50代も過ぎると運動をしないでいると股関節が硬くなってきます。
もともと股関節が硬い人もいますが最近見受けられるのは、40代以上の方の股関節の硬さ。
「なんか歩き方がおかしいんですよ」という方。
「お尻の辺りが引っかかるような感じがする」など。
股関節の筋肉は、前、後ろ、外、内と分けられます。
後ろは、ふくらはぎ、太腿の裏、お尻、背中の筋肉が関連しています。 お尻の横の筋肉の臀筋と、太腿の内側についている内転筋という筋肉で構成されます。
股関節に関係する筋肉は、内もも、お尻、ももの付け根です。
- 腸腰筋
腸骨筋、大腰筋 、小腰筋 の三本からなる腰の筋肉です。
腰も曲げたりヒザを胸につけるなど、股関節も曲げる筋肉です。
- 内転筋群
長内転筋、短内転筋、薄筋からなる内腿の筋肉です。
普段前後に伸ばさないと開脚をするときに痛くなりやすい部分です。
- 外転筋群
中殿筋、小殿筋、大腿筋膜張筋からなる外腿の筋肉です。
- 大腿四頭筋
大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋からなる脚の前側の筋肉です。
- ハムストリングス
大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋からなる脚の後側の筋肉です。
※股関節の複雑なインナーマッスルは、省きます。
指圧では、これら筋肉群を経絡と呼ばれる筋をイメージしながら硬くなったところは伸ばし、股関節の動きを確認しながら施術します。
これをすることで
- 股関節の外れた感じを改善
- 腰の重さ改善
- 膝の痛み
- 坐骨神経痛