遅ればせながらTSTのレビューを書いていこうかと思います。
雪山へ...

レビューの前に僕のスキーレベルについて
正直低いです。
マジメに言うと中級くらいだと思います。
基礎的には1級以下だと思われます。
ファットの経験は試乗程度です。
以下はそんな人間の評価です。

板はARMADA TST 183cm
R=16.8m
119-132-102-123

まず、みんなが気になるであろう浮力について
やはりかなり浮きます。先端の形状が影響しているようです。林道とかで他は下りラッセルでもTSTなら滑っていけます。

重さについて
ファットなのに普通の太さの板よりかなり軽く、山では浮力と合わせてラッセルがかなり楽です。

スイングウェイトも軽いですが、ノーズロッカーだしビンバックが当たり前なのでセンター付で前後対象ないわゆる飛び板に比べると回しにくいです。

硬さは普通ですが、今まで乗ってきた板がやわらかかったので最初は平坦な所でもノーズに乗れませんでした。
未だにテールには乗れませんww
もちろんパウダーでのテールプレスくらいは出来ますが

整地について
R=16.8mなだけあってカービングターンが快適です。
ファット特有の、切り替え時にエッジからエッジが遠い感じとかもないです。
しかし、ロッカー全体に言えることですがノーズロッカーが原因で、ターン前半で谷側に体を落としこんだ時に少し前に乗ってしまうと外足が大きく外に流れます。
要はトップからの差し込みが出来ません。
また、不整地ではこの部分が引っ掛かったりしました。
ちなみにキャンバーは弱めに入ってます。

いろいろに状況に対応しなければいけない山と、ゲレンデにとりあえず持っていく一本としてかなりいい板だと思います。
センターは100程度でファットにしては細めですが、先端が細いのとノーズロッカーによってパウダーでも十分すぎるくらい浮きます。

僕としては大満足の一本なりました。