時代劇チャンネルで映画「敵は本能寺にあり」(1960年版)をみました・・・
映画「敵は本能寺にあり」(1960年)をみました・・・
時代劇チャンネルでやっていたので、思わずみてしまいましたよ・・・。
昨年はドラマ版の「敵は本能寺にあり」をやっていたそうですが、今日は1960年版の映画の「敵は本能寺にあり」を見ました。
もちろん初めてみるわけでして・・・。
池波正太郎氏のオリジナル脚本だそうです。
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主役はもちろん明智光秀でしたが、すでに山岡荘八氏の織田信長、豊臣秀吉を読み終わりましたので、本能寺の変の概要はそれなりにわかっていましたが、映画が1時間30分ほどえ短いために、かなり短縮されている感があり、ちょっと拍子抜けでした・・・(汗)
おそらく山岡荘八氏の小説の方が細かすぎるためでもあるかと思います。
山岡氏の小説では秀吉が信長に「猿!」と言われていたのに対して、
日向、光秀は「禿!」(ハゲ!)と言われていたくらいにハゲ頭が象徴の光秀のイメージが強かったですが、この映画の光秀よりも、猿の秀吉の方がハゲなのにビックリ!?
光秀が主役なので、ちょっといい男になっての登場だったと思います。
私が生まれたのは1970年、大阪万博があった年。
この映画はそれよりもさらに10年前の1960年ときますからビックリです。
かろうじてカラーでしたが、今見ると、ある種リアルに見えるのが新鮮に思える40年まえの映画。
昭和の映画を見ますと、今ではなくなってしまった風景などが映画の中で見られたりするのが妙に新鮮に思えたりしますよね。
セットなども、何故かこの当時の方がスタジオって感じがしなくて、ほんとにリアルで実際の建物も、建造物をそのまま使っているような錯覚に思えるのが不思議です。
これを、もう10年ほどまえに見ていたら、ただ単に古い映画だと思うだけだったかもしれませんが、CG時代のいまだからこそ、新鮮に見れるのかも知れませんね。
合戦シーンや本能寺襲撃の殺陣も刀と刀がぶつかり合う効果音や斬った時のブスリ!という効果音も全くなし!
ある種リアルに見えるのがほんとに不思議です。
実に戦国時代をそのまま映画にしたって感じです。
また戦国武将という単語はもちろんなく、「戦国大名」という単語はありましたね。
ほんまに、「戦国武将」って言葉はいつから言われるようになったのか?
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