ゴールデンウイークをはさみ、
直前の採血をしないで、見切り発車で5月3日入院でスタートした5クール目
平日入院じゃないのは初めてだったので、
救急外来から手続き。
夫も子供たちもお休みなので、初めて家族と一緒に入院してきました。
私も、家族も今回が最後の入院になるであることを意識。
子供たちには病名は告げていないので、疑いもなく最後!!と確信。
私も夫も、最後になることを心から祈っての手続き。
1日目
前回の採血から間が空いていたので、少々不安あり。
夫も休み、子供もお休み。
こんな安心感のある入院初日は初めて♪
2日目
朝の採血結果は
白血球数2520
血色素数10.6
血小板数14.8
好中球数1300
低いものの。前回も低いままでやったということで、
「最後だし~」とGOが出ました。
そして、当日は子供の日。
またしても、蓄尿が終わった後は、外出許可をもらい帰宅です。
お赤飯、唐揚げ、ラーメンサラダ、サーモン、アボガドなどなど子供たちの大好物で。
私もお腹いっぱ~い食べて、しばらく食欲不振でも大丈夫なくらい充電たっぷりでした。
先行して、マグラックス昼夜に1錠服用。
3日目
最後を飾るライン取りはT先生。
投与も
生食
デカドロン
ガモファー
グラニセトロン
パクリタキセル
カルボプラチン
ポタコール
と滞りなく終了。
開始早々、MOさんが外来のついでに顔を出してくれたり、
入院中のHYさんが顔を出してくれたりしていたけれど、
基本的に爆睡状態で、ほぼぐっすり眠って過ごしていました。
終了のタイミングで、T先生もちょうど回診してくれて、
終了と同時にがっちり握手。
終わった~~という開放感。達成感というより安堵感。
なんだかしみじみしてしまいました。
一人、コンビニでパルムゲットでご褒美タイムでした。
マグラックス朝昼晩2錠
吐き気、痛みなし
しびれは前回から続いて継続中。
4日目(投与2日目)
夜、少し胸がつかえるような感じがあるので、朝からデキサメサゾン服用。
食欲はあまりない。
やっぱり病院食に完全に飽きがきているので、辛い。
でも、お茶づけ持参で、頑張ってみる。
採血結果は
白血球数7660
血色素数11.1
血小板数15.7
好中球数6890
顔色もピンク。
外を歩いてみる。素足で大地を踏みしめ、化学療法が終わって一段落の気持ちを噛みしめました。
デキサメサゾン6時、21時
マグラックス毎食2錠
便通なし
5日目(投与3日目)
朝には便も出て一安心。
病院食はストップしないでみるものの、やっぱり食欲はほとんどなし。
バナナとか、ものによっては食べられるので吐き気は強くないけれど、
もう、病院食、限界です。
なんとなくスッキリしないので、デキサメサゾンは夜も服用。
マグラックスは、便が極端に柔らかいわけではないので、継続。
今日は母の日なので、子供たちがカードとお手紙をくれた。
感謝。
やっぱりママはまだまだ元気でがんばらなくては。
デキサメサゾン6時 21時
マグラックス毎食後2錠
6日目(投与4日目)
だるさ、しびれが強く、結構つらい4日目。
昼は、患者仲間のKOさんが外来のついでによってくれ、一緒にランチ。
デキサメサゾン 6時(以降服用せず)
ロキプロフェン・ムコスタ 14:30 21時
マグラックス 毎食1錠
7日目(投与5日目)
吐き気はないけど、食欲なし。
痛み・だるさがあり、辛いと思ったら、最高37.9度まで発熱。
関節痛からくる発熱?
喜びのあまりの知恵熱?
なんだろう。
先生も看護師さんも首をかしげる。
就寝前には、37.3度まで下がるけど、だるだる~~な感じ。
ロキソプロフェン・ムコスタ 20時
8日目(投与6日目)
熱も下がったため、予定通りの退院。
でも、やっぱりわずかにだるさが残る。
夫も午前半休とってくれ、一緒に退院してきた。
ナースステーションにもふたりでごあいさつ。
会計が終わって、病院を出て・・・
そしたら、点滴が終わった時以上に、喜びが沸いてきた。
6クール目。終了。
最後の入院はDVDを観て過ごすことが多かった。
今回はあまりお友達もいなくて、静かな入院生活。
発熱したのも初めてだったけど、体調的には一番辛かったかな。
観た映画は・・・
「かもめ食堂」「大奥」「桜田門外の変」「なくもんか」
「めがね」「アメリ」
なんとなく、観たかったもの。ずいぶん見れました。
「インセプション」「ハートロッカー」は時間切れで観られなかったのでまた後日。
退院のその足で、夫と次女の小学校の授業参観をのぞき、
時間があまりなかった中で、食べたかったおいしいパスタ「オリーブの木」で急ぎランチ。
夫はそのまま仕事へ行き、一人帰宅。
6クール終了
化学療法の終わりは経過観察のはじまりで、
本当の不安を払しょくすることはまだまだ出来ないのはよくわかっているけれど、
この区切りのこの気持ちは支えてくれた家族、友達、医療スタッフ、すべての人たちに感謝の気持ちと共に忘れない。
病気のことを明かしていない人も、実は結構多いのだけど、
治療のこと、入院のことを隠さずにすむようになることも気持ちの上でちょっと楽。
すこしずつ、元通りに近づいていこう。