もっといい車に、もっと広い家、莫大な残高の銀行口座、そして、入れ替わり立ち替わり訪ねてくる友人たち…。
こういったものは誰もが人生で夢見ることですよね？
私たちは皆、力を手に入れ、尊敬を集め、品位を身に付けたいと思っています。
精神力を操れるようになれば、人生で望むものは、ほとんど全て手に入ります。
皆さんの自分で限界を設けているから、精神力にも限界があるのです。
これらの話を聞いて、精神力を高めるのに役立ちそうだと思いましたか？そう思ったのなら、心を開いて、可能性を追求しましょう。
分かり切ったことから、一歩、外に踏み出してみましょう。
目に見えるもの、感じるもの、聞こえるもの、嗅ぎ取れる匂い、味わえるものに、とらわれてはいけません。
人生には、五感では感じ切れないものがたくさんあります。
本当に精神力を高めたいのなら、広い心で、この真理を理解してください。
誰かを褒めると、褒められた人は間違いなく喜び、笑顔になります。
褒め言葉にはパワーがあるとご存じですか？
「よくやった」とか「この調子で頑張って」といったありきたりの言葉でも、褒められた人には、大きな力となるのです。
褒め言葉について色々分かってくると、褒め言葉には計り知れないパワーがあるのに、十分に活用されていないことに気付きました。
私たちは、他人に認められ、受け入れられたいという願望があるのです。
でもあいにく、大抵の人は褒め言葉を“出し惜しみ”しています。
誰かを褒めれば、皆さんが発したプラスのエネルギーが相手に伝わります。
相手は、努力が大いに評価されたのだと明るい気分になります。
言うまでもなく、敬意や思いやりを示す時は、心を込めましょう。
人は皆、褒められるのが好きです。
でも、本心から褒められるのが好きなのです。
私も、褒められると、いい気分になります。
好感を持たれていると分かると、やはり嬉しいものなのです。
ほほ笑みましょう
地元の海辺で、真夏の太陽のもと子供たちが遊んでいるのを見たら、皆さんはどうしますか？
猫が後ろ足で立つのを見たら？意外なカップルが、ロマンチックな雰囲気に浸っていたら？
思わず、ほほ笑みますよね。
マリア・デュヴァルさんによれば、ほほ笑みは最も簡単に幸せを表現する方法だそうです。
ほほ笑みは不安な人に勇気を与え、落ち込んでいる人を元気づけることができます。
夢を追いかけている人にほほ笑めば、目標に向かう励みになります。
ほほ笑むのは簡単にできます。
苦労を笑顔で隠そうとする人もいますが、ほほ笑むことで実際に自分の中の不安を打ち消す人もいます。
ほほ笑みで町じゅうを明るくすることもできます。
苦しんでいる人の心や魂を癒やすこともできるのです。
だから、逆境にある時でも、ほほ笑んだほうがいいですよ！
悩み
全く悩みのない人はいません。
何をするにしても、この決まり文句を耳にしますよね。
マリア・デュヴァルさんは、人があれこれ悩むのは、何事も苦労しなければ手に入らない道理になっているからだと言います。
欲しいものが何であれ、手に入れるには努力が必要です。
悩みは、人間に与えられた試練です。
人間が神の恵みに感謝することを忘れたために、試練が訪れたのです。
険しい人生を生き抜いていくための強さや意志が試されています。
１日という限られた時間の中で、私たちは何度も悩みに直面します。
悩みを解決しなければ、貴重な時間を心から楽しむことはできません。
おまじないのように優れた解決策などないでしょうが、何かしら手を打つことで事態が好転するなら、そうするしかありません。
