Warped Tourが2018年でファイナルを迎えますね。
Warped Tourが来年の開催をもって終了 - ALTPRESS.JP
日本に住み、海外を夢見るバンドマンたち(俺も含め)からすると、ビッグニュースなはず。
バンドとして一つの目標として、「Warped出てやる!」って思ってた人も少なくないと思います。
俺もその一人で、最初Warped Tourを知ったのが小5〜中1ぐらいの時かな。blink-182のRock Showっていう曲で”I couldn’t wait for the summer and the Warped Tour (夏とWarped Tourが待ち遠しい)"っていう歌詞があって「Warped Tourって何?」っと思った。そのことを友人に話したら、彼がWarped Tourのコンピレーションアルバムを貸してくれて、そこでMXPXからPulley、さらにはThe Casualtiesなどと出会い、あのコンピレーションのおかげでパンクの振り幅が相当広くなりました。これは話すと長くなるので、今度ポッドキャストで話すとします。
ツアーが来年ファイナルというニュースを知り、Warped Tourについて考えてみることにしました。今日のブログは俺の中で「Warped Tour すげー!」って思ったところ。
まず、今俺は26歳なんだけど、正直Warped Tourのラインアップとか、昔と比べてチェックしません。というか、ほぼほぼしない。最近のWarped Tourだと、Youtubeの関連動画バンドのライブ映像が出てきて、時々チェックする程度。友人と話してても、こんなことを言ったことがあります
「昔のWarped Tourの方がよかったなー」
でも気づいたのは、Warpedが変わったんじゃなくて、俺がWarpedのターゲット層から抜けたということ。Warped Tourは常に中高生キッズ達の心を掴み続けるフェス。もちろん、ヘッドライナーやラインアップの中には重鎮バンドや渋めのバンドもいると思うけど、これは今のWarped Tourからしてみれば「スペシャルなバンド」であって、全体で言うとレアだと想定させてください。
もし、Warped Tourが90年代のバンドを今でもメインラインアップとして呼び続けていたら、今のリスナーには絶対響いてないし、ずっと前にファイナルを迎えてるはずです。時代とともに、ターゲット層を変えず、アップデートしてきたフェスなんだと気付きました。例として、とある90年代〜00年代にとても人気だったバンドが再結成してWarped Tourに出た時も、お客さんは少なかった。ちなみにアップデートっていうと、「より良くなった」って意味もあるけど、そうではなく「時代に対応」って意味でのアップデートね。
実際にWarped Tourに行った時も感じました。大半のお客さんは若くて、本当にエネルギーフルテンなフェスだった。まるで、音楽遊園地の様。初開催当時の20年前と比べても、お客さんの年齢層はあまり変わっていないのかなって思うとすごい。
Warped Tourはいつの時代の中高生でも「待ち遠しい!」っと思えたフェスな気がします。それって、普通にできることじゃない。「常に変化することによって、変化しなかったフェス」がWarped Tour。
こんなこと言ってるけど、結果的には来年でファイナルを迎えます。思うことはたくさんあるけど、最後は最後らしく、スペシャルなWarped Tourになるといいな!
最後に俺が死ぬほど観た、Warped Tourでのライブ映像を何個か貼っときます。
The Starting Line - "Leaving"
blink-182 - "Josie"
The Ataris - "So Long Astoria"
New Found Glory - "Something I Call Personality"
Allister - "Radio Player", "Overrated"