★2-3月催事予定★
2/11-3/31 本厚木ミロード[OTOME WORKS](神奈川)
2/21- 静岡PARCO [OTOME WORKS](静岡)
3/4-9 渋谷東急ハンズ[桜オメカシホリック](東京)
3/22 新潟市産業振興センター[ガタケット](新潟)
3/29 都立産業貿易センター浜松町[アーティズムマーケット](東京)

ガタケとアーティズムは直接出展で本人もいる予定です。よろしくお願い致します。
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【 アクセサリー取扱店舗(常設) 】


新潟 ラフォーレ原宿新潟 funny funny parlor
http://www.laforet.ne.jp/niigata/shop_search/shop52

福井 西武福井 ヴィレッジヴァンガード西武福井店
http://www.village-v.co.jp/shop/list/detail/?code=475

東京 ヴィレッジヴァンガード渋谷宇田川店
http://www.village-v.co.jp/shop/list/detail/?code=462

石川 KORINBO109 exciting girls store香林坊109店
http://www.village-v.co.jp/shop/list/detail/?code=640


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さて、ココから下はほぼ写真無しだし商品の紹介をしているわけでも無いしの脳内整理日記です!
あえて他人の目に触れるブログに書くことでより分かり易く整理出来るんじゃないかな、ということであえてブログに書きますね。あえて。
商品紹介はツイッター(@thanks_Abby )までどうぞ。

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ファッションや美術の手法なんて全く関係ない学生生活を送っていた頃からこまごまとしたものを工作するのは好きでした。ビーズやスタッズを使った簡単なアクセサリーだけじゃなくてプラモデルやフィギュアのカスタムとかね。
新卒で就職したものの数ヶ月でうわーっとなって辞めてしまい開放感と共にふらふらとしている時に、ハンドメイドのブログを見るのにどっぷりハマり(その頃はフェイクスイーツブログを見るのが大好きでした。)じゃあ自分も作ってみようよ!と樹脂粘土やレジン、プラ板に手を出したのが今現在のthanks Abby!としてのスタートだったのかなと思います。(ブランド名を付けたのはだいぶ後ですが)

初めは販売のことなんて全然意識せず(寧ろ「素人が作ったもの売るなんてとんでもない!」とか考えながら)とにかく【自分の着けたいものや大好きなもの】を最優先に制作してました。
その内に周りのお友達から制作を依頼される様になり(お友達の優しさかもしれませんが)、少し自信をつけて調子にのった勢いで地元の小さなイベントへ出展したのが数年前。
その頃も別に販売を職にしたいわけでは無かったのでひとつ200円300円、高くて500円(しかしこの500円という値段を付けるのも高すぎやしないかしらと相当勇気がいりました)という利益なんて微塵も考えない値段。時間給どころか材料代も回収できていませんでしたが売れると嬉しいのでそれで満足しておりました。
とにかく安かったのも大きな要因かと思いますが、イベントでの反応はかなり良かったです。
そんな状態が暫く続き調子に乗って勘違いした結果、自分がその頃よく見ていたブログの作家さんの様なプロの作家さんに私もなりたい!とぼんやり思うようになりました。

プロの作家さん=制作1本で生活出来る人、です。
(作品の対価としてお金を頂戴した時点で大なり小なり責任は伴うし、アマチュアじゃ無くてプロなんじゃないの?という考えも分かるし理解出来ますが、この記事では上記の様な意味としてのプロを想定して下さい。)

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単価の比較的安価な自分が制作1本で生活出来る様になるには何が必要なのかな?と考えた時、パッと思いついた答えは【値段を見直すこと】でした。当然ながら、日本で生きてゆくにはお金が絶対に必要ですからね。ここで初めて値段についてちゃんと考えることとなりました。
原価割れ当然の値段で暫くものを売っていた自分にとって、今でもこの値段付けという作業は頭が痛くなってしまうほど苦手です。
値段を高くすることで金具を質の良いものにしたり、新しいものをより綺麗に作れるよう試作を沢山したり、販売利益分を運送費や宣伝費、出展料に回して県外の販売ルートを増やしたりすることが出来る様になりました。
アクセサリー店や雑貨店等に作品を委託する!となると勿論委託料というもの(相場として大体価格の40-50%位だと思います)がかかってきますし、これは元の値段で続けていたら絶対に出来なかった事です。
私自身が現地に赴いて直接販売する!となったら交通費やホテル代でそこそこのお金がかかってしまいますから、これも元の値段のままでは中々踏ん切りがつかなかった部分だと思います。

学生さんでもちょっとバイトをすれば手に入る値段で尚且つ相場から外れすぎず、なるべく全ての作品を同じ価格帯で…ということを考えながら今は値段をつけておりますが、それでもやっぱり高すぎるよなと思うことも有れば制作時間と見合ってないななんて迷いもしょっちゅうです。
ものによっては始めた当初の10倍の値段になっているので本当に心苦しくもっとお手ごろな値段に出来れば良いのですが、ひとつひとつ手作りで制作していることや自分の作れる限界個数、材料費の高騰を考えるとそれも難しい。本当に難しい部分で、これについては多分一生悩むことになるんだろうなあ。

私にとってのアクセサリーは①人間がいて②選ぶ洋服があって③それに合った仕草をして④エッセンスとしてのアクセサリーがある!くらいの重要度です。4番目です。必需品ではなく嗜好品です。主役ではなく、ついでに着けてたら気が効いてておしゃれだねくらいの順番です。
お洋服を買いに来たついでにエッセンス気分でthanks Abby!のアクセサリーを(お洋服代の)おつりでふらっと…くらいの気持ちと値段で買ってもらえる様なものを作りたいなあ。



