みどり市では商工課さんが
自家消費用食品の放射性物質の測定を
無料で行っています。
一人1回1品や市内で栽培оr採取されたもので
自家消費するもの、などやや規定があります。
う~ん・・・去年から家庭菜園はやめてしまって
何も作っていないし、だったら
土を調べようか?腐葉土を作るための
落ち葉にしようか?フキや山椒もある・・・
と悩みましたがチビ太が口にするとなると
梅ですかね。
梅の実もずいぶん大きくなってきて
収穫の時期になったので検査に出すことにしました。
検体はみじん切りにしなければなりません。
もし大丈夫だった場合、どうせ細かくしてしまう
のなら梅エキスを作ろうと思いペースト状にしてみました。
梅の検査って他の果物と比べると大変
大体梅って手を加えないと食べられないし
面倒くさい奴だな~なんて不満になりながら・・・
ちょっと検査をしている方のご苦労が
解りました。
公開されている情報のありがたみも
翌日大間々庁舎へ持っていきました。
受付で注意事項の確認をします。
いただきます。
外部機関による精密な検査を実施する
場合があります。
ありません。
測定は簡易測定器による測定ですので、
測定結果等により証明をおこなうものでは
ありません。
で、職員の方が預かって1時間後に
取りに来てください、方式です。
思えば測定器や様子を拝見させてもらえば
良かったですね~
で、結果は。
やはり「不検出」でした。
検出下限がセシウム134、137合計で
20㏃という簡易計測であるためだと思われます。
職員の方も「18㏃の可能性もありますが
国の基準値は100㏃ですからそれよりはだいぶ
低いので~」との説明をされていました。
県の検査でもセシウムの合計で
高崎 小梅 5.4㏃
安中 小梅 5.0㏃
太田 梅 検出されず(下限5.8)
ですからこの測定器では不検出となるでしょう。
・リスクの最大を考えて約20㏃あると考える。
・エキスにしたらもっと数値は高くなる。
・このペースト自体(1キロ)が20㏃なら
そこからエキスを作るんだから
全部飲んだら20㏃摂ったってこと。
・飲む場合は時々、箸の先ほど。
う~むむむ・・・なんだか大丈夫なのか
危険なのか分からなくなってしまったぞ。
もう少しはっきりとした数値が欲しいな~
いっそ30㏃くらい出てくれた方が
諦めがついたのに~
高度の汚染が減ってきたこれからは
この精度の測定器で未検出って言われても
納得できませんね~
余計にモヤモヤしてしまいました。
一番はエキスを作ってそれを厳密な測定に
出すことなんでしょうけど
エキス1ℓはちょっと無理。
やってできなくはないけどそこまでの
時間と動力とお金をかけてまで
飲まなきゃいけないものでもないし
食材については「諦め」「切り捨て」
「代用」って考えも必要ですね。
ま、とりあえずチビ太には飲ませないけど
せっかくなのでエキスを作ることにしました。
(工程の一番大変な部分が終わってるから)
ここからはエキスの作り方です。
ちなみに梅エキスの効能は
腹痛・下痢・食あたりなどのお腹系。
血液サラサラ効果。
薄めた液でうがいでのどの殺菌。
湿疹や水虫。など。
まずはペースト状にした梅をしぼり
ジュースを取ります。
お水は一切加えないで梅そのもののジュースです。
意外と水分があるのよね~梅って。
これを灰汁をとりながら煮詰めていきます。
半分くらいに詰まったところ。
なんとなくとろみもついてきたかな?
黒っぽくなって水あめ状になったら完成。
瓶に入れたらこんなちょっぴり
(ってか瓶が大きすぎ)
20~30グラムくらいでしょうか?
手間の割には実が少ない貴重なものです。
震えがくるほど酸っぱいです。
甘みも塩分もないのでただただ酸っぱい
でもちょっと舐めると胃がスッキリ
お腹が痛いとき子供には
お箸の先っぽにちょっとつけたくらいの量を
舐めさせると治るといわれています。
私はクエン酸を摂る目的。
梅干しよりは塩分もないしね~。