つけるとモテる、いうナゾの香水があるらしい。
「・・・つけるだけでモテる！いう広告なら
雑誌に山盛りあるよ？」
いやいや、それってさ、大概
異性にモテる、いう うたい文句でしょ？
これがナゾだ、いうのはな、
『異性同性両方にモテる』 いうのよ。
「・・・・おぉぉぉ？」
な、ナゾでしょ。
「ふむ、実に興味深い。。。」
（ちと古いかもよ、それ。
フクヤマ、キライじゃないけどね。私）
「同性いうのが ちょっと気になるよね」
うんうん なるなる。
異性同性、同時いうのも。
そんなん理論的とか感覚的とか
ありえるんかな？
「・・・実践するしかないんじゃない？」
そう思う？そうだよな。
「申し込むん？」
うーん、どうしようかなぁ。。。。
「どんな匂いかね？」
うん、それもナゾ。
ラーメンとかヤキソバソースの匂いとかなら
ちょっとヤだな。
昼時限定でめちゃモテるかもしれんけど。
「・・・だいじょぶ、それは無い、思う」
どんな匂いかなぁ。
「・・・かなぁ？無難に、花の系統？」
男子は花どっちでもいいんでないの？
「ヤ、花の匂い、キライってことはないよ。
まぁ、ものによるけどね」
あとは・・・赤ちゃんの匂い？
「・・・お乳の香り、てやつ？」
・・・スキでしょ？
「・・・否定はしない。あとベビーパウダーのやつとかね。」
うん、そこらへんに落ち着いてるのかなぁ？
「まぁ、結局嗅いでみないとなんともいえないんじゃない？」
うん、そうだよね。申し込んでみるかな。
「！あ、フェロモン香水てかいてあるやんけ。」
あ、ほんまや。
「・・・あなた、
また話ややこしさせたなってきてる？
（たいがいもうええやろ？お前）」
ちゃうちゃうちゃうちゃう、
女の子にモテてみたい。
「・・・そっちもアリかよ。どんだけ手広いねん。」
ちゃうちゃう！そっちまでいかへん。
だってさーともだちほしーなぁとか思うやん。
「ふうん。」
ともだちー、いうのん男子にするから、
話ややこしなるねん、そやろ？
「ふうん。（フツーの女はともだちって、男子でつくらへん思うけど。）」
女の子のトモダチほしーねんやん。
「・・・・・・好きにすれば？」
申し込もーっと♪
「どうぞ。」
「・・・ちょっとまて。」
なぁに？
「これ、どーみてもアゲハちゃんたち向けなんちゃうか？」
あー、そーかもね。
「・・・あなた、
ご自分の年齢、
まさか忘れてないよね。」
忘れてませんけど？！何か？ご不満？
「いえ、めっそうもない。・・・沈黙させていただきます。」
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ひと噴きでたちまちＨＡＰＰＹ♪ ＪＥＳＳＩＣＡ（ジェシカ）