初音ミク生誕祭のために作ったはいいがどんだけ遅れてんだと 1か月ぶりの新曲です!

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starchots feat.初音ミク - TRACKS
作詞・作曲・編曲 タカヒロ

ふたりは旅を続ける どこに向かう訳でもなく
ただ 寄り添い歩くことが ふたりの幸せのルールだった

思っていた未来とは少し違うけれど
それでもいいと思えるようなふたりが 今ここにいる

気まぐれな歩幅で残してきた足跡は
振り返り見つめるほど最高の足跡だ
人影の消えた波打ち際でだって そう言えるよ

ふたりは旅を続ける どこに向かう訳でもなく
ただ 共に同じ景色が見られる それだけでよかった

月日が過ぎ 言葉をため息がふさいでも
窓の向こうの誰かに会えたら 嬉しくてすぐ笑えるだろう
思っていた未来には少し遠いけれど
変わることない 代わりもいやしないふたりでまた歩き出す

どこかへ

気まぐれな歩幅で残してきた足跡を
気まぐれな誰かが追いかけてくれるかな

気まぐれな歩幅で残してきた足跡は
振り返り見つめるほど最高の足跡だ
人影の消えた波打ち際でだって そう言えるよ いくつになっても

ふたりは旅を続ける

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【track】
(車・船などの)通った跡、わだち、航跡、(人・動物の)足跡、(足跡でできた)小道、踏みならした道、鉄道線路、軌道、通り道、通路
 (~weblio英和辞典より)

Good Morningを作り終えたあたりでぼーっとテレビを観ていたら旅番組がやっていまして
どんな内容の旅なのかももはや覚えていないですが、漠然と「旅っていいよな……」と思っていたらいつのまにかギターを構え、イントロのDM7→C#m7→Bm7の進行を弾いていました

曲作りの段階でどういう詩にしようか迷っていました
若いカップルがふらつくように旅をする様を描くか、言葉がない事が信頼の証である老夫婦の話にするかとか いろいろ考えていました
そんな時、初音ミク生誕祭が開催されることを知り(今まで08/31が誕生日なんて知らなかった)、「おれと初音ミク、ふたりの歩みを旅ととらえて詩にしてみてはどうか」という考えに至りこの詩に
ウェブに公開するのはこれで10曲目ってことで節目感があるのも大きいかもしれません

すごく内輪な内容ですけど、別に僕だけに当てはまる詩でもないので、聴いてくださった方それぞれの感情と重ね合わせて聴いていただければ幸いです



ギターのダビング数が非常に多いです メインリフでギターが7つ重なっていてもう意味が分かりません
I/Fを買い替えたことによって音に艶があるように感じます ええ買い物をした……

ベースは初めて指弾きをしました 慣れないことをするもんだから指先が水ぶくれができましたが今ではガチガチにかたまって立派なベースだこへと変貌しています
リズムのもたつきとかもまあ味になっているのではないかと あーあとイントロで1音だけスラップしてます アドリブで入れてみたらいい感じでした

ドラムはいつも使っているスネアとは違うものをチョイスしました かなりいい感じだと思います
バスドラムの強さを抑えつつ重心を下げることに苦心した記憶があります

コーラスパートにwaves doublerを挿して若干音像を広げたりもしましたし、99Sounds Clap Machineでハンドクラップ入れたりとか地味に転調させたりとか初めてのことをいろいろ試してます
ミックスも手法を根本的に見直したことによって上手くまとまっているのではないかなと マスタリングはいつも通りFG-Xで 神マキシマイザー



そういうわけで「TRACKS」をぜひよろしくお願いします

あと今アルバム作ってます 年内に正式にアナウンスできればな~