みなさん「よかったさがし」という言葉をご存知でしょうか?
80年代のアニメ「愛少女ポリアンナ物語」で主人公のポリアンナが使っていた言葉で彼女の信条(?)です。むか~し、予備校に通っていた時に講師がこの主人公の話をしていてよく「よかったさがし」の話をしていました。
今から考えるとポジティブシンキングの考え方だとわかるのですが、当時は「そんなに頻繁によかったことって見つかるのかなあ」と思っていました。この主人公ポリアンナは何が起こってもそこに良いことをみつけて「○○でよかった」と言います。
うろ覚えですが、確か、もう立てなくなるほどの大けがをした時も「○○でよかった」と言っていた気がします(この時だけは落ち込んでたかもしれません、すみませんあまり覚えてないです・汗)
物事のプラス面に着目して「よかった」を探してポジティブに考えることは自己肯定感にも繋がっていきそうですね。少しでもポジティブに考えられるとメンタル的にもよさそうです。
ただし、ポリアンナ症候群というものもあるようです。
Wikipediaによるとこのような症状だそうです。
『一般的には、
・「直面した問題の中に含まれる(微細な)良い部分だけを見て自己満足し、問題の解決にいたらないこと」
・「常に現状より悪い状況を想定して、そうなっていないことに満足し、上を見ようとしないこと」
などを指す。』
実際のアニメの中ではポリアンナは自己満足や現実逃避のために「よかったさがし」をしているわけではないようですが、行き過ぎるとマイナスの影響があるようです。
物事をポジティブに捉えてそこから成長していくエネルギーにすることは良さそうです。
反面、現実逃避の理由付けとし良い面しかみないとか、現状に自己満足して成長に繋がらない方向に進む場合は「よかったさがし」をしない方が良さそうですね。
自己成長できるための「よかったさがし」を心掛けて少し実践してみようと思います。
