オーシャンズ12と勢いと技術と初期衝動の話 | 考えてる途中。

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おもにエビ中の好きな曲のこととかを考えてる途中。
ふしぎと意味のない文章ばかり書きあがります。

きょうは12月12日。
世間一般でいうリコリコの日です。


はい、おつかれちゃーん。

本当にもう、エビ中の救世主ですね。
 

それではそろそろ寝ます。
おやすみなさいグー。



 

 


これではブログとしてあんまりにもアレなので、
もうちょっとなんか書いておきます。

きょうは12月12日。
世間一般でいう漢字の日です。

ホントの「今年の漢字」は『金』だったそうですね。

現実ってなんてつまらないのだろう。

それではそろそろ寝ます。
おやすみなさいグー。





…あんまりにもアレなので、
以下、エビ中とはそんなに関係ない雑記。
読まないで良いですよ。


師走に入ってエビ中現場が一旦お休み。その間に二週連続で年齢層ちょっとだけ高めのコンテンツを味わってきました。今年は夏以降ずっとエビ中を追いかけてしまったので、年を越す前に少し別の方向を向いて音楽を楽しんでおこうと思ったのです。



先週土曜はZeppDiverCityにMETAFIVEを観に行きました。
エビ中近辺の皆様に説明するとしたら、YMOの高橋幸宏、電気グルーヴのまりん、フリッパーズギターの小山田圭吾など熟練様に占められたバンド…というので世代的に通じるのでしょうか、どうでしょうか。

 


で、この「Don't move」はことし出会った曲の中で一番引き込まれたもののうちの一つ。半世紀優等生でお馴染みKENKEN曰く、「テクニックは礼儀」であると。人に聞かせるのであれば礼儀として技術を磨いておくのは当然。彼のこの言葉に僕はほほほうとヒザを打ったものですが、このMETAFIVEのスタジオライブMVで見られるのは技術と技術のぶつかり合い。全員落ち着いた佇まいでありながら張り詰めた空気。これはライブを観に行くしかないと思いつつ、師走に入ってやっと実現しました。楽しかった。


 


土曜は渋谷O-CrestにてHERE。これは前回エントリ参照。楽しかった。
そうそう。前回エントリで紹介しそびれたのですが、あとむさんによる名古屋でのHEREライブリポもどうぞ。ギタリストの武田さんが紫に染まっていく様子がわかります。




きのうは赤坂BLITZに特撮を観に行きました。
エビ中界隈でよく知らない人に説明するには、特撮というのは姐さんの「労働参加」の作詞をした筋肉少女帯の大槻ケンヂによるバンドっす…というのが最も通りが良い説明になりましょうか。

 


僕はこのバンドのギタリストNARASAKIさんが観たかったのです。20年ほど前にビクターのコンピレーションCDで不思議なコード展開で暴発してゆくギターに出会って以降、インディーズ時代、100人ちょっとのライブハウスの時代からずっと追いかけ続けていました。それが3年前の夏の夜、日産スタジアムのラストで6万人がNARASAKI作曲「黒い週末」で踊ったんですよ。その風景の中にいた僕は、自らの初期衝動の正しさを実感。それとともに完成されたあの5人のパフォーマンスにも満足し、なんとなく6万人の世界からもう少し小さな方へと軸足を預けることにしたのでした。
 


同バンドではキーボーディストというかピアニストの三柴江戸蔵の見た目も演奏も凄い。僕も将来はかっこいいピアニストか西田敏行になろうと思いました。楽しかった。

 


せっかくなので大槻ケンヂ(50)とひなたさんの邂逅シーンも貼っておきます。ひなたさんを見て聖子ちゃんカットについてひとうんちく。

 

 




ええと。

 

HEREはまだまだこれからのバンドですが、METAFIVE特撮はそれなりに年長者のコンテンツ。だけど決して老け込むような内容にはなっておらず、高橋幸宏は間違いなくニューウェイブの最先端にいるし、大槻ケンヂとNARASAKIのコンビはメタル+ナゴムという他の追随を許さぬパフォーマンスを魅せてくれました。

彼らのライブの背骨となっているのは円熟と技術による信頼関係で、観るものに紛れもない説得力を齎すパワーがあるのでした。

 

 


話は少しズレますが、今月末にはモノは試しで、ときめき宣伝部さんを観に行ってみようと思っています。今年1月の「俺藤2016」以来です。
きのうのイベントに参加されたhiroyukiさんのブログ。引用失礼しますが、「集客の規模にパフォーマンスのレベルが追い付いていない」との評です。この一部だけ切り取ると辛辣な言葉にも見えてしまいますが、リンク先のhiroyukiさんの口調を見て頂きますと解る通り、批判的な意味合いは全くありません
(よね?)。これはまず若さに裏打ちされたパフォーマーの勢いが、オーディエンスにハッピーに届いているということ。円熟の対局にありますが、これも大切な要素。勢いと技術の順序が現在のところそういう形になっているという話です。
 

 


さてエビ中さん。土下座合戦している場合ではないんです。現在のエビ中さんは、若さによる勢いを保ちつつ、技術も研磨せねばならぬという、難しいところにやってきています。ここをどう乗り越えてゆくのか。これが結構なターニングポイント。
その一つのカギが末っ子のリコ中山。一つのカギが今週の「20歳だよ!?真山ちゃん祭り」にあります。そして導き出される答えの一端は、来週の「オーシャンズガイド」の舞台に浮かび上がってくる筈です。様々な事件で進むに進めない状況だった2016。彼女らはオーシャンのド真ん中で、どんな海図と羅針盤を見せてくれるのでしょうか。興味はつきません。


 


とかなんか色々書いていますが、結局のところは難しいこととか忘れて金曜の真山ちゃん祭りをただただ楽しみたいだけなのです。真山の出したヒントの意味がまったくもってわかりません。どなたか解読できた方、こっそり教えてくださいな。

 


まったくもってまとめることが出来ませんでしたが、そろそろマジで寝ます寝ます。
おやすみなさいグー。