南イタリア・パリ旅行⑨ ~マリーナ・デル・カントーネ『ロ・スコーリオ』でランチ~ | Tiare’s Diary

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美味しいものが大好き。日々の暮らしの中で出会った、美味しいもの、素敵なものをマイペースに綴っています☆

南イタリア・パリ旅行記の続きです。
前回までの記事はこちらです。

      2日目  ⑦ Don Alfonso で 朝食を → 
                     ⑧マリーナ・デル・カントーネの隠れた名店 ロ・スコーリオ へ→ 

     
 この旅で1番印象に残っている、美味しかったお店。
      
  この感動を忘れないうちに、記事にしておきたくて、
      ようやくここまで旅記事がきました!

      


ソレント半島の先端にある、
Marina Del Cantone (マリーナ・デル・カントーネ)
という小さなビーチにある隠れ家レストラン。 
   

    『 Lo Scoglio(ロ・スコーリオ)』 
は、親子3代で続く家族経営のお店だそう。

漁師であり、農園も経営するオーナー一家が、
目の前の海でとってきたばかりの海の幸と、
サンタアガタにある自家農園でとれる新鮮なお野菜を使った 
シンプルに素材の味を生かしたお料理がいただける
   お店ということで、わくわく。

『ロ・スコーリオ』という店名は、岩礁という意味みたい。
大きな岩の上に建てられた、素朴な作りのお店は、開放感がいっぱい。

外に見える海が静かにきらきら輝いて、最高に気持ちのいい空間です! 

   


おじさんのおすすめの前菜からスタートです。

前菜に、
まずは、氷の上にのせられた貝。

お店の中にある水槽に入っている貝を見せてもらって。
海水の塩味と、レモンの味だけでシンプルに。

そして、自家製農園でとれたお野菜を使った、温野菜の盛り合わせ



身がぷりっと引き締まった新鮮な貝は、
海水の塩がちょうどよくきいて、最高に美味しい!!

カラフルなお野菜は、どれも野菜そのものの味が濃くて、甘くて、
素材の味が際立っています。



次にでてきたのは、トマトと、大きなモッツァレラチーズ。

こちらのチーズは水牛ではなく、牛乳で作っているそう。
弾力のある美味しいモッツアレラと、トマトがたっぷり。



トマトが甘い!!
南イタリアのトマトは、種類も豊富で甘くて本当に美味しくて。
日本とは、太陽の強さや気候が違うからなのかしら。


この後のパスタは、海老を使ったパスタを、
とお願いしてもってきてもらったパスタ。



トマトと海老に、オリーブオイルだけのシンプルな味付けなのに、
パスタもとっても美味しかった!!

忘れられないお味です。

このあと、お魚料理をお願いしようと思っていたのですが、
2人ともお腹いっぱいでこれ以上食べられそうになくて
残念ながらストップ。。

最後のデザートに、フルーツタルトを。

素朴なお店の感じと陽気で明るいイタリア人のおじさんに、
シンプルで素材の味が力強く感じられるお料理が、
私の描いていた南イタリアのイメージに、まさにぴったりのお店で、
本当に美味しかった!!

また次の日もいって、他のメニューも食べたいくらいでした。

 開放感のある店内で、きれいな海を見ながら
のんびりとした雰囲気で、ゆったりと流れる時間。

東京イタリアンとは違う、新鮮でシンプルなお料理は、
ここでしか味わえない最高に贅沢なランチタイムでした。


南イタリアに行ったら、また絶対に行きたいお店ができました!

I 様、素敵なお店を教えていただいてありがとうございましたハート


日本でもこんな美味しいイタリアンが食べられたらいいのに~、と思っていたら、
同じころ、息子さんが池袋西武や、横浜そごうのイタリア展に出展していたよう。

そして、こちらのお店で修行された日本人のシェフが、
日本1号店として、もうすぐ築地に
築地ロ・スコーリオの名前でお店をオープンするようです。

本当は今すぐでも、またこの場所に行きたいけれど、
築地のお店で、どんなお料理がいただけるのか楽しみです!


ランチの後は、ポジターノへ続く