実家で十数年飼っていた
ネコのトムくんが
昨夜息を引き取ったと
訃報が届き


駆けつけました。


元気な時の体重は
7キロ以上あり
大きな体格のトムくんが


痩せ細って
静かに横たわり
その体を撫でると
ふさふさで暖かかった身体は
体温がなくなり
ひんやり冷たくなっていました。


2年ほど前から少しずつ
腎臓を悪くして
昨年秋頃から
体調が優れなくなって来ていました。


食いしん坊で
家族の顔を見ては
エサをねだっていたトムくんが


食欲がなくなり
体重がみるみるうちに減り


その身体に優しく触れると
それまでには感じなかった
骨骨しさを感じるほどでした。


11月頃からは頻繁に
母が動物病院へ…

12月中は
一日置きに点滴通い


何とか少しでも
回復しないかと
母は必死でした。


皆んなで出来るだけの介抱をし
弱々しくなって行くトムくんを
見守っていました。


家族みんなの愛に包まれて
トムくんは最期まで

私達の大切な家族でした。


ただ居てくれるだけで

こんなにもみんなの心を和ませ

愛おしいトムくん。


言葉は無くても
そばにいてくれるだけで
どんなに慰められたでしょう。


家族の潤滑油として

また
母の支えとして


私達家族にとって
かけがえのない存在。


トムくん。


本当に本当にありがとうね。



きっとこれから私達は
トムくんロスの時間を
ゆっくりと時間を掛けて
癒して行く事になるでしょう。