〝そもそも東電の再値上げは新潟県知事のせいなのか?〟——改革を潰すいつものパターン | Down to the river......

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政府や官僚は、原子力規制委員会の「新規制基準」に満たした原発を、年内にも再稼働させようとしています。

この「新規制基準」とは、原子力規制委員会自体が「完全に安全を担保するものではない」と述べています。

事業者(電力会社)に対して「5年間の猶予」を与えてしまっている時点で、もはや「規制」ですらないと思われるのですが……(>_<)。

このままの流れで、本当に原発を再稼働させて良いのでしょうか?





この再稼働問題に関して、テレビ朝日系列の番組「モーニングバード」の木曜日の名物コーナー〝そもそも総研 たまペディア〟(8月22日放送)で問題提起をしています。

「電気が足りない」という理由で、昨年大飯原発を再稼働させましたが、今年のこの記録的な猛暑の夏ではなぜか「節電の啓蒙運動」はありませんでした。

電力供給の余力が充分あることの、何よりの証拠でしょう。

原発の再稼働の理由として「電力不足」を使えなくなった代わりに、新たな理由として「電気料金が更に値上げになる」と最近言われ出し始めました。

原子力ムラは、手を替え品を替えて「国民を脅し」、何とか再稼働させたいのでしょう。

今回の「そもそも総研」は、この辺りも含め「本当に再稼働は必要なのか?」を検証しています。




東電の料金の値上げは新潟県知事の反対のせい? 前編 2013*08*22






誰がみても、泉田新潟県知事の主張は理屈が通っていて「論理的」です。





理屈(論理)では相手をねじ伏せることが無理だと分かると、今度は「人格攻撃」(ネガティブ・キャンペーン)で周囲の人たちの感情に訴えて自らの正当性を主張する手法が、世界中にもよく見られます。

現在の原発再稼働問題は、正にその局面になっています。

言い換えれば、現在原発再稼働キャンペーンの「最終段階」です。

しかし、原発の安全性(技術)といったものは、情緒(感情、または希望的観測)ではなく「論理の範疇」の問題です。

そういうわけで、今回の原発再稼働は「技術的な裏打ち」のないままに行われようとしています。

その意味で「大変危険」です。




東電の料金の値上げは新潟県知事の反対のせい? 後編 2013*08*22






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★ 10/11 追 記

動画が削除されて現在観れないので、同内容の別の動画を「追記として」次に貼り付けておきます。




「再稼働の議論」思惑は交錯している、複数メディアから判断しなきゃ!