この‘値段について’は本当にイベント毎に考えているのにもかかわらず未だにスッキリの糸口見付からずな案件なので一度またじっくりと考えてみる必要がありますね。ぷぷ。




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理想的な自己表現のみを目的に制作を続けるのは楽しいですが、私の様に制作からの販売を生業にしたいなと思っている小物作家さんは自意識と外からの反応の歪みにゴリゴリすり潰されてクラッシュしちゃう事もあるんじゃないかなあ等と考えております。
流行はいつの時代も形を変えながらあるものですし、根強く人気の定番モチーフがある一方、今売れているものが半年後には見向きもされなくなるなんて当たり前のことです。
そこでめげずに自分がコレ!と決めたモチーフやアイテム、表現方法を貫けたら格好良いよなあとは常々思っているのですが(職人!って感じ)、正直なところ私はその『“コレ!”と決めること』をあえて拒否し続けております

自分自身は系統で言えばエスニックや古着をよく買うかもなぁという感じですが、見るだけであればハイファッションもロリータもかっこいいな、可愛いなと思うし和服だってギャルだってファッションを楽しんでいるなって人を見ればなんでも素敵だなと思う。
制作の面で言えばプラ板やレジンキャスト、粘土に既成のチャーム、ビーズ等のパーツ…ととにかく使えるものは何でも、色んな使い方で。
初めの頃はこんなにアッチにもコッチにも手を出すってどうなのと考えていましたが、今では逆に自分の強みはここかもなという考えに至りました。


そんな私でも自己表現と外からの反応の歪みを感じることは往往にしてあります。
分かり易くあけすけに言うと「これは絶対可愛いしかっこいいから反応良いだろうなと思って作ったけど全然反応無い!ショックだ!」です。笑
じゃあこの歪みはどうして生まれるのか?何が原因なのか?どうして嫌なのか?歪みを少しでも小さくする為に何をすれば良いのか?
それを突き止めるために自分へいくつか、制作と販売に関する具体的な設問をしてみました。

★★★
・流行のものを作ることに抵抗は無いか ◎
抵抗無し。寧ろ流行をどんどん取り入れていきたい。

・流行の手法を使うことに抵抗は無いのか ◎
これも抵抗無し。表現する技法はどんどん広げていけたらと思っているし覚えたい。

・通常と異なる手法を考えるのは好きか、使いたいか ◎
好きだしアッと驚かせたい気持ちもあるのでマニュアルはあくまでも参考程度にしかしない。

・既成の型やパーツを使うことに抵抗は無いか ○
なるべく自分でパーツを作りたいなとは思っているが、自分の理想通りのパーツが売っていたら迷い無く使う。特別な技法を持たない分、表現の手段はなるべく多いほうが良い。

・展示をしたいのか、普段着けるものを作りたいのか ○
2 : 8 で日常着用出来るものを作りたい。

・個性を大事にしたいのか、流行を追いたいのか △
5 : 5 流行を追いつつその中にピリッと個性を感じていただける様なものを作りたい。

・手売りしたいのか、通販したいのか、委託販売したいのか △
3 : 3 : 4の割合 どれもその時の良い按配で回していけたら良いと思う。
本当は全て実際に手にとって見てもらいたいのでイベント等での直接出展が良いが住んでいる地域的に少し難しいし、接客もどちらかというと苦手。でもお客様の実際の反応を見るのは大好き!
通販は全国のお客様に向けて出来るので便利だが写真撮影など、商品量が商品量だけに少し手間がかかってしまう。
委託販売は一番ありがたいが値段の事を考えると頭が痛い。

・twitterやblog等のSNSを宣伝として使えるか △
ブログはあまり更新していないがtwitterは作品の写真UPと告知に使っている。
お客さんと交流は出来ていない。

・自分の存在を知って欲しいのか △
あくまでも商品を知って欲しい。商品を通して何を感じるかはお客様の自由。

・自分をブランドのアイコンに出来るか ×
明日朝起きて外見がミランダカー、人格がブッダになっていたらワンチャンやる。
ブランドのアイコンとして作家性(人格)をあからさまに押し出すことをするのは性格良くないし外見もお察しな私的に一応羞恥心や抵抗があるのでやらないが、実際にやっていてそれが作っているものと合っている人は素敵だなと思うし性格の良さそうな人の作品は何割も増して特別なものに見えたりもする。アクセサリーを着けている人が可愛いと自分も着けたいな、ああなりたいなと思ったりする。
★★★

…などなど、本当はもっとあるのですが書き出すと長くなってしまうのでこの辺りで。笑
上記の設問に答えた後に私がプロの作家さんになる為にはどうすれば良いのかもう一度考え、出た答えが【出来るだけ多くの人に作品を見てもらうこと】です。
では【出来るだけ多くの人に作品を見てもらうこと】を可能にするにはどうすれば良いのか?
私の答えはA.なるべく色々なジャンルの作品を作ってみること、でした。

こういった設問を自ら出し答えることで、自分が嫌だなと思っていることや出来ないことが何か少しづつ分かってきます。その嫌なこと、出来ないことをしっかり理解すること。
それらをなるべく排除し、好きなことや出来ることを存分に発揮しながら制作を続けることで、歪みも少しづつ小さくなっていくのでは無いのかな…等と希望を見出し始めたところで本当に長くなりすぎなブログを一旦止めにしますね。


文章にして書き出せば少しはすっきりするのかしらとやってみましたが、書けば書くほど新しい疑問が生まれ出てきてキリが無いですね。思考があっちこっちに散らばりすぎ。
考えたり文章にすることは嫌いでは無いのでちょっとした気分転換になったところで制作に戻りますね。
アデュー











弱虫ペダルという漫画にどハマりし、10歳以上年下の御堂筋翔くんに夢中だと日々唱え続けていたら女神がくれました…ストイックでカッコイイのです…好き…
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