思います。
積極的にアピールすることが一番です。
黙っていても誰も金はくれませんし、助けてくれません。
これには大きな労力が伴い、精神的にもきついですが、やるだけの価値がありました。
さぁ、今からまた英語の勉強と自分の勉強をしないと!