渡辺麻友の楽しみ方 | あるヲタ気質の脳内

あるヲタ気質の脳内

渡辺麻友・AKBにひたすら特化した内容のブログ

前回のブログを書いた後も、ずっと麻友の事を考えていた。

やはり悔しい、何が足りないのだろう、どうすればいいのか、我々ヲタは何をすればいいのか、麻友の魅力を皆に伝えるにはどうすればいいのか…などなど、考えていた。

恐らく、殆どの麻友ヲタがそう考えを巡らせている頃だろうと思う。

そして、今回の選挙のスタイルに対し、なんでだよと落胆し幻滅している人もいるだろう。

もう選挙には参加しない、本体は買わない、ソロの麻友だけを応援していきたいという人もいるだろう。

そう考えてしまう気持ちも良くわかるが、少し冷静になろうと思う。


今、選挙のTV録画を改めて観ていて気付いたんだけど…

麻友が第三位で呼ばれ、階段を降りる時に正面を見つめながら「やっぱり。あー」と言っているような気がする。読唇術があるわけではないから、はっきりとそうとは言えないが、録画されている方は確認してみて頂きたい。

麻友は解っていた。自分に足りない部分、今回は届いていない、まだ認められていない、という事を。


これは今改めて観て気づいたことなので、少し違う事を書いていく。


私はあの壇上で思いを口にする麻友を日産で見た時、涙は出なかった。

なんでだろう、実に堂々として、敗者であるはずの麻友は、凛としていてかっこよく見えた。

3回目の総選挙の時の、強がりを言って自分を保つ事に必死な女の子ではない。

全く違う「渡辺麻友」がそこにいたように思う。


前回のブログに書いた麻友の印象深い言葉。


「どのメンバーよりも自分自身をAKB48に捧げて来た自信がある」


これに対し、私は言葉の重みを感じた。

これは麻友ヲタは勿論、AKBが好きで、48Gが好きで見守ってきた人ならば、麻友のこの言葉の重みがわかるだろう。

だが、それ以外の人は全く伝わらない事だろうし、理解できない事だろう。

そうなんだ…で終わってしまう事。

それを皆に知ってもらうには…などと考えを巡らせていたのだが、私は考える視点を全く変えてみた。

どうすればというのは、沢山の麻友ファンの方が書いてくれているし、麻友自身も解っているだろう。


私は視点を変えて考えた事で、とても楽しみになった。

そして、素直に昨日の結果、麻友に対して涙がでてきた。


私が記憶する麻友。

麻友は必要以上に、ブログやコメントで他のメンバーに対して触れる事はない。

表に出ない所で、仲間たちとしっかりと繋がりを持っているけれど。

そして、他のメンバーの頑張り、努力、才能をしっかりと賞賛するタイプだ。

それに対し、自分はまだまだといい、自分が映像で出るとキモイと言ってみたり、謙遜するタイプ。

自分はまだそこまでいっていないと、自分を否定するタイプ。

だからこそストイックであり、自分に厳しい人なのだ。

そして不誠実・不義理な人にも厳しい部分がある。


まだまだあるのだが、今回の考えに繋がるのは上の部分。


感の良い冷静さを取り戻した麻友ヲタの方なら気づく事だろう。


今回壇上で麻友は「どのメンバーよりも」と言ったのだ。

私の記憶違いなのかもしれないし、私が知らないだけかもしれない。

けど、私の記憶の中で麻友が他のメンバーと自分を比べて、ここは負けていないと言い切ったのは初めて見た。

そしてそれを彼女は誇りにしている。だからこそ、そこは負けないし譲れない。

誰と言っているわけではない。メンバー全員、誰よりもAKBに全てを捧げ努力し、愛してきた。それを私は誇りに思い、これからも前進するということだ。


麻友は常に自分に自信がなかったのだろう。

そして今まで彼女は自分自身と戦ってきたのではないだろうか。

ライバルが不在だとか、そういう次元の話ではない。

彼女は自分自身と戦う事で、ここまで登ってきた。


麻友ヲタは気が付いていたのではないだろうか。

麻友が更に高みに向かうためには、ライバルの存在が必要不可欠だということを。

でも彼女はライバルと戦う以前の、自分自身とずっとずっと戦ってきたのだと思う。

だけど今日これを持って、彼女の戦いは自分対メンバーへと変わったのだと思った。


そして昨年の2位からの1年、彼女は成長した。

自分の目指す・与えられた・求められるポジションが、彼女を更に成長させ、それに伴う責任と覚悟を背負い見つめる事、沢山の仲間・先輩・後輩や家族やファンや大人たちの支えや叱咤、声援を受けていくことで、麻友に欠けていた部分…

「自信」

を獲る事が出来たのではないだろうか。

この自信は、大きく欠けていた部分であり、これは大きな武器となるもの。

それを麻友は手にいれたのではないだろうか。


これは凄い事だよ。

自信はどこまでも自分を高みに連れて行ってくれる。

自意識過剰とは違う。

今の麻友が自信を手にするという事は、とんでもない事になるのではと思ったのだ。

麻友は驕ることはないだろう。

常に自分を見つめ、周りの状況を把握し、求められる事を敏感に感じ取り、立場を見極め、支えてくれる者に常に感謝をし、常に前進し続ける彼女が、最後のピース「自信」を手にしたのだとしたら。

もう、私はこれからが楽しみで仕方なくなったのだ。

成長どころじゃないんじゃないか、確変どころじゃないんじゃないか。

そして、麻友は自分に足りない処をしっかりと理解している。それを改善しようとしている。


麻友は現場主義というか、劇場を生の声を大切にしている。AKBの原点だ。

それは好きになったAKBが、まだその時代だったのが大きいのかもしれない。

これは変わらないだろう。どれだけメディアに出て行ったとしても、この思いは変わる事はないはずだ。

そんな麻友が、自信をもってメディアを利用する術を身に着けたらどうなる?

麻友がタレントになると思う?

それはYESだ。だが、それだけじゃない。

彼女は現場主義というのは変わらないよ。これは絶対と言える。

だからAKB48の渡辺麻友のままだ。


両方を手に入れる事が出来たら?これはすごい事だよ。

でも、今の麻友なら出来る気がする。

そう考えるに至った時、それまで考えていたマイナス思考がぶっ飛んで、楽しみで楽しみで仕方なくなった。


もっと本当は解りやすく伝えたいのだけれど、もっと沢山の言葉があるはずなんだけど、上手く表現が出来ない自分が歯がゆいな。

まぁ、ただのキモヲタでイタイ思考なのかもしれないが、ふと思ったら次から次へと思考が巡って、楽しくなっていったわけだ。

本当渡辺麻友は面白い。飽きさせない。

私はこれからも、渡辺麻友を信じ応援していこうと思う。

彼女がAKBに賭けるかぎり、前に前に進むかぎり、私も渡辺麻友をAKBを見守っていこうと思う。


そして最後に。

麻友、本当お疲れ様。悔しい思い、またさせてしまいました。

でも曇りのない目を見た時、麻友が大きくみえました。

沢山の感謝をありがとう。一緒にファンと歩んでくれてありがとう。

これからも、我々ファンは、変わらず麻友に信じて貰えるよう、麻友を信じて応援していきます。

今までよりも一層、変わらず自分を信じて、ファンを信じて突き進んで欲しい。